【2004年6月28日〜7月4日】


■パキスタン、イラクに関して締め付けられる[040703 Asia Times]

今週、アメリカ中東指令部のJohn Abizaid将軍と会見したムシャラフは、中東などに軍を派遣することに関して、儀礼的に話し合ったと述べた。しかし今回の会見は、パキスタンに対する締め付けがあったことは、容易に予想される。前ISI長官のハミッド・グルは『Asia Times』に次のように語った。

「インドが太平洋指令部の領域であるように、パキスタンはアメリカ中東指令部にとっての特別な領域だ。Abizaid将軍の訪問はもちろん特別な意味を持つ。まずは部族地帯に関して、そしてイラク派兵の問題だ」。グルは、アメリカがパキスタンを「NATO主要同盟国」にしたとき、パキスタンと取引をしたことは明らかだと信じる。(中略)

アメリカはアフガニスタンとの2240キロに及ぶ国境に、軍を置くことを必要としている。南ワジリスタンの作戦の後に重要になってくるのが、チトラルのドローシュだ。アメリカの諜報は、外国人がこの地域に潜んでいることをつかんでいる。「南ワジリスタンでこれほどの作戦を行なっても、彼らはまだ満足していない。アフガニスタンの米大使は、ワナで行なったことはまだ不十分だと声を上げている」。

グルは、アメリカは今後Qila Saifullah、Shila Bagh、Dal Bandin(バローチスタン)、Khyber、TalとRazmakへの締め付けを始めるとともに、アフガニスタンでも、力の誇示を開始するという。(後略)

ohPakistan in a squeeze over Iraq
By Syed Saleem Shahzad、KARACHI


■警察、行方不明の医師2人を逮捕[040703 News]

警察は金曜日に、6月17日以来、誘拐されたと心配されていた兄弟の医師2人を、逮捕したことを認めた。2人の医師は、Jundullahとアルカイダに深く関わり、資金を流したり治療をしていたと疑われている。

スィンド警察のスポークスマンが金曜日に、「情報により、警察はDr Akmal Waheed とDr Arshad Waheedを逮捕した。2人は15日間、隠れていた」と述べた。車両とVISAカード、パスポートを押収したという。

実の兄弟である2人の医師は、JundullahのフロントマンのShahzad Bajwaと代表Ata-ur-Rehmanの逮捕後、地下に潜ったという。2人は彼らと近い関係にあり、さまざまな援助を与え、テロリストが負傷すると、治療していたらしい。さらにShahzad Bajwaとその仲間のKashifのために、ワナに行く手配もしていた。Al-Mumtaz病院で、Dr Arshad Waheedの助手を勤めていた者が、彼らと同行したという。ワナでShahzad Bajwaらはテロ訓練を受けていたようだ。(後略)

hoonPolice declare arrest of two missing doctors
KARACHI


■オーストラリア人ジャーナリスト、無事[040702 AP]

南アフガニスタンで誘拐されたと心配されていたオーストラリア人ジャーナリストは、金曜日に無事に戻ったと高官が述べた。

オーストラリアのSBSネットワークの記者Carmela Baranowskaは、先週以来行方不明になっていた。イスラマバードのオーストラリア大使館報道官が、「彼女と連絡がとれ、無事で元気であることが確認された」と述べた。

アフガンの治安部隊が、ウルズガン州で彼女を見つけたと、州警察のRozi Khanが述べた。金曜日に通訳のMuhibullahが『AP』に電話を寄越し、無事にカンダハルに戻ったことを報告した。

hoonAustralian journalist safe in Afghanistan
KABUL


■米軍偵察機、ミランシャー付近を偵察[040702 Daily Times]

木曜日、アメリカの無人偵察機が、ミランシャーのバザール付近を低空飛行した。目撃者によると、偵察機は約1時間この地域に留まり、低空飛行したという。

アルカイダの残党たちは、南ワジリスタンでの作戦後、別の部族地帯に逃げ込もう としているとみられている。

hoonUS drone swoops low over Miranshah
By Rehmatullah Darpakhel、MIRANSHAH


■米軍ヘリ墜落、10人死亡とタリバン[040702 Paktribune]

