【2006年4月3日〜4月9日】


■ワジリスタンの嘘[060409 Daily Times]

部族地帯、特に南北ワジリスタンにいる原理主義者、タリバンとアルカイダを掃討する政策は、各方面から非難されている。MMAは、政策はアメリカの圧力のもとに実施されていると主張する。またMMAは、この地域には外国人は存在せず、治安組織はパキスタン人部族民を殺害していると言う。非宗教政党やリベラルな政党でさえ、政府がこの地域に対する手綱を緩めることを望んでいる。さらに暴力沙汰を終わらせ、地元の人間のリーダーとの政治的な話し合いを要求している。改革に関する提案も、繰り返し浮上する。メディアは、暴力沙汰や新たな動きに関して報道するいっぽうで、情勢をコメントはできないでいる。なぜならこの地域に入ることはできず、現在の政策の有効性について確信を持てないでいるからだ。

真実は何だろう。まずは、この地域の外国人について語ろう。

MMAなどの政党は、部族地帯の外国人の存在について、単に嘘をついているだけだ。3年前、北西辺境州、パンジャーブ州、スィンド州から、多数のアルカイダ関係者が逮捕されたことを考慮すれば、彼らがこの地域にいまだにいることは、想像できるだろう。軍や準軍隊は何度も彼らと遭遇し、彼らを殺害している。諜報情報も、彼らが存在していることを明らかにしているし、この地域に行ったことのある者なら、誰でも知っていることだ。(中略)この事実を否定することは、できない。

政治対話については、これまで政府は何度も地元の人間と話し合おうとしてきた。

(中略)しかしタリバンはこの地域深くに入り込み、何をやってもうまくいかない。何よりも、MMAが一番ひどいことをしている。メンバーたちは狭量な、保身的な策略を企てた。連邦軍がこの地域で活動することを許しながら−−州政府の面目を保つために−−MMAは連邦政府にあらゆる嫌がらせを続けている。理由は簡単だ。タリバンとアルカイダに協調し、この地域の支持を得ることを望んでいるからだ。そのために、二枚舌、二重政策を取る。つまり部族地帯の問題になると、MMAは軍のパートナーではない。したがって対話は重要であり、政府は交渉を恐れてはならないにもかかわらず、恐れなくしてテロリストと話し合い、交渉することは逆効果になる。このような状況を考えると、対話の余地はだんだんなくなってきた。

地元の人間は衝突で命を落としているのだろうか。これは事実だ。しかしこのような死は、全体の脈絡の中で考えなければならない。ほとんどの部族民がタリバンとアルカイダに協力的で、反軍的な感情を持つ。全員が武装している。軍には、誰が誰で、いつ発砲するべきなのか、判断がつかない。制服を着ているわけではなく、判別できない。軍を批判することはたやすいが、このような作戦の経験がある者にとって、「巻き添え」を避けることがどれほど難しいか、わかるはずだ。政府が地元民に武装してはならないと指示したのは、このためだ。これに対して、北西辺境州には銃の文化があると主張する人間たちに、反対されている。政府は暴力を用いてはならず、地元民は武装する伝統のために武装してよいという理論は、ばかげている。金曜日にミール・アリで実施されたジルガで、北ワジリスタンのイスラーム神学者協会のMaulana AbdurRehmanは、このように述べたのだ。部族民たちとジルガを通じて話し合わなければならない、というコメントも多い。政府は何度もこれを試みているが、何の成果もないのだ。

ジルガで親タリバン派地元部族民たちは、北ワジリスタンから軍は撤退するべきだと主張している。これらの要員は、少し前、2つの行政区でイスラームのリーダーたちにタリバンのイスラーム主義を施行するよう、指示した者たちだ。今彼らは軍の撤退を要求し、自由に行動しようとしている。別の目論みがあってムシャラフ大統領に圧力をかけようとしている、穏健派の野党が彼らを支持していることは、皮肉である。

