【2004年2月2日〜2月8日】


■パキスタン、イラクを反映[040208 New York Times]

ワシントンは先週2つの諜報問題、イラクとパキスタンに振り回されたが、諜報情報が政策に相反するとどうなるかを見る、いい例である。

イラクの大量破壊兵器に対する戦前の諜報情報によりどのような結果になったかは、今、さんざん話題になっている(中略)。「戦前、アメリカや他国があることを主張したイラクの武器は、まだ確認されてない」と金曜日にブッシュ大統領が述べた。「なぜそうなったか、調査する」。

しかしCIAがアブドゥル・カディールの容疑を暴いたにもかかわらず、なぜアメリカ政府が迅速に調査を行なわなかったのか、その理由を調べようとする者はホワイトハウスにはいない。ブッシュ政権はサダムをできるだけ早くやっつけたかったと同じように、ムシャラフとの関係を確立したかったのだ。ワシントンでもイスラマバードでも専門家たちは、ムシャラフはカーンの行動を見て見ぬふりをしていたと言う。

もううひとつの話題は、アルカイダに対してムシャラフの協力が必要だったために、アメリカはカーンのネットワークを阻止することを踏みとどまったのかどうかという点だ。「証拠を無視したのではない」と、政府内の核拡散の専門家が言う。しかしムシャラフ政権に波風をたてないために、「公にしないことに決定した」という。

ワシントンの諜報専門家にとると、カーンはフセインよりも直接的な脅威だったという。彼は15年間も核のレシピを扱っていたのだ。(中略)カーンは何十年も疑惑を否定してきたあと、先週ついに告白した。CIAのテネット長官は先週、カーンの告白はCIAの諜報情報の勝利だったと述べた。しかし世界中から集まった情報の断片は非常に複雑で、パズルのようだった。すべてのことは、被害がすでに出てから判明した。「彼がミサイルの商売をしていたのは、知っていた。そして、核にも着手しはじめたことを疑っていた」と、クリントン時代、非核拡散に関わっていたGary Samoreは振り返る。「しかし彼がイランに核を輸出したことは知らなかった」。そして2週間前、査察団が爆弾の設計図(中国の設計図を元にしたパキスタンのデザイン)をワシントンに持ち帰るまで、リビアに輸出していたことも、もちろん知らなかったのだ。

イランの場合と同様に、いかに諜報が利用されるかが問題だ。核拡散を一掃するためにブッシュはイランとリビアに制裁をすると脅かし、北朝鮮には査察を受け入れるよう要求した。しかし、ムシャラフは別だ。カーンが1人で行なったというパキスタンの話を信じる者は、いない。彼は軍と深い関係があり、軍はカーン研究所を見逃し、輸出に軍用機を提供した。パキスタン政府は何かを知っていたことは、間違いない。

しかしムシャラフが先週カーンと取り引きをしたとき、ホワイトハウスはムシャラフを賞賛した。軍を調査するべきだという要求を「くだらない」要求と却下したときも、ホワイトハウスは何も言わなかった。金曜日にブッシュが、アメリカの脅威になる可能性のある国として、イラン、リビア、アフガニスタンを名指ししたが、パキスタンは含まれてない。

「マキャベリ主義のようにみえるが、目的があるマキャベリだ」とパキスタンの専門家George Perkovichが述べる。「全体像をつかみ、問題を終結するためにパキスタンの協力を密かに得ていれば、やるだけの価値はある。しかし、パキスタンの策略に引っかかっている危険性もある。お金が入るだけの情報を与えるが、問題を根本的に解決するだけの情報は与えてないかもしれない」。

金曜日にパウエル国務長は、アメリカはカーンの行動やネットワークの全体像が必要であることを、ムシャラフに警告したという。しかしムシャラフ自身が16ヵ月前、そのようなことは過去に起きたことがないと主張したのだ。リビアへの輸出は、5ヵ月前にもあった。

政府関係者は、ムシャラフはできる限りのことはしているという。今でも野党からは、アメリカのイエスマンだと非難されている。しかしアメリカにとって価値ある同盟と評価されれば、核の法則は破ってもいいと、他の国も考える危険性がある。もうひとつの危険性は、他国が「核拡散に対するパキスタンの定義――国が核兵器を現代化するためにテクノロジーを交換する必要性があったとしても、それは防衛であり拡散ではない――を採用する危険性がある」とHenry L. Stimson CenterのMichael Kreponは述べる。

hoonPAKISTAN MIRRORS IRAQ
By DAVID E. SANGER、WASHINGTON


■ワジリスタンで新たな作戦完備[040208 Paktribune]

