【2012年1月16日〜1月22日】
●日曜日にパキスタン人タリバンが、自分たちの指導者であるハキームッラー・マフスードが、北ワジリスタンに対するアメリカの無人偵察機の攻撃で死亡したという報道を否定し、自分たちの動向を知るための敵の戦略だと述べた。
●「報道に真実はない。しかし彼は人間であり、いつ死んでもおかしくない。彼はムジャーヒッドであり、我々は彼が殉教することを望んでいる」と、TTP報道官のイーサヌッラー・イーサーンが語った。
●欧米の報道機関が、1月12日に起きた北ワジリスタンのダッタヘール地域に対する無人偵察機の攻撃でハキームッラーが死亡したと報道した。治安関係者が、過激派同士が彼が死亡した可能性を話し合っているのを傍受したという。
●しかしTTP報道官は、ハキームッラーは生存しており、戦闘員を率いていると主張した(中略)。TTP指導者に近い別の2人の過激派幹部指揮官もこの報道を否定して、ハキームッラーがメディアの前に出てくるのを待ち構えているのだと述べた。
●(中略)ある情報源によると、12日の無人偵察機の攻撃で死亡した9人の大半はトゥルクメン人だったという。「自分の知る限り、12日の犠牲者のほとんどが外国人だった。ダッタヘールのような僻地にハキームッラーがいることはない」という(後略)。
TTP denies reports about Hakimullah Mehsud's death