トラブルメーカーたちが何をしているのか、いまだに確信を持てないでいる者たちは、部族の戦闘員、バイトゥッラー・マフスードの言葉を思い起こしてほしい。水曜日に殺害されたのは、「アフガニスタンの作戦から」から帰ってきた「ムジャヒディン」だ、という声明を発表した。マフスードは、軍のワジリスタンからの撤退を要求している。「軍が撤退することは、我々の取り引きの一部だった」という。ステイタス・クォーや政府を困らせることを望む者たちが、聞く耳を持たないことの一つの証拠といえよう。テロとの戦争は、まずパキスタンの戦争であり、それからアメリカの戦争となる。

hoonFalsehoods about Waziristan

■自爆犯、アフガン基地を狙う[060408 BBC]

車を用いた自爆犯がヘラートのイタリア平和維持軍の基地を攻撃し、地元の警備員1人と一般市民2人が死亡した。

建物の外で車が爆発し、イタリア人1人を含む7人が負傷したが、平和維持軍は無事だった。

(中略)「爆発は、基地の入口の外で起きた」と、地元の平和維持軍報道官が述べた。

(中略)タリバン報道官だと名乗る男が、自爆犯は地元の人間だったと述べた。「Abdul Rahimという名前の、ヘラートの住民が攻撃を実施した」と、Yousuf Ahmadiが『AFP』に電話で語った。「外国軍を狙った」という。

金曜日には、ヘルマンド州のLashkar Gahにある米軍基地が、車を用いた自爆攻撃を受けた。(後略)

hoonSuicide bomber hits Afghan base

■ワジリスタンの宗教指導者、軍の撤退を要求[060408 Daily Times]

金曜日に親タリバン派宗教者たちが、地域から軍が撤退することを要求するいっぽう、7つの辺境地域の国会議員やナジームたちが、マラカンド行政区にいる犯罪人に対して軍事作戦を実施するよう、政府に要求した。

ミールアリとマルダンで、2つのジルガが開催された。ミールアリでは、軍は北ワジリスタンから引き上げ、アフガニスタンとの国境地帯に配置されるべきだと宗教指導者たちが主張した。またマルダンのジルガは、政府がマラカンド行政区にいる犯罪人に対して作戦を行なわない場合、自分たちで対処することに合意した。

宗教指導者たちは、北ワジリスタンで武器を所持してはならないという禁止令を却下した。北ワジリスタンのJUI-Fazl会長Maulana Abdur Rehmanがミールアリのジルガで、武器の所持は部族の伝統の要で、部族民たちは禁止令を受け入れることはできないと述べた。

(中略)目撃者によると、約1万人が出席したジルガで発言したのは、宗教指導者だけだったという。月曜日には、再びジルガが開催される予定である。

部族の戦闘員司令官のバイトゥッラー・マフスードも、軍がワジリスタンから撤退することを要求した。「軍を撤退させるというのが、政府との和平条約の一部だった」と、ペシャワルの新聞関係者に電話をかけて語った。軍の撤退は、去年南ワジリスタンのサラゴーラで調印された和平協定の「主要部分」だったという。

水曜日に北ワジリスタンで殺害された者たちは、「アフガニスタンにおける作戦」から引き返してきた「ムジャヒディン」だったという。部族民たちは治安部隊と衝突したくないが、それが起きてしまえば、他に方法はないと語った。部族の戦闘員たちは、今後もアフガニスタンでジハードを続けるとも述べた。「ジハードは、可能な限り続ける」と主張した。

マルダンで開催されたジルガでは、7つの地区の状況を北西辺境州の責任者Akram Khan Durraniに報告することに合意した。もし政府が対処しなければ、自分たちでマラカンド行政区の犯罪人たちと戦うと誓った。

ジルガは、最近身代金を要求する誘拐や車の盗難が頻発していることを憂慮し、犯罪人の取り締まりを要求した。(後略)

hoonWaziristan clerics ask army to leave
Haji Mujtaba&Akhtar Amin、MIRANSHAH/MARDAN

■ジルガ、ワジリスタンから兵の撤退を要求[060408 News]

金曜日にミールアリでジルガが開催され、北ワジリスタンで武器を持ち歩いてはならないという禁止令を却下し、道路の検問所に配置されている兵士をアフガニスタンとの国境に移動させることを要求した。