連邦政府は、アルカイダとタリバン一掃のために、南ワジリスタンで新たな作戦を展開することを決定した。

ある情報源が政府高官が述べたとして語ったところによると、政府は部族の軍隊Lashkarが南ワジリスタンでアルカイダやタリバン容疑者に対する取り締まりを終了させたあと、一掃作戦を行なうつもりだという。行政側は、中央から作戦開始のサインを受け取り、近々実行に移るという。行政の警備を担当しているBrig Mehmood Shahがこれを確認した。「近々南ワジリスタンに隠れているテロリストに対して、強硬手段を取る。目的が達成されるまで、続くだろう」と述べた。

Shahは、アルカイダやタリバンを匿っている者は逮捕されるという。また、ジルガの開催を呼びかけ、地元の長老たちにこの軍事作戦のことを知らせることにしている。部族民が政府に協力することを、期待しているという。

いっぽう南ワジリスタンの地元民は、すでに44人の容疑者をLashkarに引き渡した。政府は全部で72人の容疑者を要求している。

hoonAll set for another operation in S Waziristan
ISLAMABAD


■イギリス、アフガニスタンでNATO軍を率いる[040208 AP]

イギリスはアフガニスタン北部で、NATOの国際治安支援部隊を率いることを申し出た。北部では最近、派閥間の戦いが激しく、国がまだ安定してないことを証明している。

イギリスの防衛大臣Geoff Hoonは土曜日に、国際支援部隊のために、Northern Region Groupの指揮をすることを申し出た。イギリスは国連の要請を受けて、アフガニスタンに兵を増強することを申し出ているNATO加盟国のひとつである。北部の5つないし6つの都市で、NATO軍を率いることになる。

北部では、ドラッグ商売とかかわる暴力沙汰が発生し、1人が死亡している。テレビでは、死亡者は20人にのぼったと報道されている。

イギリスのほかには、イタリアが兵士を派遣することにしているが、まだ国会の承認が必要だという。ベルリンは、5000人のフランス―ドイツ軍を派遣できるかもしれないと述べた。この他には、ノルウェー、トルコ、オランダ、そして非NATO国では、スウェーデン、フィンランド、ルーマニアが同盟軍に参加するという。

hoonU.K. Offers to Lead NATO Afghan Mission
By PAUL AMES、MUNICH


■カルザイ、パキスタンから引き渡されたアフガン軍閥を赦免[040207 Daily Times]

パキスタンは、3ヵ月前に逮捕したカルザイ政権を攻撃していたアフガン軍閥を、アフガン政府に引き渡した。情報源によると木曜日、カルザイ大統領はコーシュトの前知事、パシュトゥン族のBadshah Khan Zadranを赦免したという。

Zadranと兄弟のAmanullah Khan Zadranはトルハムでアフガニスタン政府側に引き渡された。Zadranは赦免される代わりに、条件を言い渡されたという。「暴力を否定し、カルザイ政権を支持し、私的に持つ軍隊を放棄する」という。

ナンガハール州知事aulvi Din Muhammadと補佐官のHaji Zahir ShahがZadranと兄弟の2人を迎えたという。「敬意も持って迎えられたが、後に非確認情報だが、2人は目隠しをされ、どこかに連れて行かれた」と情報源が述べた。

hoonKarzai pardons warlord handed over by Pakistan
PESHAWAR


■NATOの活動地域拡大とともに、アメリカ、アルカイダを追う[040206 Reuters]

NATOがアフガニスタンでの活動地域を拡大することになっても、アメリカはアフガニスタンに留まり、ビンラディンを捕らえるまで留まるとラムズフェルド国防長官が金曜日に述べた。

hoonU.S. to hunt Qaeda as NATO widens role - Rumsfeld
MUNICH


■アフガニスタンの自爆テロ犯はアルカイダの息子[040205 Paktribune]

アフガニスタンでカナダのパトロールを攻撃し、2人を殺害した自爆テロ犯は、アルカイダのメンバーの息子だったとタリバンスポークスマンMohammad Saiful Adelが述べた。

1月27日、自爆テロ犯は国際治安支援部隊のパトロール隊に歩いて近づき、自爆した。この男はコーシュト出身のMohammad Abdullahで、去年10月にパキスタンで殺害されたアルカイダのメンバー、エジプト出身のカナダ国籍Abdul Rehmanの息子だったという。「Abdul Rehmanは優れた戦士で、ソ連とのジハードで戦っていた。パキスタンとアフガニスタンで暮らしていた」という。「彼は最近Angoor Addaで行なわれた、パキスタン軍の作戦で殺害された」。「Mohammad Abdullahの兄はFarhadと言うが、彼は2001年の暮れに、コーシュトでアメリカ軍に逮捕された。今はギュンタナモにいる」。

hoonSuicide bomber in Afghanistan was son of al-Qaeda member


■パキスタン、アフガンの抵抗分子を引き渡す[040205 BBC]

去年パキスタンで逮捕されたアフガン軍閥の長が、アフガニスタン政府に引き渡された。

カルザイに反旗を翻す前はアメリカ軍とともに戦っていたBadshah Khan Zadranは、去年の11月、パキスタンの部族地帯で逮捕されていた。Zadranの部下たちはここ2年間、パクティア州で政府を標的に戦ってきた。

