【2010年4月5日〜4月11日】
●地元の情報源によると、土曜日のカイバル行政区のジャムルッド地区ティラ谷サラ・ヴエラがジェット戦闘機で空爆され、一般市民60人が死亡し、多数が負傷した。
●しかし政府は、谷にある抵抗勢力の拠点を攻撃し、抵抗勢力35人を殺害したと発表している。
●部族民の情報源によると、戦闘機がティラ谷のシラ・ヴェラ地域にあるハミッド・グルの家を空爆した。家は全壊し、子供3人と女性2人が死亡した。近くの水路で働いていた労働者たちが救助に向かったところ、その10分後に再び現場が空爆され、150人以上が殺害あるいは負傷したという。
●殺害または負傷したのは、アフリディ族のコキヘール枝族の人間で、抵抗勢力と全く関係がない人間だった。犠牲者の中には女性もいた(後略)。
60 civilians killed in Tirah bombing●最近パキスタンがアフガン人タリバンナンバー2を逮捕したことは、諜報機関内に変化が出てきたことの兆候と見られている。
●しかしいま米関係者は、ISIが最近逮捕したアフガン人タリバン幹部2人を釈放していたことをつかんだ。
●釈放を察知した米軍や諜報関係者によると、釈放は公表されていおらず、パキスタンの治安機関がいまだにアフガン人タリバンを支持していることの証拠だという。この件で、いかにCIAとISIの関係が複雑なものであるかがわかる。
●関係者は、ISIの監視は極秘であるために、釈放されたタリバンの身元を明らかにできないという。しかし釈放されたのはタリバン幹部で、アメリカが指名手配にしている者だという。
●(中略)「2人を逮捕し、その後釈放した」と、パキスタンと関係のある米軍関係者が述べた。ISIがこのように行動したことから、「DNAを変えることがいかに難しいかがわかる」と述べた。
●(中略)「アメリカの政策が嫌いな人間がいることは事実だ。だからといって、するべきことをしないわけではない」と、あるパキスタン人諜報関係者が述べた。
●(中略)米軍アドバイザーによると、釈放されたタリバンは、バローチスタンで逮捕された者だという。釈放されたのは1月と2月で、ISIがバラダールを他の4人のタリバン幹部とともに逮捕した時期である。
●(中略)米関係者は、逮捕されたと言われている者のうち1人が、実際に逮捕されたかどうか明らかではないという。パキスタンの治安関係者が2月に、クエッタ・シューラのメンバーの1人であるモーラビ・アブドゥル・カビールがノーシェラで逮捕されたと述べている。しかし米関係者は、彼が逮捕された証拠はなく、今となると、本当に逮捕されたのかどうかわからないという。
●(中略)パキスタンは最近アメリカに、CIA工作員や盗聴器機の数を増やすことを許可した。アメリカが提供した盗聴機器のおかげでISIはバラダールを逮捕できたが、パキスタンの諜報機関は自分たち自身の機器がほしいという。
●「盗聴や諜報情報をアメリカに頼っている」と、パキスタン人諜報関係者が述べた。「我々に衛星盗聴機器を与えてほしいと要求しているが、まだもらっていない」という(後略)。
U.S. officials say Pakistani spy agency released Afghan Taliban insurgents●土曜日に実施されたパキスタンの空爆で、抵抗勢力100人近くが殺害された。攻撃は、オラクザイとカイバル部族地域で実施された。
●オラクザイのバイドティ町の検問所で衝突があり、抵抗勢力54人が死亡したと、地元政府関係者のサミウッラー・ハーンが述べた。またカイバル地域では42人が死亡した。ほとんどが抵抗勢力だったという。軍のジェット機がサラ・ワラ地域を攻撃した。現場は、ラシュカレ・イスラームの集会所だったという(後略)。
Officials say Pakistani strikes kill 96 militants●木曜日にロワー・ディールのアカヘール地域で軍、準軍隊、警察、地元の人間の合同作戦があり、抵抗勢力12人を殺害、20人を逮捕した。
●戦闘ヘリタプターも出動して、ロワー・ディール、アッパー・ディール、バジョールのタリバンの拠点を空爆し、隠れ家12ヵ所を破壊した。月曜日にティメルガラで自爆攻撃があって以来、24時間にわたる作戦が実施された。
