【2003年06月16日〜06月22日】


■北朝鮮に核技術を提供してないとカスリ外相[030622 The News]

パキスタン外務大臣のKhurshid Mahmud Kasuriは日本の川口外相に、パキスタンは北朝鮮に核やミサイル・テクノロジーを提供していないと述べた。2人はタイで行なわれた15ヵ国月外相会議に出席した。

パキスタンの外相がパキスタンは北朝鮮と核開発をしないということを聞いて、日本側は非常に満足したと、外務省のスポークスマンが述べた。

hoonNo nuclear technology transfer to N-Korea: Kasuri
CHIANG MAI


■パキスタン、ビンラディンの資金を凍結[030622 BBC]

ビンラディンとパキスタンのテロ支援組織の銀行口座を凍結したとパキスタン。

パキスタンの新聞「The News」によると、約1000万ドルがテロリストやその組織の口座にあるという。そのうちビンラディンのものはたったの2000ドルで、ペシャワル市内西部にある銀行に保管されていた。

hoonPakistan freezes Bin Laden cash
By Paul Anderson


■イタリアの2人、パキスタンの核施設スパイで拘束[030622 The Nations]

2人のイタリア人が、パキスタンの原子力工場と関係する機密書類を所持していたために、南パキスタンの諜報部によって逮捕された。「この2人は Dera Ghazi Khanのパキスタン原子力センターについての情報を収集していたために、軍情報部により逮捕された」と、州警察のQamar-uz-ZamanがAFPに語った。容疑者はイタリア人で、ムルタンから100キロ西にあるDera Ghazi Khanのホテルで逮捕された。この逮捕のあと、パンシャブ州の内務省は、この地域に外国人が入ることを禁止した。

hoonItalian pair held for spying on Pakistan's nuclear facilities
MULTAN (AFP)


■イタリアのサイクリスト、機密書類保持で逮捕[030622 The Nations]

土曜日に、世界一周中とされる2人のイタリア人サイクストが、パキスタンの原子力研究所に関する機密資料を持っていた容疑不法滞在容疑とで、Dera Ghazi Khan(地名)のホテルで拘束されたという。この2人はBruzzune・35歳とClaudio・40歳で、パキスタンのヴィザを持っていなかった。2人はムルタンに送られたというが、内務省はこれを否定。

hoonItalian cyclists arrested with classified documents
DERA GHAZI KHAN


■パキスタンとアメリカ、アフガン国境での作戦[030622 The Nations]

アメリカとパキスタンの軍隊が、アフガニスタン東部の国境で大きな作戦を開始した。アメリカ同盟軍は、土曜日に過激派たちの逃走路を遮断するために空輸された。

同盟軍とアフガン政府軍が共同でゴシュタやナンガハール州での作戦に参加。ゴシュタはパキスタン国境から30キロのところにある。作戦の実施はカルザイとの話し合いで決められたという。

ナンガハール州はこれまでアルカイダの拠点とされ、最近ではゲリラ戦が頻発。「アフガンからパキスタンに逃げ込まないよう、国境を固めている」とアメリカ軍スポークスマンのColonel Rodney Davisが、アルカイダやタリバン、ヘクマチアルを指して述べた。「リーダーたちを捕らえ、テロへの戦争に勝利する」。また水曜日からアフガニスタン東部では、ナンガハールとクナール州の国境を越えないよう警備しているとも。

アメリカ兵は、金曜日にヘリコプターや車輌で国境に集結したと、ナンガハール州知事がAPに電話で述べた。「アメリカ兵は夜遅く到着した。2日前に連絡があり、国境に3〜4日いると言ってきた」。軍は家宅捜査ではなく、国境を管理すると言ったという。アメリカ軍はパキスタンとの国境を形成するカブール川沿いに進み、アフガニスタン人の通訳を連れていたとも述べた。さらに、パキスタンも戦車を国境に送っているとも。「国境のあちら側では、パキスタン軍が2日前に到着。戦車も来た」。

500人近くのアメリカ同盟軍が、今月初めにDragon Fury作戦を開始。パクティア州の隣のシャヒコット谷でタリバンとアルカイダを捜査していた。数日後にはDragon Fury II作戦も同じ地域で展開。今回の作戦は、アフガン・アメリカ・パキスタンの間の三者会談の後に行なわれた。アメリカ同盟軍の司令官General John Vines、アフガン治安アドバイザーのZalmay Rasoul、パキスタンの軍高官が会合したという。

またAPの特派員がつけ加えたところによると、クナール州のピーチ・ダラで何者かがロケット弾を発射し、ISAF(国際平和維持軍)の兵士3人が死亡、5人が負傷したという。この攻撃は金曜日の深夜発生し、ピックアップは大破した。後に、アサダバードに駐留していたISAF軍が現場に到着して、犠牲者をカブールに空輸したという。またISAFはパキスタンとアフガニスタン国境にある山岳地帯で、容疑者の隠れ家をつきとめ、奇襲した。彼らは新型の武器用い、交戦があったという。

ISAFは最近タリバン司令官2人、Abdul WaheedとSulaiman Safiを逮捕している。ISAF軍がアフガニスタンとパキスタンとの間の国境に注目していることは重要だ。

ペシャワールからの情報によると、Mohmand族は国境の国境警備隊のチェックポストで抵抗運動をしているという。国境の状況は、今、非常に緊迫している。未確認情報によると、現状況を考えると、ISAFとアフガン政府軍はアサダバードを去り、Mohmand族が支配する部族地帯に移動しているという。パキスタンは、Mohmand行政区のKavezaiとLalpuraに準正規軍を送り、チェックポストを制圧しようとしている。

国境地域からの情報によると、Khoga Khel族はアフガニスタンに対して共感をもち、パキスタン軍の通過を阻止しようとしている。また彼らはLalpuraにつながるTaringi Kandaoのチェックポストをすでに押さえ、パキスタン軍に発砲したという。まだ犠牲者はいないようだ。パキスタン軍のほうは今のことろ、クナールとナンガハール地域の新しく作られた8つのチェックポストを制圧したという。しかし、Khoga Khel族はTaringi KandaoとAnargee地域で軍を阻止しようと抵抗、交戦が続いているという。

アフガンの長老Abdul Malik Malikzaiは、パキスタンはアフガン領内にチェックポストを設置したので、攻撃をしているのだという。パキスタン兵5〜6人が土曜日の交戦で殺され、今のところ、彼らの侵入を防いでいるという。しかし、パキスタンもアフガニスタンもこの情報を認めてない。

情報によると、親アフガンの部族たちがジャララバードの高官、ナガハールとアサダバードの本部、クナール州の本部に、パキスタン軍に抵抗するために軍を派遣するように要請していたという。

パキスタンは金曜日に部族民たちの支持を確認してから、2500人の正規軍と国境警備隊を国境地域に送った。Mohmand行政区の政府高官は、Mohmand行政区のGhalanaiの高官が、パキスタン軍の奇襲隊Special Services Group(SSG)が国境地帯に20台の車輌で向かっているという。

ohgarrPak, US operation on Afghan border
KABUL(AFP)