アフガン高官によると、Zadranはジャララバード空港に連れて行かれ、そこからヘリコプターでカブールに向かったという。Zadranは裁判にかけられるという。

パキスタン高官は、Zadranの逮捕について詳しいことは述べなかったが、彼の家族はここ数年間、パキスタンのMiran Shah近くの部族地帯に住んでいたといわれる。Zadranの息子Abdul Waliが、父と叔父のAmanullah Khan Zadranがアフガン政府に引き渡されたことを確認した。

Zadranは2001年12月に、カルザイによってパクティア州知事に任命された。しかし彼の軍はコーシュトとガルデズで戦いを繰り返し、結果的に地元民が2002年2月に彼を追い出した。その後カブールは別の州知事を任命したが、Zadranは後継者を追い払うことを誓っていた。周囲の山からガルデズにロケット弾を打ち込み、多数の死傷者が出た。その年の9月には、Zadranの兵士たちがコーストを襲ったが、結局撤退した。

Zadranは、アメリカを援助してタリバンと戦ったにもかかわらず、報酬を拒否されたと非難していた。米軍は彼の戦士を使い、タリバンやアルカイダと戦わせていた。

hoonMr Zadran had a brief spell as governor of Paktia province


■アフガン軍、タリバン兵士をクレーンでつるす[040205 Reuters]

アフガニスタン国軍が、ヘルマンド州でダムを爆破しようとして殺害されたタリバン戦士の遺体を、クレーンで吊るした。

ヘルマンド州のKajaki地方にあるダムを爆破しようとして、別の2人のタリバンも負傷したと、州知事のSher Mohammad Akhundzadaが述べた。殺害されたタリバンは、「Kajakiのバザールで、クレーンから吊るされた」という。負傷した2人の行方も追っている。

最近タリバンの行動は、扇動的になってきている。

hoonAfghan troops hang Taliban soldier from crane
KABUL


■パキスタンの大統領、科学者を恩赦[040205 AP]

ムシャラヤフ大統領は木曜日に、核テクノロジーを輸出した科学者を恩赦し、原理主義者たちの抗議を回避した。宗教政党はカーン博士を罰することに関して、強く抗議していた。

ムシャラフは科学者の謝罪を受け入れ、恩赦することを決定した。しかし国際社会がこれを受け入れるかどうか、まだ明らかではない。「私は彼を擁護したい」とムシャラフ。「国際的な要求と、擁護の間でバランスを取る必要がある」。「英雄を擁護し、国に損害を与えることはできない」と、軍服を着たムシャラフは述べた。

さらにムシャラフは、仲間であるイスラム国家のイランとリビアに、国際査察団にパキスタンの核開発計画の書類を渡したことを非難した。「ムスリムの兄弟は、我々の名前を出す前に、我々に知らせなかった」と述べた。

残る6人の容疑者たちがどうなるかは、まだ明らかではない。

またパキスタンは、国連の査察を受け入れないと述べ、いかなる書類も差し出さないという。さらに核拡散に関して、今後、軍を捜索する可能性はないと付け加えた。それでもIAEAと核の拡散の問題について話し合いたいとも述べ、「私たちは彼らに何でも話す」と語った。

ウィーンでは、IAEAのMohamed ElBaradeiが、核の闇マーケットの捜索はまだ続き、カーンの告白をもとに組織を根絶すると述べた。「カーンは氷山の一角だ。まだまだやるべきことがたくさんある」。「彼は重要人物だったが、1人でやっていたわけではない。連鎖はまだまだあるため、捜査は今後も続けなければならない」。

マレーシアでも、リビアの核計画に部品を送ったと疑われている、首相の息子が経営する会社を捜査することにしたという。この会社は、国際闇マーケットの一環で、パキスタンともつながりがあるといわれる。

hoonPakistan President Pardons Nuke Scientist
By MATTHEW PENNINGTON、ISLAMABAD


■パキスタンの核:大混乱[040205 Asia Times]

今週の公的な発表によると、カーン博士はパキスタンの核兵器計画を、イラン、北朝鮮、リビアに個人的に輸出したという。しかし、カーンに近い人々によると、彼は自分の「告白」を否定し、軍の核拡散計画の陰謀を指摘しているという。

カーンが最初からパキスタンの原爆作りに関わってきたことはすでに明らかだ。またパキスタンの核のノウハウがイランに行ったことも、事実だ。したがって、カーンが核の情報が漏れていたことを知らなかったはずは絶対にない。そして、ムシャラフのジレンマもここにある。

軍が関わっていたとして、ムシャラフがカーンに責任をなすりつけて裁判にかければ、科学者たちは、一気に秘密を暴露するだろう。別の選択肢としては、カーンに寛容になって彼を許し、すべてを知らない科学者を罰することもできる。