●軍関係者によると、ロワー・ディールのマイダーン地域で抵抗勢力12人を殺害した。ムンダの住民によると、アカヘール、マイダーンのバンダイ地域で衝突があった。抵抗勢力24人が死亡したとする報道もある。
12 militants killed in Dir Lower●元諜報関係者とイギリスのパスボートを所持するジャーナリスト2人を含む5人が謎めいた状況下で姿を消したが、木曜日になって新たな事実が判明した。タリバンの情報源によると、一行は無事で、南ワジリスタンでワリウル・レーマン司令官の元にいるという。
●「まだプロジェクトを行なっている」と、南ワジリスタンのマフスード抵抗勢力のタリバン司令官が述べた。5人は数日前にTTP司令官のワリウル・レーマンと会うために、北ワジリスタンのミールアリに到着した。
●イマーム元大佐と人権団体会長のハリッド・ハジャワが、アサド・クレイシーというイギリス人ジャーナリストと別のジャーナリストとともに、3月26日に北ワジリスタンに向かう途中、突然姿を消した(中略)。
●あるタリバン司令官によると、一行はミールアリで1晩泊まり、ワリウル・レーマンをインタビューした。翌日タリバンに守られて南ワジリスタンに移り、まだそこで仕事をしていると述べ、拉致されたという報告を否定した。
●(中略)一行がいる場所を特定することは拒否したが、南ワジリスタンのシャクトイのどこかだという。
●1月にアメリカの無人偵察機が、何度もシャクトイを攻撃している。ハキームッラー・マフスードもここで殺害されたと言われる。
●タリバンはまだマフスードの死を否定し、戦略のために地下に潜ったと主張している。タリバン司令官によると、イマーム大佐の一行は、2〜3日後には戻るだろうという。
●(中略)最近ハリッド・ハジャワを含む何人かが、政府とハキームッラー・マフスードが率いるマフスード・タリバンとの間を仲介しているという報告もある。
Report says missing ex-intelligence officials, journalists with Taliban●パキスタン軍報道官によると、アフガニスタンとの国境付近で激しい戦闘があり、抵抗勢力18人を殺害した。
●金曜日の戦闘は、オラクザイの検問所を襲撃しようとした抵抗勢力との間で発生した。治安部隊が報復し、抵抗勢力4人を逮捕。兵士1人が負傷した。
●先週もバイゾティ地域のこの検問所が襲撃され、政府軍と抵抗勢力との間で戦いが発生した。パキスタンは3月中旬にオラクザイで作戦を開始し、これまでで抵抗勢力300人を殺害している。
Pakistan troops kills 18 militants in northwest●アフガニスタン南東部で国際軍のヘリコプターが墜落したと、金曜日にNATOが報告した。タリバン報道官が撃墜したと述べたが、アフガン政府関係者によると、技術上の欠陥だという。4人が死亡した。
●NATO報道官は、ザーブルで夜間、ヘリコプターが墜落したとだけ述べている。
●当初ザーブル政府報道官のムハンマド・ジャーン・ラスゥリヤールは、ヘリコプターが撃墜されたようだと述べたが、その後技術上の欠陥だったと訂正した。現場は州都のカラートから11キロ離れた地域だと述べ、当初報告されていた地域よりも離れた場所である。4人が犠牲になったという。
●タリバン報道官のカリ・ユースフ・アフマディは、この地域で活動する抵抗勢力が深夜に機体を撃墜したと述べた(後略)。
NATO helicopter downed in southeastern Afghanistan●ブンブレット谷からヌーリスタンに拉致されてたギリシア人社会活動家のアタナシアス・レロウニスが6ヵ月ぶりに解放され、チトラルに戻ったと関係者が木曜日に述べた。
●アタナシアス・レロウニスは水曜日早朝、チトラルのオルスン村のパキスタン政府関係者に引き渡された。タリバンは重要なタリバン指導者4人の解放を要求していたが、アフガン人タリバン司令官のラハマットゥッディン・ヌーリスタニだけが、アタナシアスと引き換えに解放されたという。ラハマットゥッディン・スィディーキとして知られているこの司令官は、北西辺境州のスワジ地区で治安軍に逮捕されていた。