■テープによると、アルカイダがサウジ爆破事件にかかわる[030621 AP]

覆面した武装戦士が土塀の家の前で、新しいアルカイダの自爆テロ攻撃があることを予告、ビンラディンのテロ・ネットワークはサウジとモロッコで作戦を行なったと、ビデオで述べた。もし本物とすれば、このビデオはリヤドとカサブランカの自爆テロ事件についての最初の犯行声明となる。

このビデオは土曜日にAPが入手。アフガニスタンにおけるアメリカに対抗しようと、アルカイダ、前タリバン政権の残党、ヘクマチアルの支持者の3者が結束したことをうかがわせる。

Abu Haris Abdul Hakimと名乗る覆面男は、この3者の代理人だと述べ、アラビア語を用いたが、国籍は告げなかった。

ビデオは、ヘクマチアル組織の諜報部員から入手。彼はこれはヘクマチアルの声明であり、ヘクマチアルはアルカイダとタリバンとともに戦っていると述べた。ホワイトハウスはコメントを拒否。

覆面男は、アルカイダはまだ活動していて、今月中に攻撃を計画。「オサマはアフガニスタンで生存している」と述べた。また攻撃はアフガニスタンで行なわれるとは述べたが、さらに拡大するとも。「最近のリヤドとモロッコの攻撃は我々の殉教計画の一つだ。今後さらに攻撃が続くだろう」。

男は6月14日とサインされた紙を見せた。「パレスチナ、チェチェン、カシミール、イラクの兄弟よ、あなたがたに近々いいニュースがある。アメリカの支配に関してだ。今月中に、アメリカに対する自爆テロという形で実行される」と語った。

アメリカは、最近アフガニスタンで攻撃を開始している。土曜日にはアフガニスタン北東部の国境近くで作戦を開始。パキスタンから越境しての攻撃を防ごうとしている。

またビデオでは、今度の攻撃は、カブール、カンダハル、スピンボルダックで行なわれたものとは桁外れに大きななものだとも。「我々の殉教者たちはクナール、コシュト、ガルデズ、ジャララバード、カブール、ロガールで結束している。攻撃の準備をしている」。

タリバン政権の時代、このAbu Haris Abdul Hakimは、アルカイダからのメッセージを、イスラム過激派の公式通信社である「Bakhtar」に語ってきた。先週は自爆テロ志願者を募集するチラシがアフガニスタン南西部で出回った。これには、タリバンの重要な軍高官Mullah Akhtar Uzmaniがサインしていた。さらにこのチラシには、名指しされた3人のアフガン高官を更迭にしなければ、今月末までに自爆テロを行なうと書かれていた。

諜報部によると、アルカイダとタリバン、ヘクマチアルは一緒に行動しているが、ほとんどの地域では別々の指令系統をもっているという。アフガニスタン北西部では、アルカイダはAbu Ali Al Malikiによって指令されている。彼は92年から95年にかけての内戦で、ヘクマチアルと共に戦っていた。またこの地域の重要なタリバンは、Mullah Abdul Raoufで、前パクティアの州知事である。

garrohTape Says al-Qaida Behind Saudi Bombings
By KATHY GANNON


■アメリカ、アフガン・パキスタン国境を閉鎖するよう要求[030621 Reuters]

土曜日にアメリカは、アフガニスタン東部での空爆を行ない,アルカイタやタリバンが越境して攻撃できないよう、アフガニスンとパキスタンの国境を閉鎖するよう要求した。

アメリカとアフガニスタンは、パキスタン側からテロリストがやってくることを訴えている。ナンガハールとクナール州では、“Unified Resolve”作戦を展開して、反同盟軍の「聖域」とこの作戦の間に国境を越えてくる反同盟軍を一掃しようとしている。

アメリカ軍はすでに地上軍を投入。「タリバンには聖域はない。アルカイダにも聖域はない」とアメリカのスポークスマン。「リーダーたちを追跡している。確実にテロへの戦争に勝利する」。

アフガニスタン司令官は、パキスタンは現在国境に沿って警戒していて、何人かは国境を越えている、これがアメリカの作戦の一部なのかはわからないと述べた。何千というパキスタンの国境警備隊員が、戦車やヘリコプターとともに国境を越え、アフガニスタンの村人たちとの間で衝突が起きている。彼によると、攻撃はトルハムで始まり、ジャララバードを通り、ナンガハールやクナールに広がっていったという。

パキスタンの軍のスポークスマン、Major General Shaukat Sultanは、このような攻撃があったことは否定。

ohUS forces in bid to seal Afghan-Pakistan borderKABUL


■イランが、アフガニスタンの水を濁らせる[030621 Asia Times]

最近のアフガニスタンの状況を考えると、パキスタンは拡大するゲリラ戦を防止するために、これまで以上にアメリカ軍の後援部隊を演じなければならない。同時に、確実にアメリカによって圧力をかけられているイランは、アフガニスタン、イラクに対して、まだ切り札をもっている。その切り札を使うことにより、アメリカはこれらの国にさらにかかわることになり、アフガニスタンへの関心をそらさざるを得ない。

イラクと同様に、テヘランを拠点とする10人以上の重要なHezb-i-Islamiのリーダーたちの助けを借りて、イランはアフガニスタンの抵抗運動のために、補給線を確立している。Hezb-i-Islamiのリーダー、ヘクマチアルは亡命先のイランからアフガニスタンに戻り、アフガニスタンでの最も組織化された抵抗部隊を指令している。

反政府分子に近い情報筋によると、アメリカ軍はいま二重の危険に直面している。まず、より組織化され、より武装化し、より訓練された抵抗運動により、ゲリラ戦は強化された。ジャララパードとカンダハルの灼熱地獄の裸の山々が舞台となるのだ。抵抗部隊はチェチェンやウズベクの志願兵により膨れ上がり、ある情報筋によれば、自爆テロ志願者たちもこれに参加しているという。次の問題は、アメリカ軍が依存しているアフガニスタン政府軍とカブールの行政のなかには、Hezb-I-Islamiシンパが多数いて、いつでも寝返る可能性があることだ。

これに対処するために、アメリカとその同盟軍は、国境沿いではパキスタン軍の協力のもとに、ジャララバード、カンダハル、ザブル、ファラー、ロガール、ガズニ、コスト、パクティア、パクティカ、クナールで作戦を展開しなければならない。これらはまず空爆から始め、ゲリラ・ユニットを孤立化するために、軍事活動を行なうことになるだろう。

これらの作戦は、アメリカ、パキスタン、タリバンとの間の実験的な話し合いの後に決定された。最初の接触はタリバンによって拒否された。というのは、その仲介役が以前のタリバンのリーダーMullah Ghousであったためで、彼はタリバンがまだカブールにいたときに、その地位から追放されていたからだ。次の会合は別の仲介者によってお膳立てされ、クエッタで行なわれた。しかし実のある話し合いにはならなかった。