タリバンのスポークスマンAbdul Lateef Hakeemが木曜日に、ザーブル州で米軍へリコプターがタリバンによって撃ち落とされたと発表した。いっぽうジャララバードで起きた爆弾事件に、タリバンは関わってないと述べ、敵対するアフガン人の抗争だという。

『BBC』のRahimullah Yousafzaiによると、タリバンのこの主張に対して、米軍はコメントしてないという。「タリバンは今日いくつかの声明を発表した。ウルズガンで米軍の車列を襲撃、車輌4台を破壊し、何人も殺害したという」。さらにザーブルでも車列を襲撃し、米軍に大きな打撃を与えたと述べた。Rahimullahは、信憑性があるといいながらも、「被害の程度は、彼らの主張よりは少ないと思われる」という。このような事件はあちこちで起きており、これはメディアとプロパガンダの戦争で、どちらも間違った、あるいは誇張した情報を流すと語った。

hoon10 troops killed after US chopper shot down, claims Taliban
KABUL


■オーストラリアのレポーター、捕虜になっていない[040702 Reuters]

アフガニスタンで行方不明になっているレポーターは、捕虜になっていないと木曜日に会社側が発表したが、どこにいるのかは明らかにしなかった。

オーストラリアのSBSテレビのレポーターCarmela Baranowskaは、今週初めからアフガン人運転手とともに行方不明になっている。Baranowskaは木曜日に、母親と『SBS』に連絡してきたという。無事かどうかを確認する前に、電話が切れたが、再び電話をかけてきた。「現段階では、安全のために、これ以上発表しない」という。

hoonAustralia Reporter Says No Hostage in Afghanistan CANBERRA


■警察、シーア派に対する女性自爆テロの計画を暴く[040702 AP]

カラチ警察は、シーア派に対して女性による自爆テロがある可能性があると警告した。

警察捜査官Manzoor Mughalが、「このような攻撃を警戒している」と述べた。Mughalによると、先月のモスクへの攻撃に関係したとして逮捕されたGul Hassanが、ラシュカレ・ジャングイの組織が、シーア派に対して女性の自爆テロを計画していることを述べたという。

シーア派のリーダのAllama Hasan Tarabiも、警察からこのような警告を受けていることを認めた。

garrPolice alert in Karachi as militant reveals plot to use women suicide
bombers against Shiites


■アルカイダを匿った2人、自首[040702 AP]

アルカイダを匿ったとされる2人の部族の長老が、高官に自首した。Sperjai Wazir族のEda KhanとDawar Khanが、シャカイで逮捕された。2人は、6月11日の軍によりシャカイ攻撃の後も、逃走していた。

hoonTwo tribal elders accused of sheltering al-Qaida surrender before
officials


■抵抗勢力と治安部隊、衝突[040702 Dawn]

治安部隊と抵抗勢力が南ワジリスタンで衝突し、交戦した。負傷者はいない模様である。

抵抗勢力が、シャカイ付近のKhamrangチェクポストの治安部隊を襲撃し、両側とも重火器を用いて戦ったという。深い森に覆われたKhamranghは、シャーワラに近い。

hoonMilitants clash with security forces
WANA


■パキスタンとアフガン、交戦[040701 Daily Times]

火曜日の夜から水曜日にかけて、モーマンド行政区のYaqoobi Kandaoの治安部隊に対して、アフガン民兵がロケット弾と迫撃砲が撃ち込んだ。

さらにSam Ghakhi付近の軍のチェックポストにも発砲した。

hoonPak-Afghan forces trade fire GHALANAI


■アフガニスタンに、赤が戻る[040701 Asia Times]

パキスタンのISIとアメリカのCIAは、ソ連のアフガン撤退後、タリバンが唯一の頼み綱だと考えていた。しかしアメリカはタリバンがアフガニスタンをテロ国家に変えてしまったことに気づくと、パキスタンにタリバン支持をやめるように求めた。したがってパキスタンはタリバンと北部同盟以外の、第3の勢力に目を向けた