最初、ムシャラフはカーンに責任をなすりつけることにしたようだった。それが日曜日のカーンの告白だった。そしてISIの准将が、カーンを中心とした核拡散闇組織の存在について、メディアに語った。

しかしカーンは責任を負う心づもりがなかったようだったので、ムシャラフは作戦を少し変更した。水曜日に内務大臣が4人の科学者に対して、核テクノロジーを他国に流した疑いで、3ヵ月間拘留することを命令したと発表した。この命令は1月31日に遡って発令された。この4人は、Mohammed Farooq博士、Nazir Ahmed博士、Brigadier(retired)Sajawal Khan Malik准将(退役)、Islam ul-Haq少佐(退役)である。彼らはカーンほどは、核の秘密を知らない部下たちだ。そして今、ムシャラフはカーンを裁判にかけないと予測されている。

このシナリオは、水曜日のテレビにカーンが出演したことで、さらに確かになってきた。カーンは核拡散は自分の責任と語り、そして重要なことは、許しを求めた点だ。これで、カーンを無罪にする道が開けた。

この「謝罪」による解決法は、ワシントンも好意的に見る。ホワイトハウスは、政府は関わっていなかったと主張するムシャラフを信じると述べる。アーミテージ国務副長官も、パキスタン政府でなく、パキスタン人が関わっていたと発言している。

《本当に有罪か?》

パキスタンの核計画はZulfiqar Ali Bhutt時代に生まれ、ハク大統領に引き継がれた。そしてベーグ将軍、カラマート将軍、ムシャラフ将軍の名前があがる。ベーグとカラマートの取り調べについて詳しい情報源によると、軍高官やISI、秘密組織が巨大なネットワークを作り、それはアジアから大西洋、南アフリカ、ヨーロッパ、アメリカに広がったという。

ワシントン在住の学者、Hussain Haqqaniが『Asia Times』に次のように語った。Haqqaniはハク大統領のアドバイザーを勤め、ナワズ・シャリフ首相とベナジール・ブット首相にも仕えた。

「ムシャラフは世界に、自分はパキスタンのいいヤツで、自分が軍をコントロールしていることを印象づけたがっている。しかし人口が1億5000万人の国で、彼がたった1人で、欧米にとっての信頼できる盟友になれることは不可能だ。そして彼がパキスタン史の中で、唯一、正しいことができる将軍であるということも信じがたい。ムシャラフと一連の将軍たちが、軍とISIが組織として行なったことを隠すために、カーン博士をスケープゴートにしたのは明らかだ。80年代と90年代に、軍の指導者たちはアメリカに隠れて、戦略的目標を達成した。

そして今、ムシャラフの下で何人かは考えを変えたが、組織の責任を、個人で取るつもりはない。いっぽうムシャラフは、パキスタンの軍とISI幹部は国のあらゆることを支配していると、我々に信じさせようとしている。それでいて、核は彼らの知らないところで輸出されたという。カーンだけに責任をとらせることで、ムシャラフはカーンの友人や部下たちから、軍とISI幹部こそがパキスタンのならず者だと、訴えられるかもしれない。このどうにもならない幹部たちの取り締まりは、きっと要求されるだろう」。

hoonPakistan nukes: General mayhem
By Syed Saleem Shahzad、KARACHI


■パキスタンの父、単独で秘密を国外に広めた[040205 New York Times]

カーン博士は水曜日の夜パキスタンの国営テレビに出演し、核テクノロジーを他国に漏らしたことを認め、国民に謝罪を求めた。「私の行動に責任を持ち、みなさんの許しを乞う」と英語で語った。

テレビに出演する数時間前、カーンはムシャラフ大統領のもとを訪れたが、カーンが許しを求めているその時の映像も、無音の画像で流された。

ホワイトハウスはカーンの告白について何もコメントしてないが、アメリカの専門家は、カーンが罰されるかどうかが問題なのではなく、核テクノロジーの不正流失を止めることが大事だと指摘する。ブッシュ政権はこれまで、ムシャラフの政府にこの件について圧力をかけ続けてきた。しかし、ムシャラフはアメリカに屈していると非難する反対勢力が、イスラマバードで暴動を引き起こす可能性を恐れ、公に出ないよう極力注意してきた。

ワシントンのアメリカ高官は、カーンとムシャラフの間には、何らかの取り引きがあったはずだと語る。おそらく政府が関わっていなかったと主張することで、カーンを裁判にかけないことにしたと思われる。カーン研究所はすべてを軍に報告することになっており、北朝鮮と武器の輸出を行なったときには、軍用機が使用されていた。しかしホワイトハウスにとって、ムシャラフと同盟を結ぶ限り、このことには触れないでいることが懸命だ。「どのような取り引きがあったかはわからないし、真実はしばらくわからないだろう」とある高官が語る。「パキスタンに関しては、最後までわからないことがたくさんある」。(後略)

hoonFather of Pakistani A-Bomb Says He, Alone, Spread Secrets Abroad
By DAVID ROHDE、ISLAMABAD