重要な動きとして、パキスタン政府は木曜日にMullah Ghousに3つの歩兵隊を送り、アフガニスタンのクナール州とナンガハール州の間の国境を監視した。「この地域の準軍事的部隊に正規軍が加わり、前線を守る」と高官が述べた。数日後には、チャマン付近の国境でも同じような措置をとる準備があるようだ。このような状況は、79年に始まったソ連侵攻の時と似ている。赤軍はゲリラ戦に繰り返し苦戦し、善戦することはできなかった。

このシナリオはイランにもあてはまる。イランと接するアフガニスタン西部の国境付近はいまのところ他の地域よりは安定しているが、ここで不穏な動きが始まったとしても、それは偶然とはいえないだろう。とくにSheen Dand空軍基地は絶好の標的となり得る。Hezb-i-Islamiは、西で強い。そしてヘラートのイスマイル・ハーンと接触している。最近イスマイル・ハーンは国際部隊をヘラートから追放した。イランとの国境地域は、抵抗行動のバックヤードとなり得る。

アフガニスタンの無秩序と武将・軍閥の台頭は、96年にタリバンが権力についた時の状況と似ている。そしてタリバンの出現により、少なくとも国は秩序を回復した。パキスタンのいくつかの集団も、タリバン運動の再出現を待ち望んでいる。パキスタンがタリバンを支持していた時代、アフガニスタンで大きな影響力を振るった人々である。例えば、前ISI長官Lieutenant-General Mehmood Ahmedである。Mehmoodはムシャラフ大統領によって選任され、9.11以後、タリバンとの平和的な交渉役を任された。しかし、Mehmoodは逆に、アメリカと戦うことをタリバンに進め、援助した。その後アメリカがタリバンを攻撃した10月に更迭され、自宅軟禁となった。今は解放され、パキスタン軍が所有しているFauji Fertilizerの取締役となっている。

パキスタン軍のなかの、このようなタカ派が再びアフガニスタンで動くことを待ち構えている。

smellgarrIran muddies Afghanistan's waters
By Syed Saleem Shahza


■ペンタゴン、F-16の引き渡しを否定[030621 Daily Times]

パキスタンの国防相Hamid Nawaz Khanは、ワシントンがF-16の引き渡し約束したという話はまだ聞いてないと述べた。「我々はF-16を確保するだけでなく、防衛力を近代化するために、他の武器も手に入れるために全力を尽くしている」。「F-16については何も聞いてないが、彼のアメリカ訪問の最中に何が起こるか、なんともわからない」。「パキスタンの武装化のために、最善の装備を購入したい」。

ペンタゴンのスポークスマンは、戦闘機の譲り渡しについての報告は否定した。

hoonPentagon denies deal to deliver F-16s
AFP、ISLAMABAD


■最近逮捕されたアルカイダ容疑者、情報が豊富[030620 The Nations]

水曜日に北西辺境州で逮捕された、アルカイダの「世話役(facilitator)」Al-Jazeeriは、怪しいテロ活動ネットワークについて、さまざまな情報をもっていることが判明した。

「世話役」であるがために、一般のアルイカダが知らないような情報を知っている。たくさん情報をもっているにちがいない」と内務大臣のFaisal Saleh Hayat。水曜日に5人の容疑者がペシャワルで逮捕されたが、彼はなかでも最も重要人物と思われる。5人は全部アフガン人とアラブ人だったという。

Al-Jazeeriは現在、外国の諜報部とともに、パキスタンの捜査員から事情徴収を受けている。ある情報筋によると、この逮捕は、ペシャワルの外国銀行から膨大な額のお金を引きおろした3人のアフガン人に続き、先週末逮捕されたサウジ国籍の男から得た情報による。

hoonLatest al-Qaeda captive full of information
Faisal Saleh、ISLAMABAD(AFP)


■トラック運転手、アルカイダによる計画で有罪[030620 Washington Post]

ビンラディンと会ったことのあるオハイオ州のトラック運転手、カシミール生まれのアメリカ市民、Iyman Farisが、ニューヨークのブルックリン橋崩壊や同時にいくつかの攻撃を計画していたとして有罪になった。

弁護士、John D. Ashcroftによると、Farisは勤勉なトラック運転手だったが、二重生活をしていたという。アルカイダに資金を調達したり、「超軽量」飛行機についての情報や、線路を切断する道具や吊り橋のケーブルを切る道具を捜していたという。これらの情報を得てから国はすぐに対処し、この春、テロ警戒注意報を出した。

現在、とある外国で捜査を受けているKhalid Shaikh MohammadがFarisについての情報を提供。Ashcroftはテロ計画の捜査はまだ進行中で、他のテロニストが拘束されたり尋問を受けているかどうかについては、答えを拒否した。

9.11以後、FBIはアルカイダの訓練所にいたことを認めた6人のイエメン系アメリカ人、テロ計画を手伝おうとしていた2人のデトロイトの男、タリバンを支援したことを認めたポートランドの男を、物的証拠をもって有罪を言い渡したり、または有罪を宣告されている。

Faris、またの名Mohammad Raufは、20年の刑に服することになる。彼は抗弁の条件として、アルカイダ捜査に協力することに同意した。

Farisは2000年の終わりにパキスタンに行き、ソ連・アフガン戦争の際に仲良くなった友人と、アフガニスタンのアルカイダのキャンプに行なったという。この友人はビンラディンの「右足」と呼ばれ、アルカイダにさまざまな物資や提供していた。

Farisはアルカイダ要員が逃亡に用いる、超軽量飛行機を捜すように言われ、カラチのインターネットカフェでこれを調べたという。また2人は2000個の寝袋を工場に注文して、アフガニスタンに送ったらしい。2001年12月には、イエメンに行こうとしていたアルカイダ・メンバーのために、6枚の航空券を入手。2002年初頭には、Khalid Shaikh Mohammadに紹介され、カネと携帯電話のつまったカバンを彼に運んだという。

Khalid Shaikh Mohammadはニューヨークで2つのテロを計画していることを告げる。ブルックリン橋攻撃である。中略。

Farisのパレスチナ人の友人、Ayman B. SaedはFarisと会社を設立。きのう話をきいたところ、2人でパキスタンから衣服を輸入する仕事をしようとしていたが、そのままになっていたという。Farisがテロ容疑で有罪になったと聞いて驚きを隠せないようだった。彼には数年会ってないという。

garrTrucker Pleads Guilty in Plot By Al Qaeda
Brooklyn Bridge, D.C. Cited as Targets
By Susan Schmidt


■アルカイダメンバー、昨年日本に入国しようと計画[030620 Daily Times]

アルカイダの6人が、偽造パスポートを使って日本に入国を計画していた。この6人は、2002年にイスラム教に改宗した日本人に接触したと読売新聞の夕刊。「パキスタンのアルカイダへの取り締まりは厳しい。ヨーロッパやアメリカより日本に入国するほうが簡単なために、6人を日本に送りたい」と、改宗した日本人にエージェントが接触してきたという。日本は、この情報の入手先は、明かにしなかった。