北部同盟支配を妨害するための第3勢力とは、ヘクマチアルの率いるヒズビ・イスラミ・アフガニスタン(HIA)と、前防衛大臣のShahnawaz Tanai将軍の率いる前共産党政権の組織である。

9.11によって、アメリカはアフガニスタンを攻撃する理由ができた。しかしパキスタンにとっては、何もかもが計画通りにいったわけではなかった。なぜなら第3の勢力は、カルザイ政権が率いる親政府と同盟した北部同盟と、一体化されてしまったからである。

いま、さらに新たな勢力が台頭してきた。早くアフガニスタンから撤退したいアメリカにとっては、好都合だ。この勢力は皮肉にもタリバンの要員、親タリバン派の部族民、ヘクマチアル司令官やその支持者からなる。ヘクマチアルはアフガン抵抗運動を続けている。

《イスラーム要員》

アメリカは長いこと「穏健派」タリバンを育てようとしてきたが、うまくいってない。しかしISIの協力のもとで、例えば前外務大臣のムタワキル氏や、タリバンの主流派から分かれた聖職者などに、近く開催予定の選挙に立候補させる計画が進行している。

これに先立ち、ヘクマチアルの承認のもとで、HIAがカルザイと会った。ヘクマチアルはアフガン政治内にHIAが組み込まれない限り、ゲリラ戦をやめるつもりはない。カルザイはHIAを受け入れようとしたが、NATO高官は、もしHIAがカブールで地位につくとしたら、ヘクマチアルと袂を分かつことが条件だと述べた。当然HIAは何の成果もなしに、ペシャワルに戻った。

いっぽうパシュトゥン出身のHIAのなかには、「前科」があるにもかかわらず、アメリカに受け入れられている者たちがいる。たとえばAbdul Waheed SabaoonはHIAの諜報部責任者であったが、アメリカがカブールを支配するとすぐに逮捕された。彼はQazi Amin WaqadやMangal Hussainとともに、いまやカルザイ政権の強力なメンバーである。計画ではこの3人にHIAが、パシュトゥン出身のHIAの司令官を集めることになっている。

《赤が戻る》

「アフガン人は、共産党員であろうが、イスラーム同胞団であろうと、タリバンであろうと、根本的なイデオロギーには常に忠実である。だからアメリカにとって、これらのイデオロギーのもとに集まったグループ内に、『純粋』な忠誠心をもった者を見出すことはむずかしい」と、前ISI長官ハミッド・グルは語る。

アフガンにおいては、共産主義者が政権に加わることを禁止しているが、いまアメリカは共産主義者、特にパシュトゥン族を受け入れようとしている。したがって良いタリバンのほかに、良い共産主義者を探し始めた。1989年に、ISIは共産主義のリーダーShahnawaz Tanai将軍を使い、ナジブラー政権を転覆させようとした。しかしこれは失敗し、Tanaiはパキスタンに逃げた。当時Tanaiは国防大臣だった。タリバンが出現すると、ヘクマチアルはイランに亡命した。

《クモの網》

タリバンと共産主義が戻ると、ISIのアフガン組織はヘクマチアルとTanaiを中心に、新たな政治的な糸を張り巡らせ始めた。TanaiはPeace Movement of Afghanistanのリーダーで、パシュトゥンの役割の拡大、前ジハードリーダーや宗教政党のために勢力的に動き、アメリカ批判と北部同盟批判を繰り広げる

Tanaiの組織は、選挙の29番目の政党となったために、その動きが注目される。おそらくパクティア、コースト、ガルデズで支持され、パキスタンなどからアフガン共産主義者たちを集めるだろう。これが、タリバン運動を縮小させる力となる。アフガンに、ふたたび共産主義が戻ってきた。

hoonIn Afghanistan, the return of the reds
By Syed Saleem Shahzad、KARACHI


■タリバン、外国人女性を拘束と発表[040630 Reuters]