目撃者によると、部族民約8000人がジルガに参加した。長老や、宗教指導者、社会・政治運動家に混じって、戦闘員たちもジルガに参加した。

Wazir族とDaur族が含まれるUtmanzaiも、ジルガに招かれた。月曜日には、北ワジリスタンにおける軍事作戦に関して、再びジルガが開催される予定である。

金曜日のジルガで長老と宗教指導者たちは、一般市民多数が殺害された、北ワジリスタンの軍事作戦を非難した。パキスタン軍は、アメリカのために行動していると主張。軍事作戦を直ちに中止し、軍をチェックポストからデュランド・ラインに移動させるべきだと述べた。兵士たちは北ワジリスタンをはじめとする部族地帯の内部にではなく、国境に配置するべきだと主張した。

北ワジリスタン内で武器を持ち歩いてはならないという禁止令に対しては、政府は部族民の習慣や伝統を侵害していると述べた。部族民たちは自分自身を守るために、武装する必然性があるという。

(中略)いっぽうミランシャーの情報源によと、シャーワルから身元鑑定のために運ばれてきた戦闘員の遺体は、8遺体だけだったと述べた。何者かが遺体を確認して、埋葬するために持ち去ったという。これ以上の遺体は、ミランシャーには運ばれていないという。(後略)

hoonJirga seeks removal of soldiers from Waziristan
Haji Mohammad Yasin、MIRANSHAH

■日本、アフガニスタンの対テロ任務の延長を検討[060407 AP]

金曜日に報道機関が、日本は、米軍に協力して行なっている海上自衛隊の派遣をさらに1年延長することを考えている、と発表した。

日本の海上自衛隊は、2001年11月以来、インド洋で同盟軍の戦艦に燃料補給を実施してきたが、11月1日にこの特別法令の期限が切れることになっている。時事通信によると、アフガニスタンがまだ不安定なために、政府はこれをさらに1年間延長することを考えているという。(後略)

hoonJapan mulling extension of anti-terror mission to Afghanistan
TOKYO

■アフガニスタンの車爆弾で3人負傷[060407 AP]

金曜日、米軍とアフガン軍に対して車爆弾を用いた攻撃が2件あり、米兵2人とアメリカの請負会社の人間が負傷した。

両方の爆発は、ともにヘルマンド州であり、犯人2人は死亡した。

そのうちの1件は、ヘルマンド州のLaskargahにある、イギリス人が経営する、いわゆる地方再建活動のチームの正面ゲートで起きた。当初、イギリスの車が破壊されたと報道されたが、イギリス国防省は、爆発は米軍車列のそばで爆発したと発表し、英兵は巻き込まれていないと発表した。

米軍の声明によると、米兵3人とアフガン警察が軽い怪我をしたという。

同州のSangin地域で、犯人がアフガン軍のトラックの車列を爆破しようとして車1台が損傷したが、負傷者はいなかった。

木曜日にアフガニスタン東部で地雷が爆発し、戦闘員2人が死亡した。爆発は、コースト州のYakubi地域で起きた。戦闘員たちが道路脇に、別の地雷を設置していたと州警察長が述べた。

(中略)ドイツの国防省はアフガニスタン北部で、兵士4人が2件の攻撃で負傷したと述べた。木曜日にクンドゥーズで、自転車に仕掛けられた遠隔操作爆弾で、パトロールしていたドイツ兵1人とアフガン一般市民3人が負傷した。

さらに水曜日の夜、Faizabad近くで、ドイツ兵3人が戦闘員との衝突で軽い怪我をした。(後略)

hoonCar Bombs Hurt 3 in Attacks in Afghanistan
RAHIM FAIEZ、KANDAHAR

■部族民、軍の撤退を要求[060407 BBC]

北ワジリスタンの部族民数千人が集まり、軍の撤退を要求し、ミールアリで抗議運動を繰り広げた。

南ワジリスタンでも親タリバン派の戦闘員が電話で『BBC』のウルドゥー語サービスのインタビューを受け、同じような要求をした。

(中略)北ワジリスタンの地元リーダーAbdul Rehmanが、自分たちの地域は自分たちで守ると述べた。また南ワジリスタンの戦闘員のリーダーで、2005年2月に政府と和平協定を結んだバイトゥッラー・マフスードは、軍は撤退するという約束を守っていないと、非難した。