■タリバンはアフガン政府とは協力しない[040204 The News]

たとえタリバンのリーダーが大統領になったとしても、アメリカが支援するアフガニスタン政府と協力することはないと、タリバン代表が水曜日に述べた。

「タリバンはどんな条件を与えられても、現在の政府には参加しない。政府におけるすべての地位を与えられたとしてもだ」と、Muhammad Saiful Adelと名乗る者が、アフガニスタン東南部から電話で語った。「アフガニスタンに1人でも外国兵がいる限り、政府とは協力しない」という。「オマール師が大統領になったとしても、ユダヤ教徒やキリスト教徒とは協力しない」。

これに先立ち水曜日に、米軍スポークスマンLt-Col Bryan Hilfertyが、アメリカは穏健派タリバンと協力する準備があると述べていた。しかしSaiful Adelは、タリバンには穏健派も強硬派もいない。イスラムは平等の宗教だ。敵が我々を、穏健派と原理主義派に区別しているだけだ。タリバンは、アフガニスタンがイスムラ法に従う独立国家になることを望んでいる」。カルザイ大統領はこれまでも何度も、タリバン戦士たちに恩赦をあたえる準備があると主張してきた。

hoonTaliban will never cooperate with Afghan govt
KABUL


■パキスタンの科学者、漏洩について謝罪[040204 Reuters]

水曜日にカディール博士はパキスタンのテレビに出演し、核拡散疑惑について、劇的な謝罪をした。

彼の告白は、明らかに真実を隠すためのものと見られている。カーンはテレビ出演に先立って、ムシャラフと会見していた。

欧米外交官たちやパキスタン人は、カーンは軍幹部が知らないところで核を輸出できたはずがないと主張する。この件が法廷にかけられたら、軍の秘密が暴露される恐れがあるために、カーンは国家の犠牲になったとみられる。ムシャラフは、カーンの謝罪と引き換えに罪を問わないという取り引きをしたようだ。

「パキスタンの兄弟よ、私は国家を困らせたことについて、深く悲しみ、謝罪したいと思う」とカーンはテレビに出演して語った。「これらの件が、政府の承認を得ずに行なったことを明らかにしたい。これらは自分の責任でしたことで、許しを乞いたい」と英語で語った。

「これは明らかに証拠隠滅だ」とパキスタンのジャーナリストは言う。

イスラム政党は、カーンに対する政府の態度を非難し、アメリカの圧力のために、カーンをスケープゴートにしていると主張した。(中略)

カーンはムシャラフに会ったあと、テレビに出演することを申し出たという。「大統領はとても親切で、理解を示してくれた」とカーンは述べた。「率直に語ったことを、評価してくれた」。

ohsmellPakistani nuclear scientist seeks clemency for leaks
By Mike Collett-White


■科学者に恩赦[040204 Daily Telegraph]

パキスタンはカーン博士を、裁判なしに放免するようだと、ある政府高官が『Telegraph』に述べた。

科学者は現在自宅軟禁にある。(中略)一般の感情や、裁判によって軍幹部の関与が明るみに出る危険性により、裁判に持ち込む可能性がなくなりそうになってきた。カーンがすでにテクノロジーを売ったことを告白したために、「パキスタンの『原爆の父』をこれ以上辱める必要性はない」と高官は述べる。カーンの取り調べに直接関わったこの捜査官は、「大統領に対する野党の力が大きくなっている」時期に、裁判をするのは危険過ぎると述べる。

昨日の『Washington Post』紙によると、パキスタンはこの件を葬り去るもう一つの理由がある。カーンの友人とパキスタン人捜査官が、カーンはムシャラフを含む軍司令官の認知のもとで、北朝鮮を援助したと述べたと語ったという。(中略)

ワシントンもロンドンもムシャラフのジレンマを熟知しているため、カーンを裁判にかけるよう、圧力はかけないと見られる。カーンが恩赦されても、核のネットワークは十分打撃を受けたことで、アメリカとイギリスは満足しているようだ。

カーンは、軍の関与に打撃を与える準備をすでにしていたといわれる。イギリス国籍のカーンの娘が、軍高官やベナジール・ブットやナワーズ・シャリフ前首相を含むパキスタンのリーダーに嫌疑が懸かる書類を持ってすでにロンドンに飛んだことを、ある議員が暴露した。カーンは自宅軟禁になる前、地元の信用のおけるジャーナリストたちに同じような情報を与え、もし裁判に懸けられたらそれを出版するよう、要請したといわれる。

smellPardon for scientist who sold atom bomb secrets
By Ahmed Rashid in Lahore and Robin Gedye


■ムシャラフ、核輸出を知っていた[040203 AP]