エージェントは、6人がインド、パングラデシュ、パキスタンの偽造パスポートをもち、それぞれにつき100万円払うことを約束したという。改宗者がこの申し出を受けなかったため、計画は実現しなかった。

読売新聞によると、何人かのアルカイダは日本に入るのに成功しているという。95年にはMohammed Khalid Salimが1000個のラジオ部品を購入。何人かは95年のムバラク大統領暗殺事件と関りがあったともいう。Khalid Shaikh Mohammadもアルカイダに入る前、87年に日本に入国。岩の粉砕方法を学んで帰ったという。

hoonAl Qaeda members planned to enter Japan last year
AFP、TOKYO


■パキスタン、F-16引き渡しに沸く[030620 Daily Times]

10年以上前に、パキスタンがアメリカから購入したF-16戦闘機が、今になってようやく引き渡されることになったという。「もしアメリカが我々にこれほど良くしてくれるのなら、これ以上のことがあるだろうか」とパキスタンの高官。「アメリカは、我々が既に支払済みのF-16機をなかなか渡してくれなかったが、今になって、さらに進化した新しい戦闘機をくれるというのは、普通のことではない」。

アメリカのDefence and Foreign Affairs journalは、ワシントンは最新のロッキード・マーチン式の機種を与えるという。パキスタンは80年代に、28機の戦闘機を購入、支払いも済ませている。しかしアメリカは91年に、パキスタンが原爆計画を持っていないということを明言しなかったために、その引き渡しを拒否。一方ニューデリーは、インドに対して用いる危険性があるとして、アメリカがパキスタンに戦闘機を与えることに反対した。「我々は過去において、パキスタンへの武器の引き渡しはこの地域にさまざまな問題を作り出した。これらの武器は、すべて我々に対して用いられている」とインド外務省スポークスマンのNavtej Sarna。

smellPakistan delighted by reports of F-16s release
ISLAMABAD


■アメリカのトラック運転手、アルカイダ支援で有罪[030619 Reuters]

アフガニスタンでビンラディンに会ったトラック運転手、Iyman Farisは、アメリカを目標としたテロ攻撃をしようと計画していたことを認めた。Iyman Farisはカシミールで生まれで、94年にアメリカに入国、コロンバスでトラック運転手をしていた。

弁護人、John Ashcroftによると、Farisはある親友と2000年に、パキスタンからアフガニスタンにかけて旅をし、アフガニスタンのアルカイダ訓練所でビンラディンと出会ったという。Farisは2000年の終わりに、ビンラディンの部下が「超軽量」飛行機について尋ね、アルカイダは「逃亡用飛行機」を手に入れたいと言ったという。2ヵ月後に、カラチのインターネット・カフェで、飛行機についての情報を集め、アルカイダに報告したという。

2002年に、Khalid Shaikh MohammadがFarisに、吊り橋のケーブルを切断することで、ブルックリン橋を破壊するよう指令をだした。そしてそのために必要な道具を手配するよう、指図したという。2002年4月にパキスタンから戻ると、「ガス・カッター」とブルックリン橋について研究したという。2002年4月と2003年3月の間に、第三者を通して親友にいくつかの暗号化したメッセージを送り、必要な道具がそろわなかったことを伝えた。

Farisは2002年の終わりにニューヨークに行き、橋を下見したが、警戒が厳しいために、ケーブルを切断することはできないと思ったという。2003年始めに、成功しそうもないという意味の「気候が熱すぎる」という暗号のメッセージを送った。

garrUS Truck driver pleads guilty to al Qaeda support
By James Vicini、WASHINGTON


■イスラム過激派とムシャラフ[030619 Jane's]

2002年10月の選挙以来、パキスタンの北西辺境州はイスラム原理主義の支配下にあり、国の政策にその影響力を増大させてきた。Muttaheda Majlis-I-Amal(MMA) はムシャラフにとって、大きなお荷物となりつつある。

以下がこのイスラム政党とムシャラフとの対立である。

 1. 6つの宗教政党からなるMMAはシャリア法を採用することを決めた。

 2. シャリア法を採用し、タリバンが用いた勧善懲悪法に基づく'Hisba force'を計画することで、MMAはムシャラフの軍事政権と対立する、政治的、司法的、警察的組織を作ろうとしている。

 3. 国会では、イスラム政党たちが親軍事政権のZafarullah Khan Jamali首相に対立。ムシャラフの権限について論争している。

 4. MMAはムシャラフに、彼が選挙前に憲法に加えた修正を取り下げるように要求。特に、議会を解散する権限をもち、軍が政府に介入できるようにしたことに抗議。またムシャラフが大統領を辞任するか、軍の長官を辞任するかの選択を迫っている。


皮肉なことに、MMAが野党の筆頭になったのは、ムシャラフの軍事政権のおかげである。これにより、原理主義政党が核保有国パキスタンのなかで、力を得ることになった。これは西欧諸国のリーダーたちを困惑させるために計算した賭けで、その結果彼らはムシャラフの反民主的な政権を支持せざるをえなくなった。実際、ムシャラフはMMAの選挙の勝利を、彼の政権と政策の勝利と認め、アメリカやその同盟国からさらなる援助を得ることに成功した。

hoonIslamic militants and Musharraf


■パキスタンのイスラム政党、アメリカ訪問するムシャラフを警告[030619 Reuters]

木曜日にイスラム政党はムシャラフ大統領に、ブッシュとの会談で、カシミールやイスラエルや国の核実験について譲らないよう、警告した。右翼、Jamaat-e-IslamiのリーダーQazi Hussain Ahmedは、これら3つの事柄についてもしパキスタンのスタンスを緩和すれば、大きな抵抗に遭遇するだろう述べた。

Ahmedは「最近ムシャラフはイスラエルについて柔軟な表現をしている」。「もしイスラエルを認めるような話し合いが行なわれれば、我々はムシャラフを政権の座から引き降ろすよう、これからしていくだろう」。もしアメリカの圧力に屈するようなことがあれば、国家規模の抗議を行なうだろうと脅迫した。「ムシヤラフは外国人の信用を得る必要はない。パキスタン人の信用を得るべきだ」。

ムシャラフがロイターに語ったところでは、パキスタンの多くの国民は、タリバン化に反対だという。

hoonPakistan Islamists caution Musharraf on U.S. visit
ISLAMABAD


■主要アルカイダ容疑者、尋問される[030619 BBC]

内務大臣のFaisal Saleh Hayatは、アルジェリア生まれでパキスタンの北西辺境州に住んでいるAdil al-Jazeeriが、アルカイダの行動についてさまざまな情報をもっているようだ、と述べた。Adil al-Jazeeriは、先立って逮捕されたチュニジア生まれのAbu Naseemから得られた情報により、ハヤタバードで逮捕された。この2人の他に、最近3人のアラブ人とアフガン人が逮捕されている。