『BBC』ウルドゥー語サービスとのインタビューで、諜報組織ISIが自分を脅迫し、和平協定を妨害しようとしたと語った。また今週の北ワジリスタンでの衝突は、アフガニスタンから帰ってきた戦闘員の車列を軍が襲撃したことから勃発したと語った。

政府は木曜日に、戦闘員たちは南ワジリスタンからトラック3台に分乗して、北ワジリスタンの治安部隊を攻撃しに来たと述べた。「治安部隊の検問所を襲撃しに行くとしたら、なんでそのような大きな車列に乗って移動するだすだろうか?」と質問した。

また戦闘員の中には、逮捕されてから殺害された者もいると非難した。政府が出した数字を否定し、戦闘員8人が死亡しただけだと述べた。

hoonTribals demand withdrawal of army
Haroon Rashid、Peshawar

■ワジリスタンの死者、43人に[060407 Dawn]

政府報道官が木曜日に、シャーワルとDatakhel地区における水曜日の衝突で戦闘員43人と治安部隊員3人が死亡した、と発表した。また治安部隊の攻撃で、子供2人と女性1人が負傷し、民家数軒が破壊されたという。

(中略)木曜日に治安部隊が、戦闘員9人の遺体をミランシャーに運んだ。シャーワル谷の衝突の際に死亡した遺体を、回収したという。

砲撃されたTolkhel村の憤慨した住民たちが、ミランシャー〜ミラリ間の道路を封鎖して、治安部隊に対して抗議した。

Ahmadzai Wazir、Dawar、Utmanzai族が、無実な人間を殺害した軍事作戦に抗議して、金曜日をブラック・デーにすると述べた。

北西辺境州政府報道官は木曜日に、作戦で戦闘員19人が逮捕され、南北ワジリスタンのさまざまな地域の出身者だったと発表した。

逮捕されたある戦闘員は、南ワジリスタンのLadha地域のQalandar地区から、3台のトラックと2台のピックアップに乗ってやってきたと述べた。Sangeen Zadran、Moulvi Halim Khushali、Sanaullah Mehsud、Badsha Gul Mehsudが、150人の戦闘員を率いているという。(後略)

hoonWaziristan clash toll put at 43
Pazir Gul、MIRAMSHAH

■ワジリスタンの死者、40人に[060407 News]

水曜日の北ワジリスタンのシャーワル谷における軍事作戦で、戦闘員の死亡者は40人になった。遺体が木曜日にミランシャーの行政府に運ばれ、身元の確認をしたあと、近親者に引き渡される。

政府と部族の情報源によると、トラック2台で32人の遺体がシャーワルからミランシャーに運ばれた。遺体は身元確認のあと、近親者に引き渡される。ペシャワルのFATA事務局関係者が、作戦で戦闘員40人が死亡したという報道を確認した。

しかし軍は、新たな死者数については、確認していない。

(中略)水曜日の夜、戦闘員8人の遺体がシャーワルからミランシャーに運ばれたが、いまだに引き取り手は現われていない。

マナ基地を攻撃した戦闘員たちは、Maulvi Sangeen Zadranのグループの人間だったという。Zadranは、アフガニスタンのコースト出身のアフガン難民である。

いっぼう水曜日の夜から木曜日にかけて、ミランシャー近くのTolkhel村の民家が砲撃され、子供2人が負傷した。治安部隊が、ミランシャーと近くの丘から長距離砲を、TolkhelとChashmai Pul地区に撃ち込んだ。この地域の電力供給源も破壊したために、地域一帯が停電となった。(後略)

hoonDeath toll in Waziristan fighting rises to 40
MIRANSHAH

■戦闘員40人が死亡したと、政府が新たに発表[060406 AFP]

昨日のアフガニスタンとの国境地帯の衝突で戦闘員40人が死亡したと、パキスタン政府が発表した。

水曜日に北ワジリスタンで作戦が実施されたあと、戦闘員16人が死亡して19人を逮捕したと、軍が発表した。

北西辺境州の部族地帯行政側の声明では、これまで以上の高い死亡者数を発表したが、その数についての詳しい言及はなかった。「北ワジリスタンの2つの地域で戦闘員と治安部隊との衝突があり、戦闘員40人が死亡した」と、木曜日に発表した。(後略)

hoonIn new toll, Pakistan says 40 militants killed
PESHAWAR

■米軍機基地付近で迫撃砲、1人死亡[060406 AFP]