カーン博士は捜査官に、核拡散はムシャラフを含む軍高官の完全な認知のもとで行なわれたと述べたと、カーンの親友が火曜日に語った。

しかしイスラム政党Jamaat-e-Islamiは、政府が容疑をかけているような告白を捜査官にしたことを否定した。(中略)

カーンはJamaat-e-Islamiの指導者Qazi Hussain Ahmedに、自分の側の話はいずれするが、今のところ彼の件は「偉大なる神の判決のもとにある」と語ったと、党のスポークスマンul-Azeemが述べた。Jamaat-e-Islamiは、カーンを擁護するための抗議運動をするよう、全国民に呼びかけた。

カーンは、イランやその他の国々に濃縮ウランを作る機械を与えることで、パキスタンの法を犯してないと述べ、ベーグ将軍、カラマット将軍、ムシャラフは、「すべてのこと」を知っていたと語ったという。(後略)

hoonMusharraf Knew of Tech Transfers
By MUNIR AHMAD、ISLAMABAD


■ムシャラフ、核捜査で名指し[040203 Washington Post]

カーン博士は捜査官に、ウラニウムの遠心分離機のデザインや設備を作る援助を、ムシャラフを含む軍司令官の認識のもとで行なったと語ったと、カーンの友人とパキスタン人捜査官が述べた。

またムシャラフに加えて、88年から91年まで軍長官だったミルザ・アスラム・ベーグ将軍も、カーンがイランに核を輸出していることを知っていたと述べ、北朝鮮に対して行なったカーンの援助に賛成していたという。(中略)

捜査陣との会話で、カーンは軍の前司令官とムシャラフに事情を聞くよう主張し、「すべての者が一堂に会するかたちで聴取しない限り、全貌はわからない」と語ったと、彼の友人が述べている。これを受けて、ベーグとともに、96年から98年まで軍長官だったJehangir Karamat将軍が最近、聴取を受けたが、2人とも輸出については知らなかったと述べたらしい。(中略)

あるパキスタン捜査官は、カーンがイランを援助した件において、ベーグは何らかの関わりがあったようだが、「おそらく、イランに輸出される材料や知識では濃縮ウランを作れないと考えていたようだ」と言う。なぜなら、カーンは最も重要な設備は渡さないと主張していたからだ。1991年にカーンがベーグに、研究所の時代遅れのハードウェアをイランに輸出することを告知した証拠が発見されたと、ある高官が述べた。 (中略)

月曜日にある軍退役司令官が語ったところによると、北朝鮮との取り引きは1994年12月、ベナジール・ブット首相がAbdul Waheed軍長官からの要請で北朝鮮を訪問したときから始まったという。その数ヵ月後、カーンは軍高官や研究所の科学者を連れてピョンヤンを訪れたらしい。当時ムシャラフは、Waheed将軍のもとに仕える軍事作戦の長官だった。

1996年1月、KaramatはWaheedにとって代わり、1997年12月、彼はこっそりピョンヤンを訪れたという。その4ヵ月後の1998年4月、Karamatはパキスタンの長距離ミサイル「ガウリ」の実験を行なった。アメリカの諜報情報によると、「ガウリ」は北朝鮮から譲り受けた「ノドン」そのものだと述べるが、パキスタンは独自開発したものだと主張する。

捜査官によるとカーンは、Karamatはパキスタンのミサイル入手の取り引きの詳細を知っていると述べ、Karamatの役割を捜査するべきだと主張したという。またムシャラフも、北朝鮮との取り引きを知っていたとも発言した。ガウリミサイルの実験を行なった1998年10月、ムシャラフは軍長官だった。(後略)

smellMusharraf Named in Nuclear Probe
By John Lancaster and Kamran Khan


■アメリカ将軍、ビンラディン逮捕に楽観的[040203 Reuters]

米軍本部をカブールに移動する式典のなかで、Lieutenant-General David Barnoが火曜日に、今年中にビンラディンとオマール師が捕まるだろうという楽観的な予測をした。

hoonU.S. general optimistic about bin Laden capture
By Sayed Salahuddin、KABUL


■パキスタン、核の告発のあと抵抗[040203 Asia Times]

長期に及ぶ取り調べのあと、パキスタン当局はカーン博士が核拡散に関わっていたという自白をとることに成功した。パキスタンはこれを単なる汚点とするのではなく、アフガニスタンにおけるアメリカに対する援助と取り引きするだろう。

パキスタン政府高官によると、カーン博士は核テクノロジーをイラン、リビア、北朝鮮に流したという自白文を、「数日前」に書いたという。(中略)捜査に詳しい情報源によると、カーンは自白文のなかで、自分と一緒に核拡散にかかわっていた軍関係者と科学者の名前を挙げている。明らかに核拡散は用意周到に計画され、他国も巻き込み、ドバイから飛行機がチャーターされ、目的地にテクノロジーが運ばれていった。カーンは過去2年間、40ヵ国以上を訪問していたことも明らかになった。ドバイ、トルコ、カサブランカ、南アフリカ、マレーシアなどの闇商人に会うためだ。