ここのところ、逮捕が続いている。先月はFBIとパキスタン諜報部がカラチで、アルカイダのコミュニケーション・ネットワークに関わっているHaffan al-Hashamを逮捕。4月には、3月にパキスタンのISI諜報部員が殺された事件の捜査の際に、この事件と関連があるグループに属する2人を逮捕。この殺人事件は、2001年以後、諜報部員が殺される初めての事件だった。

hoon'Key' al-Qaeda suspect questioned


■ペシャワルで3人のアルカイダ容疑者逮捕[030619 The Nation]

ペシャワールのハヤタバードで、3人のアルカイダ容疑者逮捕。うち1人はアラブ人、Adil al-Jazeeriで、あとの2人はアフガン人だという。

hoon3 al-Qaeda suspects held in Peshawa
PESHAWAR(AFP)


■行方不明の航空機、テロとの関係[030619 Daily Telegraph]

3週間前にルワンダ空港から不法に離陸し、行方不明になったポーイング727は、テロリストの手にわたった可能性があるとCIA。CIAは、アフリカとその近くの国々に、この旅客機を捜すよう呼びかけた。

アメリカによると、この旅客機は2002年3月からルワンダ空港に駐機していて、何らかの裏取引に使われたのではないかという。「Jane's Aviation」のChris Yatesは、似たような例をこれまで聞いたことがないという。Yates氏によると、この旅客機はある時点で、タリバンのためにアフガンに輸送機を飛ばしていたある航空会社が所有していたという。

アンゴラの航空関係者によると、この旅客機が不正書類を提出したために、アンゴラ上空を飛行することを禁止したという。

smellTerrorism fear over vanishing aircraft
By Robin Gedye, Foreign Affairs Writer


■カルザイ、トランス・アフガン道路建設調印のため、イランを訪問[030619 Daily Times]

カルザイ大統領は水曜日に、ウズベキスタン、タジキスタンとともに、中央アジアの国々からイランへ抜ける道路建設の合意に調印するために、イランを訪問。カルザイは二つの3者会談に調印する予定。一つはイランとウズベキスタン、もうひとつはイランとタジキスタンで、どちらもアフガニスタンを通過する道路建設に関連する。

実現すれば、タシュケントからアフガニスタンを通過する道路により、これまで孤立してきたウズベキスタンの政策は変化することになる。ルートはまだ明かにされてないが、イランはできるだけアフガンを通らないことを希望。一方、ウズベキスタンは南に寄ったルートを望み、カラチに出やすくなることを望んでいる。

hoonKarzai to visit Iran to sign trans-Afghan road agreements
AFP、KABUL


■ヘクマチアル、憲法草案をこきおろす[030619 Daily Times]

「Afghan Islamic Press」によると、ヘクマチアルが、いまアフガンで検討中の憲法はアメリカ主導の侵略軍を合法化するために作られていると、こきおろした。アフガンの操り人形政府によって政策されている憲法はロヤ・ジルガのようなお笑い草で、茶番劇だと、去年から現在にいたる18ヵ月の間存続している暫定政府を決定したロヤ・ジルガを引き合いに出して述べた。

カルザイは6月7日に憲法法案を提出し、10月にロヤ・ジルガでこれが承認されることになっている。アフガニスタンは外国軍の支配下にあるため、憲法を設立することはできないとヘクマチアル。「ジェノバ協定により、侵略軍は、侵略国の教科書や憲法を変えることはできない」。

hoonHekmatyar slams constitution draft
AFP、KABUL


■アフガンの平和維持軍の影響力を拡大する[030618 Reuters]

NATOは、カブール以外でも、平和維持軍部隊が活動できる方法を考えていると、同盟軍の将校。いかに軍によって保護されたチームが、アフガン各地の無法地帯でISAFと連動して動けるかを検討しているとも。

「まだどのようになるかははっきりしないが、おいおい打開策を考えなくてはならない」と、同盟軍の司令官がNATO本部で語った。「カルザイが望んでいるように、平和維持軍の影響力を拡大して、彼を助けなければならない」。

hoonDrive on to extend influence of Afghan peace force
By John Chalmers、MONS, Belgium


■ムシャラフ、アメリカの晩餐を料理する[030618 Asia Times]

ムシャラフ大統領のアメリカ訪問は、パキスタンの政治に大きな変化をもたらす土壌を作ることになりそうだ。イスラエル、カシミール、そして核兵器と軍隊の問題も注目される。

キャンプ・デイヴィッドでは、次のようなことが話し合われると予想されている。

 ・宗教的境界線に沿った、カシミールの分割、“Chanab”打開案が採用される。したがって、ムスリム居住地域はパキスタン領となり、ヒンドゥと仏教徒居住地域はインド領となる。

 ・カシミール問題の解決にしたがって、パキスタンの核とミサイル計画を遅延させる。

 ・パキスタンとアメリカとの間で合意した経済援助の取り引きにしたがって、イラクにパキスタン軍を派遣させる。

 ・タリバン運動再開の阻止。今年実施されるアフガンの総選挙の際、パキスタンはヘクマチアル、タリバン、その他のパシュトゥンを含むさまざまなアフガンの勢力と話し合いをもつことで、アフガンを牛耳っている勢力を一掃し、アメリカを助けること。

 ・パキスタン軍の削減。すでに30万人を解雇した。

 ・イスラエルの承認。最初、2国間で“track II”外交を確立。土壌が整ったところで、パキスタンはイスラエルを承認。その見返りとして、アメリカはUS18億ドルの借金を無効とする。アメリカはすでに9.11とタリバン一掃の支援費用として、10億ドルを免除した。

これまでの訪問と違い、ムシャラフの今回の訪米が実りあるものになるよう、すでに下準備は整っている。最近アメリカの南アジア担当の責任者がパキスタンを訪れ、MMA(Muttahida Majlis-e-Amal)のChaudhary Eitezaz Hussain Nawaz Group、PPPP(Pakistan Peoples Party Parliamentarians)のChaudhary Eitezaz Hussain、JI(Jamaat-i-Islami)のProfessor Khurshid Ahmedに会っている。Chaudhary Eitezaz Hussainによると、アメリカはカシミールについて関心があり、またムシャラフ大統領を、政治面における軍の長官として認めているという。

そして高官は、軍のトップの高官たちと、1対1で会談した。これは前例のないことで、会談は極秘に行なわれた。会談内容は明かされてない。

さらに、財務大臣のShaukat Azizが軍の高官に伴われて、パキスタンの原子力研究所Kahota Research Laboratories(KRL)を訪れた。これも前例のないことである。かれらはウラニウムやKRLのメインコンピュータ施設を含む、トップ・シークレット地域を訪れたという。大統領でさえ、これまでここを訪れたことがない。

パキスタンの野党は、いかなる理由でAzizがこの研究所を訪れたのか追求したが、答えは得られなかった。しかしAzizがKRLを訪れたのは「アメリカの捜査官」としてかと尋ねたところ、Azizは財務大臣であり、予算上の都合で研究所を訪れる必要があったという答えが返ってきた。

パキスタンの核とミサイル・プログラムは、今現段階で完成している。国の主要な科学者、原爆の父Dr Abdul Qadeer KhanとPakistani Atomic Commissionの会長Dr Ashfaq Ahmed Khanは数ヵ月前、更迭された。パキスタンは18から20の弾頭ミサイルを所有する。しかし重要なのはミサイルプログラムである。