アフガニスタンの米軍基地近くで迫撃弾が爆発し、一般市民1人が負傷し、2人が負傷した。爆発がタリバンの仕業かどうか、現在捜査中だという。

「3人が負傷したが、後にそのうちの1人が死亡した」と、警察司令官AbdulRahman Sayedkhiliが述べた。「同盟軍基地を狙ったものかどうかは、わからない。現在捜査中だ」。迫撃砲が発射されたのか、爆弾に作り替えられたのかはわからないという。(中略)

いっぼうヘラートでは、3ヵ所で改良爆弾が爆発したが、負傷者はいない。(後略)

hoonMortar blast near main US base in Afghanistan kills one
KABUL

■北ワジリスタンの戦いで20人死亡[060406 News]

火曜日の夜から水曜日にかけて、北ワジリスタンのシャーワル谷とDattakhel地区で発生した衝突で、兵士4人と戦闘員16人が死亡した。

軍の発表によると、水曜日にシャーワル谷で戦闘員16人が死亡し、19人が逮捕された。8人の遺体が回収され、その他は戦闘員たちが運び去ったという。戦闘員が立てこもっていた建物から、膨大な量の武器と爆発物が発見され、破壊された。

軍によると、火曜日の夜、シャーワル谷にある治安部隊の検問所が攻撃され、兵士4人が死亡した。

別の情報源によると、シャーワル谷の治安部隊のMana基地が戦闘員に攻撃され、兵士4人が死亡したという。

またミランシャーに近いDattakhel地区の検問所が攻撃され、兵士2人が負傷した。

(中略)逮捕された19人の戦闘員は、全員が地元部族民だった。ワジール族とダウール族のさまざまな枝族の人間である。(中略)これらの者たちは、Maulvi Sangeenという男に従うグループと関係があるらしい。この男は、コースト州のZadran族に属す、アフガン難民である。

Maulvi Sangeenはいまだに逃走中だが、彼がパキスタン人タリバンと自称する地元の戦闘員たちを指揮し、2月にミランシャー付近のDarpakhelで盗賊グループの襲撃や処刑を指揮したのも、この男だという。(後略)

hoon20 killed in North Waziristan fighting
MIRANSHAH/MIR ALI

■パキスタンの戦闘で20人死亡[060405 AP]

パキスタンの治安部隊とイスラーム過激派の衝突は水曜日に2日目を迎え、兵士4人と戦闘員16人が死亡したと、軍報道官が発表した。これとは別に、戦闘員19人が、武器を捨てて投降したという。

北ワジリスタンで、戦闘員が軍の基地を襲撃したあとに軍が報復し、戦闘員8人が死亡した。その後水曜日、治安部隊との激しい戦いとなり、戦闘員8人が死亡した。

戦闘は水曜日の夜、Manaにある軍基地がロケット弾に襲撃され、少なくとも兵士2人が死亡したことから勃発した。水曜日になって、さらに兵士2人が死亡した。

水曜日の戦闘では戦闘ヘリコプターが出動し、作戦は午後に終結したと、スルタン報道官が述べた。投降した戦闘員の国籍については触れなかったが、死亡した戦闘員8人の遺体は回収したという。

これとは別に、ミランシャーのはずれにあるTata Khel村にある軍の検問所に、ロケット弾7発が撃ち込まれた。兵士2人が負傷したという。

今回の衝突は、ショーカット・アジズ首相の訪米と、国務省副長官のRichard Boucherの訪パと時を同じくする。スルタン報道官に、パキスタンの作戦はアメリカ高官のパキスタン訪問や、パキスタンのリーダーのアメリカ訪問と時期が常に一致することに関して問うと、「我々が彼らに、軍を攻撃するように頼んだというのか」と答えた。

hoon20 killed in more Pakistan clashes
MIRAN SHAH

■パキスタン、戦闘員を攻撃[060405 BBC]