カーンなどのパキスタン科学者は、長いこと怪しいと見られていた。(中略)そして2年前、パキスタンの科学者とアルカイダが接触している可能性を恐れたアメリカの圧力のために、カーン研究所から追放された。

これと関連して、カーンの前義理の息子のNoman Shahと親友のAzad Jaferryが、取り調べを受けている。情報源が『Asia Times』に語ったところによると、2人はカーンの代理として行動していたという。ShahはUAEで建設会社を経営し、Jaferryはイスラマバードのクラブや豪華なゲストハウス、ヨーロッパのホテルのチェーンなどのビジネスを取り仕切っていたようだ。

《カーンの告白の欠点》

イスラマバードは今度の事件で、核の非拡散条約NPTに調印し、核の査察を受け入れるよう国際社会から圧力がかかることを予測している。パキスタンもインドもNPTに調印してない。さらに核計画を放棄するよう、アメリカから圧力をかけられることも恐れる。

その結果、パキスタン当局はアフガニスタンでアメリカが陥っている窮地から助け出すことを援助することで、アメリカと取り引きをする戦略を考え出した。最近のアフガニスタンの情勢は、パキスタンにとって有利に働くようだ。3月になれば、アメリカはこれまで以上にパキスタンの協力が必要になる。諜報情報によると、雪が溶けたら、アルカイダとヘクマチアルのHizb-i-Islami Afghanistanはパキスタンとアフガニスタン国境沿いの地元民を引き込み、タリバンが失ったアフガニスタンの主要都市の奪回を始めると見られている。

イスラマバードの戦略家によるとパキスタンは、タリバンにアフガニスタン政府に参加し、抵抗運動を中止する和解案を持ち出そうとしているようだ。これがうまくいけば、アメリカはアフガニスタンから撤退できるいい戦略となり、イスラマバードは核開発計画を続行できる。

hoonPakistan fights back after nuclear confessions
By Syed Saleem Shahzad、KARACHI


■私はリビア、イラン、北朝鮮に核の秘密を売った[040203 Daily Telegraph]

カーン博士が、世界の「ならず者国家」に核兵器の秘密を売ったことを認めたと、政府高官が昨日述べた。

パキスタンのジャーナリストに対する記者発表でこの高官は、政府はカーン博士の行動をコントロールすることに失敗したと認めた。テクノロジーの輸出は「個人の利益」のためで、パキスタン政府は関わりをもたないと主張した。しかし専門家はこれに対して疑心暗鬼だ。

昨晩、カーン博士の娘がパキスタンの首脳陣に打撃を与える可能性がある情報を持って国外に逃亡した、という未確認情報があった。

記者発表に招かれたジャーナリストによると、カーン博士は11ページに及ぶ告白文の中で、秘密をムスリム国家であるイランとリビアに流し、これらの国々が核を持つ国家となることで、イスラム世界を強力にしたいと願ったという。北朝鮮に秘密を流したのは、「パキスタンから世界の注目をそらす目的だった」という。(中略)

欧米の高官たちはムシャラフに、もし科学者たちに対して厳格な行動をとったなら、核テクノロジーは科学者の「欲」の結果であり、パキスタン政府のために行動したのではないという、これまでのムシャラフの主張を認めることを個人的に約束している。

カーン博士はその告白文のなかで、軍が不正行為をしていたとは述べてない。「軍については何も語ってない」と高官は言う。「我々の間に諜報情報が不足していたことを認める」。しかし国際社会はこれを認めないだろう。(後略)

smellI've sold nuclear secrets to Libya, Iran and N Korea
By Ahmed Rashid in Lahore and Anton La Guardia


■カディール博士と6人が捜査の的[040202 The News]

(前略)政府は7人の科学者と退役した軍高官を、イランとリビアに核テクノロジーを輸出した疑いで逮捕し、裁判にかけることを公式に決定した。これらの人物は、カーン研究所と関りを持つ者だという。これらの者は、Security of Pakistan Act and Official Secrets Actに関して、法廷で問われることになると、ある高官が『The News』に述べた。高官によると、当局は彼らが私利私欲のために不正行為を働いた証拠を掴んでいるという。

カディール博士は娘に、自分のインタビューを録音したカセットを与えたといわれる。娘は数週間前にこのテープを持って国外に出ているが、テープには、イランとリビアに核テクノロジーを輸出したという最近の話題が録音されている。テープでカーン博士は自分を弁護し、特定人物を非難しているという。政府高官はカーン博士からこのカセットを返却するよう求め、もしこれが海外の反パキスタン的感情を持つ人々の手に渡った場合、国は大きな打撃を受けることを恐れている。娘は、海外から父を弁護しようとしている。

smellProbe narrows down to Dr Qadeer, six others
ISLAMABAD


■パキスタンの核科学者、原子力の輸出を認める[040202 New York Times]