すべてワシントンのテープルにお膳立てされている。もし合意が得られれば、アメリカの南アジアの地域への野望と結びつき、中国、イラン、ロシアを無力化できる。しかしパキスタン国内では、ムシャラフの評判は落ち、さらに混乱するだろう。

rightMusharraf cooks up an American banquet
By Syed Saleem Shahzad、KARACHI


■国連、カブールで自爆テロを警戒[030618 Daily Times]

国連は、カブールで新たに自爆テロがおこる危険性があると警戒している。

この注意報はすべの国連職員に出された。この2〜3日のうちに、日本製のバイクと2台の日本製の車を使った自爆テロがあるという。標的はアフガン高官、アメリカ大使、アメリカ軍と平和維持軍部隊の司令官だという。一方、国防大臣Mohammad Qasim Fahimの家の外に爆弾が仕掛けられているのが発見された。

garrUN warns of further suicide attacks in Kabul
AFP、KABUL


■国連、アフガンの「時限爆弾」を警告される[030618 BBC]

アフガンで救援活動を行なっている団体たちが、国連に、アフガン全土に平和維持部隊を展開するように要請した。80の団体が、カブール以外の都市の治安はあまりにも悪く、市民の多くがタリバン政権の「良き時代」について語り始めているという。

アフガンは、「憲法の設立と選挙という、非常にデリケートな段階に入った。しかし現在の治安の悪さは、これを失敗させる危険性がある」と国連。国の大部分は国連のワーカーたちの手には負えず、これらの地域は他の民族グループや部族長の嫌がらせを毎日のように受けているという。

現在、12,000人のアメリカ兵を中心とした軍隊がまだアフガンでアルカイダを捜しているとともに、4,600人の国連に認知された平和維持軍がいる。援助団体たちは国連に、8月に平和維持軍に代わって仕事につくNATOにもっと幅広い権限をもたせるよう、要求している。各国はこの考えに賛成はするものの、資金を出すことには消極的だという。特にアメリカは、自分たちの活動に支障がきたすのではないかと、治安維持部隊の拡大をいやがっている。

アフガン軍がこの仕事を遂行するという考えは、楽観的すぎるという。今のところ、予定数70,000兵のうち、まだ4,000名しか訓練していないという。

hoonUN warned over Afghan 'time bomb'


■アフガニスタン、アヘンの記録的収穫[030617 Reuters]

国連の麻薬犯罪事務所によると、アフガニスタンの去年の麻薬収穫量は74,000ヘクタール、または3400トンにのぼり、今年も同じだけ収穫されるという。2003年度は、今まで栽培されていたところでは収穫量は減ったが、新しい地域で栽培を始めているという。

アフガニスタンは、世界最大のアヘン供給国家である。

garrAfghanistan expected to produce record opium crop


■アフガニスタン国防大臣宅の前に爆弾見つかる[030617 Dawn]

アフガンの国防大臣、Mohammad Qasim Fahimの家の前に爆弾が仕掛けられているのを発見。Fahimは現在ドイツを訪問中。彼を狙った犯行は3度目という。

hoonBomb found outside house of Afghan defence minister: report
KABUL(AFP)


■ムシャラフ、パキスタンは過激派を一掃している[030617 Reuters]

ムシャラフ大統領は、ブレア首相との会談後、パキスタン政府は過激派を一掃することに成功していると述べ、またカシミールに過激派を送り込んでいる事実を否定した。

「停戦ラインでは何も起きてない。インド側の主張に惑わされてはならない」と発言。

hoonMusharraf says Pakistan is cracking extremism
LONDON


■パキスタン、過激派を締めつけていると、ロンドンで語る[030617 The Nations]

ムシャラフ大統領は、パキスタンはすべての過激派を締めつけていると、ロンドンでブレア首相に会見したのちに述べた。「パキスタンはあらゆる形態の過激派、あらゆる宗教過激派に対して行動している。これらの過激派は3つの形態をもつ。まず、ビンラディンのアルカイダ、アフガンの崩壊したタリバン政権、我々自身の宗教過激派と武装軍団である」。

「我々はこの3つに対して行動している。大きな成功を治めている。」「アメリカやイギリスがこれを知っていて、理解しているものと信じる」。

ムシャラフは火曜日にロンドンに到着、アメリカを含む四カ国を訪問する。

hoonPakistan clamping down on extremism, Musharraf says in London
LONDON(AFP)


■アメリカ、パキスタン、アフガン高官が三者会談[030617 The News]

アメリカ、アフガンとパキスタンの3カ国から、軍事関係者と外交官を迎えて、イスラマバードで火曜日に話し合いがもたれた。

この三者会談はカルザイによって提案され、「相互の関心を話し合う」ためだったという。次回はカブールで開かれる。

アメリカは、タリバンやアルカイダを一掃するために連合軍を指揮しているが、アメリカ軍は国境沿いにあるパキスタンの宗教学校を爆撃したことで、パキスタンの怒りをかった。アメリカ軍は後に、パキスタンの国境を越えて攻撃者を追跡する権利があると主張した。一方、アフガンとアメリカの高官は、タリバンの指導者がパキスタンの国境地帯から指揮し、越境してくると主張する。カルザイは、パキスタンに隠れているといわれる、4人のトップ・アルイカダの名前を挙げた。

hoonUS, Pakistani, Afghan officials hold first three-way meeting
ISLAMABAD


■アフガン・リーダー、最大の試練に立ち向かう[030617 Reuters]

カルザイ大統領は、これまでで最大の試練に挑もうとしている。武将やその私兵団(軍閥)を解体し、強力でありながらもお荷物になっている国防省を改革することだ。

火曜日にロイターとの会談で、「税制だけでなく、さまざまな改革をこの数か月内でしなければならない」と語った。彼の政治力が危ういだけでなく、国の治安も危うくなっている。外国兵が繰り返し攻撃されるようになった。国の大部分は、治安が悪く、旅できない。武将によって率いられた私兵が、政府軍を圧倒する。

私兵を解隊するためには、まず近いところから改革しなければならない。つまり、国防省である。「国防省に、思い切った改革をする必要がある」。「武器の解除(disarmament)、解隊(demobilisation)、再建(reintegration)の前に、国防省の構造を強化しなければならない」。このDDR政策のもとで、カルザイは正規軍以外の軍隊を解隊しようとしている。しかし外交官やアナリストは、これを実施することにより、国防省にいるアフガン人や治安部隊全体の間に不信感が広まることを怖れている。これらの要職を、少数民族のタジークが占めているのだ。指揮をしているのは、国防大臣のMohammad Qasim Fahimである。カルザイも、このことを認めている。「アフガン人たる者たちは、国全体に属していると認識しなければならない。国防省だけでなく、どこでも同じことだ」。