パキスタンの治安部隊が、アフガニスタンとの国境で親タリバン派戦闘員16人を殺害したと、軍報道官が発表した。

夜間、北ワジリスタンで兵士3人が死亡したあと、パキスタン軍が新たな作戦を実施して、激しい戦闘となった。

パキスタン兵3人が、軍の検問所への襲撃によって死亡した。

イスラマバードで、パキスタンとアメリカによる治安に関する話し合いが開催されていた最中に、今回の作戦は実施された。米国務省副長官のRichard Boucherがイスラマバードでムシャラフと会談し、アメリカ主導のテロとの戦争を含む、地域の問題について話し合った。

「昨晩の検問所に対する攻撃の報復として、治安部隊は戦闘員16人を殺害し、19人を逮捕した」と、軍報道官のショーカット・スルタン中将が発表した。

戦いで、4人目の兵士が死亡したとも述べ、膨大な量の武器と爆発物が発見され、破壊された。(後略)

hoonPakistan army takes on militants

■タリバン、アフガン諜報組織関係者を射殺[060405 Reuters]

水曜日にタリバンが、アフガン諜報組織関係者を射殺した。

(中略)州の諜報組織関係者Abdul Hakimが、ガズニ州にある事務所に歩いて行く途中に射殺されたと、州警察長が語った。

バイクで逃走しようとした犯人のうち1人が、逮捕された。タリバンは火曜日、ニムスーズ州でも州の諜報組織関係者を殺害している。

ヘルマンド州ではタリバンとアフガン治安部隊と衝突し、タリバン戦士4人が死亡した。(後略)

hoonTaliban gun down Afghan intelligence official
KANDAHAR

■戦闘員5人と兵士3人、パキスタンで死亡[060405 Reuters]

水曜日にパキスタンの部族地帯で激しい戦闘があり、親タリバン派戦闘員5人と準軍隊兵士3人が死亡した。

ショーカット・スルタン軍報道官によると、北ワジリスタンのシャーワル地域で準軍隊の検問所を戦闘員が襲撃したあと、戦闘となった。

先月以来、北ワジリスタンでは緊張が続いている。(中略)「現在のところ、戦闘員側には5人の死者が出た模様だ。今後もっと増えるかもしれない」と、火曜日に発生した戦闘に関して語った。戦闘員15人が投降したという。

スルタンによると、要塞のような建物に立てこもっている戦闘員を一掃するために、激しい戦闘が続いている。「朝から、戦闘ヘリコプターがミランシャーからシャーワルに向かっている」と、ミランシャーの住民が語った。

シャーワルは、ミランシャーから約50キロの地点にある。

これとは別にDatta Kheil地区では別の衝突があり、準軍隊兵士3人が負傷した。

(後略) hoonFive militants, 3 troops killed in Pakistan
MIRANSHAH

■パキスタン、ウルズガン州でオランダ軍に協力[060405 Daily Times]

アフガニスタンのウルズガン州に軍を派遣するオランダに、パキスタンがNATO軍の一部として協力することが、火曜日に開催された、国防相Rao Sikandar Iqbalとオランダ国防相Henricus Gregorius Jozephとの話し合いで決まった。

両国間で国防に関して協力し合い、特に諜報情報の共有に力を入れるという。オランダは、アラビア海に配置されているCoalition Task Force 150の指揮を、今月末までに、パキスタンに引き渡すことになるという。Jozeph国防相 は、NATO軍とパキスタン軍はさらに協力する必要があると述べ、パキスタンの協力なくしてアフガニスタンの安定は不可能だと強調した。

オランダはこれまで4年間アフガニスタンに貢献しており、兵士1000人を派遣していると述べ、さらに今後2年間、ウルズガンに駐留すると付け加えた。オランダはイスラマバートにオランダ軍の代表を派遣し、今後パキスタンと防衛に関して協力を深めていくという。(後略)

hoonPakistan to help Dutch deploy troops in Urzgan
Mohammad Imran、ISLAMABAD

■タリバン、パーティーで音楽を中止させる[060405 Daily Times]

目撃者が火曜日に語ったところによると、タリバンが数日前にBhittani部族民に髭を生やさなければならないと命令した後、結婚披露宴に押しかけ、音楽の演奏を妨害して1人を負傷させた。