●ある情報源によると、政府はギリシア人の解放のために、身代金を支払ったという。ただしチトラルの政府関係者ラハマトゥッラー・ワジールは、治安組織が無条件で解放させたと主張した。
●法機関がギリシア人社会活動家をチトラルの法廷に連れ出して経緯を報告させたが、ジャーナリストたちは面会を禁じられた。その後安全な場所に移動し、諜報機関に保護されている(中略)。
●これまでカラーシャ谷の有力者を含むチトラルの使節団が3度ヌーリスタンを訪れ、アタナシアスの解放を話し合った。話し合いは失敗したが、政府に彼の写真とタリバンの要求を伝えていた。
●アフガン人タリバンは、パキスタンが拘束しているムッラー・オバイドゥッラー幹部司令官、ウスタッド・ヤシール元報道官、ラハマトゥッディン・スィディーキの釈放を求めていた。アフガン人タリバン内に意見の相違があり、ギリシア人をパキスタンから拉致したことに関して意見が対立していた。
●ヌーリスタンのタリバン影の知事、ムッラー・ドスト・ムハンマドはこの件に関して強い態度をとっていたが、他のタリバンたちは柔軟な姿勢を見せていた。パキスタン人政府関係者はかなり前から、タリバン司令官のラハマトゥッディン・ティディーキとアタナシアスの交換に同意していた(後略)。
Taliban release Greek social worker●TTP幹部、一説にはモーラナ・ワルウル・レーマンと会談したと言われる元ISI関係者のイマーム元大佐とハリッド・ハジャワ、そして英国パスポートを所持する2人のジャーナリストは、北ワジリスタンのミラリで最後に目撃されたままだ。
●しかしコハート出身のムスリム連盟ナワーズの元国会議員ジャヴィッド・イブラヒム・パラチャが語ったところによると、TTP指導者のムフティ・ワリウル・レーマンはハリッド・ハジャワの活動に疑いを持ち、ハリッド・ハジャワが2ヵ月前にこの地域を後にした直後、ミランシャー近くにあった自分の極秘拠点がアメリカの無人偵察機で攻撃されたと不満を述べていたという。一行の身の安全に関しては楽観的で、数日後には解決するだろうと述べた。
●部族民の情報源によると、イマーム元大佐と人権団体会長でもあるハリッド・ハジャワ、2人の英国パスポートを所持するジャーナリストとその運転手たちは、数日前にミラリで目撃された。ミラリに滞在中、TTP司令官、おそらくワリウル・レーマンと会い、外国の報道番組が制作するドキュメンタリーのためのインタビューを行なった。
●情報源によるとタリバン司令官とのインタビューのあと、彼らと前から一緒にいた髭を剃った男が、イマーム元大佐一行を近くの家に連れて行った。その後のことは、わからないという。
●政府幹部も、一行がミラリで目撃されたあと、2週間前から突然行方不明になっていることを認めた。部族民の情報源によると、イマーム元大佐たちは2週間前にバヌーのバスターミナルから、ミニバスに乗って北ワジリスタンに向かったという。
●バスの運転手は、チトラル帽を被ったイマームとハジャワが、ウルドゥー語とパシュトー語で同行していた大きなビデオ・カメラを持った3人の男性と話をしているのを見て、怪しく思ったという。髭を生やした2人の男のうちの1人が余計なお金を払って他の乗客を乗せないでほしいと頼んだために、バスの運転手は彼らをワジリスタンに連れて行くことを断わった。
●一行が別の運転手のもとへ行くと、運転手は、バヌーとミランシャーの間には多数の検問所があり、治安関係者からワジリスタンに入ることを阻まれるだろうと述べた。一行は多額の金を払い、運転手にザルワームからタール〜スピーンワム道路を通ってミラリに行くという、めったに使用されない山道のルートを使用するように要求した。彼らをミラリに連れて行った運転手はその後バヌーのバスターミナルで目撃されているために、一行は無事目的地についたと思われる。
●ジャビッド・イブラヒム・パラチャによると、北ワジリスタンや国境地帯で活動するほとんどすべてのタリバン組織と話したところ、一行を監禁していることを認めた組織はないという。この地域のタリバンはハリッド・ハジャワがワジリスタンを訪問していることを把握しており、ワジリスタンにジャーナリストを連れて行くと言っていたために、彼らを待ち受けていたという。ジャーナリストたちは、反米ドキュメンタリーを制作していたと、この元議員が説明した。