いまは、国の憲法についてさまざまな論争を行なう、アフガンにとって、もっとも重要な時期である。憲法審議についての話し合いはあまりにも短いと、外交官やアナリストに批判されている。カルザイは、このプロセスを横取りしようとする強力な勢力を退け、「これらの軍閥や武装集団から受ける影響を排除する」と約束した。

カルザイは、国防省や内務省の改革を勧める一方で、この数か月間続いている外国人を標的とした攻撃も心配する。「アフガニスタンで起こっている事件は、外国人によるものだ。テロリズムに走っているタリバンがいるのかもしれない。しかしこのテロの現象は、アフガン外からくる」。

月曜日に、タリバンによる自爆テロを予告するチラシが出回った。カルザイは、ビンラディンが生きているか死んでいるかはわからないが、タリバンのリーダーのオマールは生きている、と言う。「彼は生きている。時々彼はアフガニスタン内にいるという噂を聞くし、いないという噂も聞く。いずれにせよ、近くにいる」。

カルザイは、もし実態のある結果が出せたなら、2004年6月に再び大統領になるという。「アフガンでいくつかやり遂げたいことがある。それをアフガンの人々のためにやり遂げたと思えたなら、そして、再選される資格があると認識できたら、『ここにいるよ』とみんなに告げるだろう」。

彼の1年間について、彼がいかにアフガン人たちに会って楽しかったかを語った。「その他のことは、みんな嫌なことだった。」「アフガンにいると楽しい。アフガン内で旅行していれば楽しい。外国に旅行するのはあまり好きではない」。カルザイはイランに水曜日に発つ。

hoonAfghan leader faces biggest challenge of his rule
By Mike Collett-White


■MMA、アメリカを支持しないよう、政府に圧力をかける[030617 Daily Times]

MMA(Muttahida Majlis-e-Amal)は「アメリカとFBIを軍事的に援助しないよう、政府にもっと真剣に働きかけ、強行な態度で臨むことを決めた」。具体的には、政府はKharanやJacababad空軍基地の使用を許可しないことである。「アメリカはアフガンにすでに空軍基地をもっているので、パキスタンでは必要ない」。

また、FBIのパキスタン国内で行動は目に余るものがある。例えばAhsan Azizの逮捕は行き過ぎだ。18日の会議で、この案件を最終決定するとのこと。

hoonMMA to press govt to end logistic support to US
By Mohammad Imran、ISLAMABAD


■タリバン、外国兵ヘ自爆攻撃を予告[030616 Reuters]

アフガンで戦っているタリバンが、今月の戦闘で多くの兵を失ったことへの復讐としてアメリカ兵とイギリス兵に自爆テロを行なうと脅しをかけた。

アフガンの南西部で脅迫を書いたチラシが出まわり、人々にタリバンを支援して、アメリカをバックにした政府を支持しないよう、呼びかけてきた。「タリバン・ムジャヒディンの自爆テロ部隊が、タリバンの殉教者たちのために復讐をおこなうために編成された」とチラシには記述されている。「アフガン高官やアメリカ、イギリス軍に対して、継続的な自爆テロを行なう」と警告。このチラシはタリバンが配ったものと考えられている。

チラシには6月4日のタリバンとの戦いについて触れられている。この後、4人のドイツ平和維持軍が自爆テロで殺された。

garrTaliban warn of suicide attacks on foreign troops
SPIN BOLDAK


■アフガンで、7人の反ドラッグ・ワーカー殺される[030616 Reuters]

Uruzgan provinceでケシ畑を一掃しようとしていた反ドラッグ・ワーカーたちが襲われ、7人が死亡、3人が負傷。地元の農民の仕業と見られている。

農民はハザラ族で、反ドラッグ・ワーカーはパシュトゥンであったことから、人種的なトラブルも考えられるとも。Uruzganにおけるパシュトゥン人への攻撃は、5日間で2回目で、最初の攻撃では9人が死亡、6人が負傷した。

garrSeven anti-drugs workers killed in Afghanistan
KABUL


■アメリカにおけるアルカイダ・内なる敵[030623 Newsweek]

逮捕されたKhalid Shaikh Mohammadはみすぼらしく見えたが、彼はいまだにテロへの戦争に対して、大きなカギを握っている。アルカイダはまだアメリカ国内で活動しているのか? Khalid Shaikh Mohammadによると、している。

Khalid Shaikh Mohammadが今どこにいるかは、明らかにされてない。もしかしたらヨルダンの刑務所にいるかもしれない。Khalid Shaikh Mohammadがどのていど自白しているかも明らかではない。しかし一緒に押収されたコンピュータと携帯電話をもとに、いくつかのことは自白したようだ。すでに、彼が自白した名前や場所については捜査済みだという。そしてアルカイダの主要な活動は、アメリカ国内で行なわれていたということがわかってきた。今まで何も起こってないのはFBIのおかげや幸運ともいえるが、まだ誰も勝利宣言は出してない。

〈リクルート方法〉
9.11以後、アルカイダは追跡が困難な要員を確保しはじめた。アメリカ国籍の人間や、正規の西欧のパスポートをもち、自由にアメリカに出入りできる人間である。女性や家族を「支援人材」として用いはじめた。またアフリカ系アメリカ人を協力者として探し始めた。Khalid Shaikh Mohammadによると、アメリカにあるモスク、刑務所、大学を通じ、バルティモア、コロンブス、オハイオ、ペオリアにエージェントを送り込み、アルカイダはアメリカに潜行しはじめたという。FBIは少なくともこのなかのひとつを摘発した。

FBIはいまのところ、生物化学兵器や核兵器を用いる計画があった事実はないとしている。イスラムに改宗したブルックリン生まれのヒスパニックが逮捕される事件はあったが、少なくとも、町全体を破壊する力をもつテロ計画はないようだ。一方、ブルックリン橋、飛行機や電車、ガソリンスタンドを爆破する計画はあったようだ。

多くのアルカイダ要員は、まだ逮捕されてなかったり、告訴されてない。ブッシュはテロ容疑者を通常の方法でアメリカで裁判にかけることをいやがっている(Zacarias Moussaouiは自分の裁判を混乱させるのに成功した)。
Justice Departmentは陰で動こうとしている。FBIは何人かの容疑者に直接交渉して、弁護士をつけるより、政府に協力するよう、交渉している。FBIに寝返った要員もいるようだ。ホテルで暮らし、アメリカ国内のアルカイダを捜すために協力している者もいるという。

〈大きな計画を防止〉
協力者たちは、「どこを捜査するか」について語ったが、まだ直接の逮捕には繋がってない。それはアルカイダの組織が、「分割」されているからかもしれない。各組織は独立している。Khalid Shaikh Mohammadは小さな計画を暴露して、大きな計画はまだ伏せているのではと疑う者もいる。