タリバンの代表と名乗るものが水曜日に、外国人女性とアフガン人を拘束していると述べた。

Hamid Aghaが『ロイター』に、「仲間が外国人女性とアフガン人を拘束していると述べているが、ジャーナリストかどうかはわからない」と語った。オーストラリア人ジャーナリストCarmela Baranowskaが、現在行方不明になっている。

hoonTaliban says holding foreign woman in Afghanistan
SPIN BOLDAK


■アフガニスタン東部で爆発、数十人負傷[040630 AP]

アフガン東部の町2カ所で爆弾が爆発し、27人が負傷するとともに、南部ではオーストラリア人ジャーナリストの行方が心配されている。

抵抗勢力が米軍の補給トラックに放火し、働いていたアフガン人を誘拐した。また別の場所で、政府軍は3人の抵抗勢力を殺害した。

ジャララバードのチェックポストで数分の間隔をおいて、爆発が起きた。5人の警察官と市民22人が負傷したという。爆弾は果物のカートに隠されていたらしい。州政府のスポークスマンFaizanは、タリバンの仕業だと発表した。いっぽうタリバンのスポークスマンHamed Aghaは、タリバンは関わっていないと述べ、ナンガハール州のライバル同士の治安高官間の闘争だと語った。

またオーストラリアの『SBS』で働くジャーナリスト、Carmela Barenowskaの行方がわからなくなっている。Barenowskaは日曜日にカンダハルのホテルを出発し、アフガン人運転手と車で出かけて以来、行方不明になっている。(後略)

garrEastern Afghanistan Blasts Injure Scores
By AMIR SHAH、KABUL


■南ワジリスタン、緊張[040630 News]

南ワジリスタンでは火曜日、治安部隊と抵抗勢力の間で銃撃戦が報告され、当局が要求していた2人の手配者の引き渡しが実現しなかったことの制裁として、ビジネスが閉鎖され、緊張が高まっている。

Ahmadzai Wazir族がワナの行政本部を訪れ、州知事Syed Iftikhar Hussain Shahが約束したように、道路の封鎖を解き、ビジネスへの経済制裁を解除するよう、申し出た。しかし行政官Asmatullah Gandapurは、指名手配者Javed司令官とMaulavi Abbasの引き渡しが実現するまで、制裁は解かないと述べた。2人はアザムワルサックとカルーシャにおける作戦開始時に家がに取り壊されて以来、すでに地下に潜っているという。

アザムワルサック、Santoi、Joni Milaで、治安部隊と抵抗勢力の間で応戦があった。詳細はわからない。

北ワジリスタンで、準軍隊に対してミサイル10発が発射された。今のところ、負傷者の数は報告されてない。

hoonSituation tense in South Waziristan
WANA


■米軍誤認逮捕で大恥[040630 News]

米軍がヘルマンド州で逮捕した2人は、当初伝えられていたようなタリバン司令官ではなかったという。

月曜日に米軍報道官Cindy Beamが、米軍が土曜日にHafiz Abdul MajeedとMohammad Daudを逮捕したと発表した。「彼らが抵抗勢力に武器を供給していた、という証拠をつかんでいる。軍や援助活動家たちにロケット弾攻撃を指図したり、資金の供給やアヘンの密輸に関わっていた」。「作戦により、敵のリーダーが投降した」と述べた。しかし、この声明は間違っていたことが判明した。

アフガン政府高官によると、米軍が逮捕したのはタリバン司令官ではないという。ヘルマンド州の政府高官は、逮捕されたHafiz Abdul Majeedは同州のNaomesh地域行政官で、もう1人は彼のボディーガードMohammad Daudだという。Majeedは反タリバン司令官で、彼の兵士3人はたった20日前に、タリバンと対戦して死亡したばかりだという。

Majeedが米軍に逮捕されたという声明により、米軍内や報道機関は色めき立ち、オマール師の逮捕もまじかと期待されていた。なぜなら本物のHafiz Abdul Majeedは、オマール師の腹心で、彼の組織する10人議会の重要メンバーの1人だからだ。

これまでも米軍は誤認逮捕を行なっている。以前オマール師の逮捕に賞金をかけたチラシを配布したときも、オマール師ではない別の人物の写真を印刷した。結婚式や乗り合いバス、墓地、親政府側の車列に爆撃もしている。