●イマーム一行はコハートでパラチャと一晩過ごし、その後3月26日にワジリスタンに向かった。ハジャワは2ヵ月前にもサウジとエジプト出身のアラブ人とともに、政府の車に乗って北ワジリスタンを訪れ、アメリカとの話し合いに関して話し合った。ワリウル・レーマンは、ハジャワがミランシャーを去った直後、自分の秘密の基地にいたところをアメリカの無人偵察機に攻撃されたという。幸いにも生き延びたが、仲間6人が殺害された。パラチャは、ワリウル・レーマンからこのことを聞いたという。
●ハジャワはパンジャーブ人タリバン司令官のウスマンとミランシャーで接触したが、他のタリバン組織の人間は、ハジャワが来る事を嫌がっていたようだ。ウスマンは故モーラナ・アブドゥル・ガジの部下で、謎めいた状況下でイスラマバードのラールマスジッドから消えた。政府と軍はウスマンが陸軍本部を襲撃したと見ている。
Kidnapped ex-ISI officials, British journalists last seen in Mirali●カブールで外国人を誘拐したとして投獄されていたタリバン司令官が、刑を終える前に早々釈放されていたことがわかった。
●2004年にカブールで国連活動家3人を拉致したとして16年の刑を宣告されたアクバル・アガが、去年8月に釈放された。
●彼の友人によると、カルザイ大統領により恩赦されたという。しかし大統領報道官は、そのような事実を思い出すことはできないと述べた。
●国連の職員は、カブールで誘拐された初めての外国人だった。1人が北アイルランド人女性で、残りはコソヴォとフィリピンの男性だった。3人は拉致された1ヵ月後に解放された。
●アクバル・アガは、タリバン系の組織、ジャイシュ・ウル・ムスリミーン(ムスリム軍)に、誘拐を実行させた。しかし彼と一味は逮捕され、アクバル・アガは長期刑を求刑された。
●しかし『BBC』は、アガは去年の夏、極秘に釈放されたことをつかんだ。国連もこのことを11月に知ったという。
●アガの友人によると、カブールから出ないという条件で、カルザイに恩赦されたという。釈放は公にされていないが、アフガニスタンの元責任者のカイ・イーデによると、釈放が計画されたことを聞いたという。彼はこの件を、カルザイと話題にしなかったことを認めた。
●(中略)アフガニスタンのある人権団体によると、金や影響力のある人間が多数、極秘に釈放されている。このほかにも、麻薬密輸やレイプ犯の釈放が、明るみに出ている。
Taliban kidnapper released early●アメリカ人は激怒し、支持者たちは呆れ返り、野党議員たちは彼が狂ったと思っている。
●今月になってカルザイ大統領は3回怒りが爆発し、去年の選挙不正を外国人のせいにし、外国軍が国政に介入していることを非難し、タリバンの仲間になるとさえ脅迫した。
●昨日は抵抗勢力たちに彼の申し出を拒否され、ホワイトハウスには外交の上で冷たくされて、大きな打撃を受けた。
●オバマ政権報道官のロバート・ギブスが、予定されている5月12日のカルザイのワシントン訪問に関して、まだ計画はあるが、「カルザイの今後の発言如何で、今回会談を行なうことが果たして意味があるかどうかを考える」と付け加えた。
●アフガニスタンの指導者が抵抗運動に参加する可能性があるという考えに関して、タリバン報道官のザビウッラー・ムジャーヒッドは「うわべのものにすぎない。アメリカ人たちに支配されているのではないという印象を与えようとしているだけだが、全く嘘だ」。
●「もし本当にタリバンに参加したいなら、まず裁判を受けるべきだ。外国軍をアフガニスタンに連れ込んだことに関して、裁かれるべきだ。彼がアフガニスタンを支配していた間に起きたすべての犯罪に対して、裁かれるべきだ。さらに今も続いている汚職問題に関しても。そのあと初めて我々は、彼と組むか組まないかを決める」。
●エキセントリックになった大統領は、土曜日にカンダハルで行なわれた内輪の会議で、タリバンに参加すると脅迫した。またタリバンは、正当的な抵抗運動と捉えることができるとさえ語った。「もし外国に圧力をかけられたら、タリバンに参加するかもしれない」と、議員たちに語ったという。
