【2010年11月15日〜11月21日】


■タリバン戦闘員49人と米兵6人、クナールの作戦が死亡[101118 Longwar Journal]

米軍とアフガン軍が、クナール州のピーチ河谷で1週間にわたる作戦を実施した。この作戦で「敵に大きな打撃を与え」、タリバン戦闘員49人と米兵6人が死亡したという。

11月12日のブルドッグ・バイト作戦が実施され、東部のピーチ河谷にあるワタプール谷の村々に存在していたタリバンの拠点が標的となった。この地域は、パキスタンから入ってくるタリバンとアルカイダの中継点で、去年の冬に米軍が閉鎖した前哨基地があったコレンガール谷から、5マイルしか離れていない(中略)。

米軍によると、アルカイダはクナールやヌーリスタンにはあまり侵入していないが、「外国人戦闘員」150〜200人がいると見られている(中略)。

クナールとヌーリスタン、そして国境を越えてパキスタンのバジョールで活動するアルカイダとタリバン司令官カリ・ジア・レーマンは、まだクナールにいる可能性があるという(中略)。

カリ・ジアはパキスタン人タリバン指導者のファキール・ムハンマドやビンラディンと関係がある。彼の戦闘員はチェチェン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、アフガニスタン、その他多数のアラブ諸国の出身者だという。今年の初め、パキスタン政府はカリ・ジアが空爆で殺害されたと主張したが、その後彼はメディアに登場して、パキスタンの内相をあざわらった(中略)。

クナールのアルカイダ司令官幹部は、エジプト人のアブ・イフラス・アル・マスリである。彼はアフガニスタンで何年も過ごし、地元の部族民と結婚している。アブ・イフラスはクナールのアルカイダ作戦責任者で、アブ・ウバイダ・アル・マスリがアルカイダの外部作戦部門の責任者に昇進したあと、現在の地位に就いた。アブ・ウバイダは、2008年に病死した(後略)。

hoon49 Taliban fighters, 6 US troops killed during Kunar operation
Bill Roggio

■無人偵察機の攻撃で「過激派20人殺害」[101116 BBC]

パキスタン北西部でアメリカの無人偵察機による攻撃があり、過激派20人が死亡したと、パキスタン関係者が述べた。火曜日の朝早く、北ワジリスタンのバンギ・ダラで層中の車にミサイル2発が撃ち込まれ、外国人戦闘員4人が死亡した。その後近くの家屋にミサイル4発が発射され、11人が死亡した。他の5人がどこで死亡したかは、明らかではない(後略)。

hoonPakistan drone attack 'kills 20 militants'

Sniffed Out By Trail Dog 0-1, 2003 - 2010.