〈防御されてない燃料タンク〉
ニューズウィークが得た情報では、Khalid Shaikh Mohammadは9.11と連動して、ニューヨークやワシントンのガソリン・スタンドを攻撃する計画を立てていたようだが、ビンラディン自身がこの計画を否定したという。ビンラディンは、ハイジャック計画を無事やり遂げることのほうが重要と考えた。9.11以後、Khalid Shaikh Mohammadはガソリン・スタンドを攻撃する命令を受けた。Justice Departmentが明かにしたKhalid Shaikh Mohammadの供述書によると、Khalid Shaikh MohammadはMajid Khanというバルティモアの住人に、「スタンドの地下にある貯蔵庫を同時に爆破するというKhanの計画を進めるよう“依頼した”」という。Majid Khanが、ガソリン・スタンドは無防備で、攻撃するのは簡単と報告すると、Khalid Shaikh Mohammadは破壊力が大きくなければならないと、念を押した。

情報筋によると、Majid Khanは「自白したアルカイダ」で、パキスタンで逮捕されたという。アメリカに短期間旅行したが、そこに隠れることはできなかったという。『ニューズウィーク』が入手した情報によると、家族はバルティモアに住み、ガソリン・スタンドを所有している。Khalid Shaikh Mohammadが語ったことによると、Khalid Shaikh MohammadとMajid Khanはアメリカに爆発物を密輸するために、カラチを拠点とする輸入業者を利用しようとしていた。

Majid Khanはさらに協力者を捜した。Khalid Shaikh Mohammadの自供によると、アメリカのヴィザを所有していたAafia Siddiquiという女性が、Majid KhanがアメリカのIDを取得するために、自分の私書箱を貸したという。FBIによるとAafia Siddiquiは「他のアルカイダ・メンバーがアメリカに入国するために」力を貸すことになっていたという。Siddiquiの行方不明の夫、Mohammad Amjan Khanは、パキスタンに送るために、防弾チョッキと暗視ゴーグルとその他さまざまな軍用品を購入したという。FBIに尋問されてから、これらのものをすべて返したらしい。Siddiquiと夫は両者とも「医者」だといわれ、Siddiquiはパキスタンに逃げ、逮捕されたという。

〈ブルックリン橋の破壊〉
Khalid Shaikh Mohammadは、Majid Khanの他の親戚、Iyman Faris(a.k.a. Mohammad Rauf)とも他の計画をたてていた。このトラック運転手はオハイオに住むアメリカ市民である。飛行機の操縦に大きな興味も示していた。

Khalid Shaikh MohammadはFarisにブルックリン橋を破壊するよう、指示していた。また線路を曲げるための道具を手に入れること、さらに、トラックの下に爆発物をしかけ、商用機の下に停め、飛行機を爆破させることを要求した。どれも実現しなかった。Farisは消えた。『ニューズウィーク』が彼を追跡したところ、彼は自宅にはいる気配はなかったが、先月デラウェア市でスピード違反をして、罰金を払っていることはわかった。

〈完全なる眠れる工作員〉
Khalid Shaikh Mohammadは、Ali S. Al-Marriという男を、「9.11以後、アメリカに到着したアルカイダ・メンパーの仲介人」として挙げている。Khalid Shaikh Mohammadによると、Al-Marriは「アメリカで勉強し、犯罪歴もなく、一緒に旅行できる家族をもつことから、完全なsleeper agent(眠れる工作員)だという。このカタール国籍の男は2001年の9月10日に、ペオリアのBradley Universityからコンピュータ・インフォメーション・システムの学位を取得するためにアメリカに戻った。彼はFBIにより、アラブ首長国連邦にいたアルカイダの「大蔵省」Mustafa Ahmed al-Hawsawiに電話をし、その年の12月にそのことについて嘘をついた罪で告訴されている。Al-Marriの部屋は、ジハードに関連するものでいっぱいだった。アメリカ高官は、サウジ大使館が、Al-Marriの妻が11月にアメリカを出国するのを手伝ったとして、かんかんになった(アメリカは彼女に召喚礼状が出ていたといい、弁護側はこれを否定している)。Al-Marriは嘘をついたことやクレジット・カード偽造の罪について無罪を主張、現在裁判を待っている。

ニューズウィークが得た情報記録によると、まだアメリカにはアルカイダ要員が隠れている。「Khalid Shaikh Mohammadはサウジ生まれでアメリカ国籍をもつAdnan el Shukri Jumahを挙げた。彼は以前ビンラディンが許可を出したアメリカでの攻撃を行なうために、待機している」と、Homeland Securityに記録されている。「el Shukri Jumahはアメリカに6年暮らし、フロリダ大学から学位を受けている。ニューヨークとパナマ海峡で攻撃をしようと待機していた」。このオサマの兵隊は完全に消えた。

しかしながら、諜報部員は、アルカイダと直接つながりをもたない一匹オオカミのほうが、怖いという。「ガザや西岸で起こっていることのほうが心配だ」とある高官がニューズウィークに語った。一匹オオカミの自爆テロリスト、または「他とつながりのないムジャヒディン」。彼らは90年代にアルカイダのアフガン訓練キャンプをさまよい、自分の組織を作った独り者である。彼らはアルカイダよりももっと危険である。

カナダはこれらの人々にとって、絶好の土地のようだ。カナダは6月になって、やっとピザ店経営者とAdil Charkaouiという名前のモロッコ難民を、新しくできた反テロ法に基づいて追放した。パキスタンに「宗教的訓練」を受けるために旅したことを認めているCharkaouiは、2000年にカナダからアメリカに入国した際に逮捕されたテロリスト、Ahmed Ressamとつながりがある。Ahmed Ressamの車の中からは、ロサンジェルス空港を爆破するための爆発物が見つかった。Charkaouiは、9.11の計画やエアフランス機を爆破する計画と関わっていた。

アメリカは、カナダが最後の段階になるまで容疑者たちを取り締まらないと、文句をいっている。ブッシュ政権はもっと行動的だ。FBIがアルカイダに出会ったら、選択肢を与える。協力するか、運命に立ち向かうか。FBIが怖れるのは、彼らがアメリカから立ち去ることだ。ブッシュ政権の一部の者は、テロリストの国籍を剥奪し、追放できるようにする法を作ることを望んでいる。

FBIがすべてのアルカイダを追跡することはできない。9.11以後、なんでアメリカには大きな攻撃がないのか不思議がる諜報部員もいる。「これらの多くの者たちはジハードの精神を失う。家族ができ、仕事を得ると、心の中の炎も消える。ようこそ、アメリカに」。

garrAl Qaeda in America: The Enemy Within
By Daniel Klaidman, Mark Hosenball,Michael Isikoff and Evan Thomas


■カラチへ向けた武器を押収[030616 Daily Times]

ペシャワール警察は、部族地帯でバスに積み込まれていた、膨大な量の武器と麻薬を押収した。武器はカラチへ輸送される途中だった。

押収物は、対空砲弾3400発、ロケット砲弾8発、44口径弾340発、7mm口径弾440発、 8mm口径弾200発、自動小銃「AK-47」3丁、30口径ピストル10丁、ピストルのスペアパーツと手りゅう弾20発。すべて外国製で、このほかにヘロイン4kgに阿片が200kg見つかった。

garrArms cache seized on way to Karachi


Sniffed Out By Trail Dog 0-1, 2003.