Naib Nazim Haji Abdur Rehmanが語ったところによると、タリバンが、タンクのMaghzey村で開催されていたHaji Saeedullahの2人の息子の結婚披露宴の演奏会を攻撃した。「車にでやってきて、音楽会の参加者に発砲して1人を負傷させた」という。

(中略)「タリバンたちが演奏会を攻撃し始めると、みんな逃げた。音楽は中止され、音楽愛好者たちはびくびくしながら帰宅した」と、Naib Nazimが述べた。

これに先立ち3日前、タンクのジャンドーラのタリバンの長がBhittani族に対して、3週間以内に髭を生やすよう命令した。「ジャンドーラのタリバンの長だというMaulana Asmatullahが、成人は髭を生やさなければ厳罰を受けることになると警告した」と、ジャンドーラのバザールの店員が語った。

いっぼう火曜日にタリバン司令官のバイトゥッラー・マフスードが、部族地帯にタリバン政府ができたという事実はないと語った。「タリバンがワジリスタンの行政や政府と並行する機関を作ったという報道には根拠がなく、メディアはイスラームとパキスタンを冒涜しようとしている」という声明を発表した。

(中略)2005年2月7日に南ワジリスタンで締結された和平協定以来、マフスードが声明を発表したのは、初めてのことである。「この地域の開発と平和を望んでおり、パキスタンは我々の国だ。我々は憲法に従わなければならない」と、マフスードは付け加えた。

地元の人間は、罪人や犯罪に対して協力してほしいと懇願してくる。「助けを乞う人びとを助けているだけだ」と、タリバン司令官は語った。

garrTaliban attack party to stop music
TANK

■パキスタンの国境地帯の作戦のため、タリバン式活動活発に[060403 Daily Telegraph]

米主導のテロとの戦争の最前線でパキスタン軍が軍事作戦を実施していることで、部族地帯は「タリバン化」し、政府管轄下の地域にさえ、これが広がりつつある。

Mohammed Salah Qureshi上院議員は、アメリカをはじめとする世界に対して、ジハードを実施しようとしている者が多数いるようだと語る。

(中略)ペシャワルの治安責任者のSikander Qayyumは、「彼らは恐怖を植え付け、自分たちが支配しているかのごとくふるまう。タリバンに、好き勝手を許すことはできない」と語った。

去年、南ワジリスタンの戦闘員と軍との間で、危険な和平協定が結ばれて以来、不安定な平和が続いている。地元政府は、反政府派部族民の長老や、親タリバン派の宗教指導者たちと、地域の管理を毎日話し合わなければならない。その結果、タリバンの影響力が拡大している。

きのう、地元の過激派Asmatullah Shaheenが、南ワジリスタンのジャンドーラ地域のラウドスピーカーを用いて、人びとは髭を剃ってはならないという声明を発表した。Barmal村ではMufti Fazal-ur-Rehamn Fazliが、ユダヤ教徒とキリスト教徒がムスリムに対ポリオ薬を勧め、ムスリムの人びとに打撃を与えることをもくろんでいると書かれたビラを配布した。

ワナでイスラーム法廷が設置され、長老たちによる伝統的な議会に取って代わっているという報告もある。

パキスタンでは先週、シャリア法のもとで男が処刑されたと報道されたが、地元政府関係者は、伝統的な部族法に従うものだったと主張している。

南ワジリスタンの宗教指導者で、上院議員のMohammed Salah Qureshiが、パキスタン政府が抱える問題を強調する。「宗教指導者たちに従う者は数千人おり、全員がアメリカをはじめとする世界に対するジハードを目指している」。外国人アルカイダ容疑者たちの引き渡しに関して、部族民との交渉は失敗しており、反政府、反米感情を逆なでしているに過ぎない。