●この発言は、先週アフガン国会が、アフガニスタンの選挙監視委員会を無効にできる法案を否決したあとにあった。「憲法に違反していた」と、ある議員が語った。
●ある議員によるとカルザイは、抵抗運動と反抗の間には明らかに違いがあると主張した。この法案を通過させなければ、今回の反抗は抵抗運動に変わり、私もそれに参加する」と述べたという。
●これまでアフガニスタンの歴史では、外国と近づきすぎる指導者を拒否してきた。170年の間、スーパーパワーの友人たちで自然死した有力者はごくわずかだ(中略)。カルザイの支持者たちでさえ、彼が暴走しすぎていることを心配する。「たった1人の人間のために、世界との関係を悪化させることを傍観していられない」と、ある関係者が語った。
●(中略)2008年にカルザイは、英軍がヘルマンドの状況を悪化させていると非難し、両国間の関係が緊張した。アフガニスタンの国連責任者として、アシュダウン卿が着任することも妨害した。先月は、ワシントンが彼をワシントンに招待することを中止すると、イランのアフマデネジャド大統領を招待し、米批判をすることを許した。オバマ大統領が最近アフガニスタンを訪問した間に、再び延期された。関係者は、まだ計画はあると主張している。
●つい最近は、カルザイはアメリカ、イギリス、CNN、BBC、タイムズ紙、ニューヨークタイムズ紙、UN、EUの選挙監視委員を、8月の選挙に関して自分に陰謀を企んだと非難し、そのために数百万の投票が無効になったと主張した(後略)。
Mr Karzai raged at Afghan MPs that there was a 'fine line between resistance and revolt'●ISIの元関係者2人とフリーランスのジャーナリストが、コハートで行方不明になっている。
●ISIのイマーム元大佐とハリッド・ハジャワ元連隊長の家族によると、2人はフリーランスのジャーナリスト、サド・クレイシーが、タリバンとアルカイダのドキュメントを作るのに協力していたという。
●一行は部族地帯でタリバンの指導者たちと会ったあと、家に帰宅する途中だった。
●誰に拉致されたかは明らかではないが、この2人の元ISI関係者は、タリバンやアルカイダとつながりがある。
Two former ISI officers, journalist missing from Kohat●月曜日に、イスラーム過激主義者たちが車爆弾と手榴弾を用いてパキスタン北西部の米領事館を襲撃して、4人を殺害した。
●これに数時間先立ち、パキスタン軍の攻撃を支持していた世俗政党の集会を狙った攻撃があり、45人が死亡、70人近くが負傷した。
●(中略)ペシャワルの米領事館の入り口から20メートル離れた検問所で、車を用いた自爆攻撃が発生した。さらに多くの爆発物を搭載した第2の車が、入り口から15メートル離れたバリケードに突入した。「運転手は、ここで車を爆発させるしか選択肢がなかった」と、ペシャワル警察長官のリアカット・アリ・ハーンが述べた。
●2度目の爆発で、ビックアップの前を歩いていた自爆ジャケットを着た2人の過激派が死亡した。
●目撃者によると、3度目、あるいは4度目の爆発があった。地元のテレビ局が録画した映像て、巨大な雲が町の上に立ち上がった。投降するかのように手を挙げている2人の人間から数メートル離れた場所で、爆発が起きる映像もあった。
●(中略)領事館に発砲した攻撃者たちは警備員の制服を着ていた。
●(中略)死亡した4人は、警備員3人と一般市民1人だった。そのうちの2人の警備員は領事館が雇用した人間だという。3人目はパキスタン人準軍隊兵士だった。
●タリバンが、攻撃に対して声明を発表した。
●(中略)この攻撃に先立ち、ロワー・ディールで、政府が北西辺境州をカイバル・パフトゥーンハワという名前に変更しようとする案を支持しているパシュトン・ナショナル党の記念集会を狙って、自爆攻撃が起きた。
●「爆発が起きる数秒前に、警察官が犯人を発見した」と、地元警察責任者のムムターズ・ザリン・ハーンが語った。「警察官が発砲したが、すでに遅かった」。ティメルガラで開催されていた集会で、45人が死亡したという(後略)。
US consulate attacked in northwest Pakistan