たびたび声明を発表しては、米軍に馬鹿にされているタリバン報道官Abdul Latif Hakimiは火曜日に、Hafiz Abdul Majeedは米軍に逮捕されてないと発表した。月曜日に『The News』紙に、逮捕されたのはHafiz Abdul Majeedではなく、別の男だと電話で話した。米軍は、同じ名前の男を逮捕したにすぎなかったことが、後になって判明した。またMohammad Daudに関しては、このような人物は知らないと述べ、唯一知っているDaudはDaud Haideriで、彼はガズニ州のタリバン司令官Mulla Nasirの部下で、逮捕されていないと述べた。どちらも真実であることが、今回判明した。

hoonEmbarrassment for US military as captured men aren't Taliban
commandersBy Rahimullah Yusufzai、PESHAWAR


■アフガン抵抗勢力、いまだパキスタンの支持を受けるとアメリカ高官[040629 AP]

パキスタンの部族地帯での作戦にも関わらずに、アフガン抵抗勢力はいまだパキスタンの支持を受けていると、アメリカ高官が述べた。

アフガニスタンの米大使、カリルザドが火曜日に、タリバンはいまだパキスタンに隠れ、アフガニスタン側に来ては攻撃を続けていると述べた。「まだ何も変化はない。 (パキスタンは)問題の一部に対処したにすぎない」という。

タリバンの報道官が、土曜日に女性選挙管理委員2人を殺害した爆弾事件を実行したことを認めた。またウルズガン州で、選挙に参加するために登録を済ませた10人が殺害された事件も、タリバンの仕業だという。米軍は最近ウルズガン州のDeh Rawoodで、タリバン3人を殺害している。

カリルザドによると、タリバンは国外で訓練を受け、装備を調達しては、アフガニスタンで攻撃を行ない、再び国外に逃げていくという。

hoonAfghan militants still supported from Pakistan, despite crackdown in
tribal areas, U.S. official says


■米軍とアフガン軍、パキスタンに越境[040629 Daily Times]

米軍とアフガン軍20人が北ワジリスタンのLawara付近に入り、地元の若者30人にアフガン国軍に入るよう、勧誘したという。

ミランシャーに入った情報によると、部族の使節団が米軍とアフガン国軍の司令官と会った際に、国軍に入るための若者の名前を挙げるよう、要求されたという。これを拒否した場合、「強い行動に出る」といわれたらしい。約30分後、パキスタン治安部に追い返された。

いっぽうSasandaiとDangralagar地域に住むPepli族は、米軍に脅迫されたために、約250人の家族がシャーワラ、Guropak、Tangiに移住した。

smellUS and Afghan troops intrude into Pakistan
By Rehmatullah Darpakhel、MIRANSHAH


■部族民、Zalikhel族にAbbasの引き渡しを申し出る予定[040629 Daily Times]

Ahmedzaiワジール族の長老たちは、Zalikhel枝族の長老たちと会い、テロ活動に関わっているとして政府が指名手配しているMaulvi Abbasの引き渡しを要求するという。

いっぽうワナの治安部は、日曜日に逮捕されたMuhammad Nazirは大きな成果があったという。Nazirはあまり外に出でこないが、Nek Muhammadよりも重要だという。タリバンとともに戦っていたが、北部同盟がカブールに入ったあとに逃走したらしい。

hoonTribals to ask Zalikhels today to hand over Abbas
By Iqbal Khattak、PESHAWAR


■ワジリスタンでアルカイダ3人逮捕[040628 Daily Times]

ワジリスタンの治安部によると、日曜日にアルカイダ司令官とその腹心2人を逮捕したという。

国境警察がZalaiチェックポストで、Muhammad Nazirとその配下の者2人を逮捕した。アンゴールアダから、ワナに入ろうとしていたらしい。この男は政府が指名手配している5人ではないというが、この地域のアルカイダネットワークにとって、大きな打撃となるだろうという。

hoonThree Al Qaeda men arrested in Waziristan
WANA


Sniffed Out By Trail Dog 0-1, 2003, 2004.