作戦の失敗は、さらに被害を拡大している。ワジリスタンで施行されたようなタリバン式勅令は、タンクやデーラ・イスマイル・ハーンにも広がった。

これら北西辺境州の「居住地域」では警察が地元政府関係者に、軍事作戦でワジリスタンから追い出された戦闘員たちが地元民の間に隠れている、と警告した。

先週デーラ・イスマイル・ハーンでは、警察車両が遠隔操作爆弾により爆破され、7人が死亡した。テレビやカセットが燃やされ、インターネット・カフェが被害を受けた。

この州はMMAに支配されている。「これはテロとの戦争の結果だ」と、デーラ・イスマイル・ハーン政府関係者が語った。「軍の行動は、地元政治の影響力を買いかぶっていた。その結果、混乱してしまった」。

garrPakistan border operations lead to rise in Taliban-style action

■政府、シパヘ・サハバの活動を許可か[060403 Daily Times]

政府は、活動を禁止されている過激派組織、シパヘ・サハバが、Millat-e-Islamia Pakistanの傘下で、「控えめに」政治的活動をすることを許可する模様である。

情報源によると、最近実施された、国家危機管理組織である法機関とシパハとの間の話し合いで決まったという。政府関係者は、シパハに2つの条件を出したという。「政府はシパハに、宗教抗争をしてはならないという点と、公衆の場で暴力や虐待行為をしてはならないという点を強調した」という。

「政府はこれらのことを守れば、シパハに対する規制の一部を緩和し、Millat-e-Islamia Pakistanの傘下で、政治活動を再開することを許可した」。

情報源によると、国家危機管理組織会長のJaved Iqbal Cheema元准将が、シパハとPakistan Islami Tehrik(PIT)、そして治安組織との間で会合を開き、宗教抗争に終止符を打つための話し合いの場を持とうと計画した。しかしPITのメンバーが参加しなかったために、失敗に終わった。

このあとDr Khadim Hussain DhilonがCheema会長に、シパハの政治活動再を許可するよう、打診した。政府は現在自宅軟禁となっているMillat-e-Islamiaの会長のMaulanaAhmed Ludhyanviを、これ以上拘束しない可能性があるとみられている。

Millat-e-Islamiaの初めての集会は、4月6日にイスラマバードで予定されている。

(後略) hoonGovernment might allow Sipah-e-Sahaba activities
Mohammad Imran、ISLAMABAD

■「タリバン」トルコ人技師を殺害[060403 BBC]

アフガニスタン西部の道路再建プロジェクトで働いていたトルコ人技師が、タリバンに殺害された。

技師はファラ〜ニムローズ州で車から引きずり下ろされ、射たれたあと焼かれたという。

(中略)トルコ人技師は日曜日に警察官3人とともに移動していたところ、別の車に乗っていた銃を持った男たちに車を制止された。警察官3人は解放された。

hoon'Taleban' kill Turkish engineer

■部族地帯の爆発で5人死亡[060403 Reuters]

月曜日に北ワジリスタンで、女性2人を含む5人が地雷の爆発で死亡した。犠牲者たちはミランシャー近くのDattakhelで、車に乗っていた。「5人がその場で死亡し、6人目が重傷を負った」と、諜報組織関係者が語った。

hoonUS-SECURITY-PAKISTAN
MIRANSHAH

■タンクの爆発で家族3死亡[060403 News]

日曜日のタンク近郊の村の民家で爆発があり、家族3人が死亡した。いっぽう反タリバン派の宗教指導者の遺体が、南ワジリスタンで発見された。

タンクから12キロ離れたSuhbat Kach村で爆発があり、母親と弟妹が死亡した。Azam Bhittaniの息子が迫撃砲で遊んでいたところ、暴発したらしい。爆弾はスクラップとして入手されたが、信管がはずれていなかった。

いっぼう行方不明になっていた宗教指導者Maulana Zahir Shahの遺体が、南ワジリスタンのSraroghaで発見された。アメリカとイギリスのスパイであったために殺害したとするメモが、遺体に残されていた。

3月30日に5人の武装した男たちが、Maulana Zahir Shahをマドラッサから誘拐した。Tajori町のそばのLakki Marwat国境地区にある、Madarsa-e-Zahirul Uloomの校長だった。

土曜日の夜に北ワジリスタンで、軍と戦闘員との間に激しい戦闘があり、国境警察隊員と部族民が死亡、兵士4にの部族民1人が負傷した。

hoonThree of a family die in Tank blast
Sailab Mahsud、TANK

Sniffed Out By Trail Dog 0-1, 2003 - 2006.