アブドゥル・カディール・カーン博士は15年に渡って、イラン、北朝鮮、リビアに、核兵器に必要な燃料を作るための設計図やテクノロジーを供給したことを認める自白書にサインしたという。

政府は20人のパキスタン人ジャーナリストたちを集め、2時間半にわたって記者発表を行ない、いかにカーン博士が3ヵ国に核の秘密を広めたかを説明した。カーン博士は闇マーケットを支配し、密輸された核のハードウェアをチャーター機に積載して提供したり、遠心分離機の秘密のデザインを輸出し、イランやリビア、北朝鮮の科学者たちに、海外で個人的な説明会を開催していた。カーン博士は、核保有国を増やすことで、欧米がパキスタンだけに注目することを防ごうとしたという。またムスリム国家を助けるためだったらしい。

パキスタン高官が発表した事実は、ムシャラフ大統領、軍、ISIに責任がかからないよう、注意深く作られていたといえる。核が輸出されることを軍が知らないはずがないと、パキスタン人高官もアメリカ人高官も述べる。記者発表で高官はジャーナリストたちに、ムシャラフが核の管理をするNational Command Authorityを設立したあとは、核の輸出はなかったと語った。しかしアメリカの入手した情報によれば、リビアへの核輸出は去年の秋まで続いていたという。

カーン博士が逮捕されるかどうかは、まだ明らかではない。

パキスタン高官によるとカーンはまずイランに、1989年から1991年にかけて、核兵器と関連する設計図を、そして北朝鮮とリビアには、1991年から1997年の間に核テクノロジーを輸出したという。アメリカは、リビアには4ヵ月前まで輸出が行なわれていたとみている。またこれとは別に北朝鮮には2000年まで、別のテクノロジーを輸出していたようだ。北朝鮮は先月、ウラン濃縮プログラムは行なっていないと発言しているために、これは注目に値する。

カーン博士はカサブランカ、モロッコ、イスタンブールでリビアの科学者と会ったという。アメリカ高官は、イスタンブールでの会合については把握していなかったようだ。またカラチでイランの科学者たちに、マレーシアでもある科学者たちに会ったらしい。

カーン博士はドバイから、核ハードウェアを直接、船で輸出していた。北朝鮮には飛行機をチャーターしたというが、政府の飛行機を使った可能性もある。カラチのビジネスマンを通じて、イランに陸路でも密輸をしようとしたらしい。

パキスタンの報告によると、遠心分離機はマレーシアの工場で生産され、この工場は「Tahir」として知られるスリランカ人が作ったという。彼は核拡散のためにカーンが使っていた数人の仲介者の1人といわれる。パキスタン人とアメリカ人高官は、このTahirは現在マレーシアで逮捕されていることを確認した。マレーシアで作られた遠心分離機の部品は、10月にリビアに出荷されたという。この他に「Brummer」「Heinz」「Liech」という3人のドイツ人仲介者がいるらしい。「Hanks」という名のオランダ人もいるようだ。この男は、カーンが以前勤務していて、遠心分離機の設計図を盗み出したUrencoと関係がある。

カーンはパキスタンから、新しくて、まだ実験が終わってない遠心分離機を盗み出したという。いくつかの機械や部品は欠陥があったようだ。

政府が11月に捜査を開始したあと、カーンはイランの高官に手紙を書き、施設を焼いて、援助してくれたパキスタン人が死んだことにしてほしいと頼んだという。また2001年には自分の部下に、この輸出について他人に語ったら殺すと脅迫した。またパキスタン政府は、2000年に核テクノロジーが北朝鮮に漏れているという情報を掴み、カーンがチャーターした飛行機をISIが捜査したというが、何も見つからなかった。2002年の秋、アメリカは北朝鮮がウラン濃縮機を持っているという情報を入手し、これに関してパキスタンに警告したが、パキスタンは北朝鮮との関係を否定した。しかし日曜日の記者発表では、カーン研究所の書類から、設備が輸出されたことを示す書類が見つかったと発表した。2003年2月、アメリカはパキスタン人高官に、イランの遠心分離機を映した衛星写真を見せ、パキスタンのものと類似していることを指摘した。

海外調達の責任者だったファルーク博士は、常にカーンを援助していたという。彼はスリランカ人の仲介者と連絡を緊密にとっていたらしい。このスリランカ人は、パキスタンのデザインを元に、マレーシアに工場を作ったといわれる。ファルークはカーンと共に出張し、イスタンブールやカサブランカでリビアの高官に会い、会話を録音していた。

ムシャラフ大統領は、イード明けの木曜日に、国民に結果を発表するという。

ohKey Pakistani Is Said to Admit Atom Transfers
By DAVID ROHDE and DAVID E. SANGER、ISLAMABAD


Sniffed Out By Trail Dog 0-1, 2003, 2004.