【2012年2月6日〜2月12日】

■無人偵察機、パキスタンのアルカイダ指導者殺害［120209AFP］

●木曜日に実施されたアメリカの無人偵察機によるミサイル攻撃で、パキスタンにおけるアルカイダ責任者が殺害されたと、関係者が述べた。

●バドル・マンスールは、アフガニスタンに戦闘員を送り込み、北ワジリスタンで訓練者を運営していたが、アフガニスタンとの国境近くで起きた夜明け前の攻撃で殺害されたと、パキスタンの関係者と彼の組織の人間が語った。

●「彼はミランシャーで深夜、ミサイル攻撃で死亡した。彼の死により、アルカイダがパキスタン国内で攻撃することが難しくなった」と、パキスタン政府幹部が語った。彼の追随者の1人も、その死を確認した。「バドル・マンスールがミサイル攻撃で殺害された」と、彼の組織の過激派が語った。

●ミランシャーの諜報関係者もマンスールが殺害されたと述べたが、異なる見解のパキスタン人もいる。「まだはっきりしない。まだ断定できない」という。

●ミランシャーの建物に対する攻撃で、過激派4人が殺害されたと報道された。パキスタンの諜報関係者によると、マンスールはイリアス・カシミリが去年の6月に無人偵察機で殺害されたあと、彼の後継者となって「パキスタン国内のアルカイダの実質的な指導者」だったという。

●（中略）マンスールは40歳くらいで、パンジャーブ州のデーラ・ガジ・ハーンの出身である。自分の訓練所を設置するために、数年前にミランシャーに移った。