【2007年4月23日〜4月29日】
●パキスタンの自爆事件の犠牲者は28人となり、犯人の身元の確認が行なわれている。
●パキスタンの北西辺境州で、1人で歩いてきた犯人がシェルパオ内相からたった3メートル離れたところで自爆した。シェルパオはチャルサーダで政治集会に出席していたが、足に軽傷を負った。
●捜査班たちが灰色の髭を生やした自爆犯の頭部と胴体を発見し、身元の確認が行なわれている。警察官によると、犯人は30代で、アフガン人か、部族地帯出身者のようだという。「攻撃のパターンは以前の攻撃と似ており、どれも部族地帯と関係があった」と付け加えた。
●（中略）金曜日に北ワジリスタンのサイドガイ村にミサイル攻撃があり、少なくとも戦闘員3人が死亡、2人が負傷したと諜報関係者が述べた。また土曜日にはサイドガイ村の検問所にロケット弾が撃ち込まれ、兵士1人が死亡している。
Suspicions fall on militants for Pakistan attack
●土曜日に自爆事件があり、少なくとも26人が死亡、数十人が負傷した。標的となったと思われるパキスタンのシェルパオ内相も、負傷したという。
●ペシャワル近郊のチャルサーダで開催されていた政治集会が終わりに近づいたときに、爆発が起きた。「ターゲット殺人だった。私が標的だった。自爆攻撃だ。私は軽傷を負っただけだ」と、シェルパオ内相がテレビに出演して述べた。
●（中略）シェルパオの部下と警備員数人が死亡した。警察が、自爆犯の頭部と胴体を発見した。
●「自爆犯の頭部を発見し、身元がわかる可能性がある。30〜35歳のようだ」と、情報相のアシィフ・イクバル・ダウザイが発表した。（中略）今のところ26人の遺体が確認されたが、死者の数は増える可能性がある」という。
●（中略）土曜日早朝、ベシャワル空港のカフェテリアの外で、小さな爆発があり窓が壊れたが、負傷者はいなかった。（後略）
Suicide bomber kills 26 in Pakistan, minister hurt Kamran Haider、PESHAWAR
●ビンラディンの部下と言われるイラク人の男性が、去年イラクに向かう途中で逮捕されてCIAに引き渡されたと、昨日ペンタゴンが発表した。ブッシュ大統領が去年の9月に極秘収容所が海外に存在することを認めて以来、再び収容所の存在が明らかになった。
●今回の発表で、ブッシュ政権は収容所の存在を明かして以来3ヵ月も経たないうちに、再び収容所の使用を開始したことが明らかになった。この計画は、人権団体やアメリカの同盟国に、強く非難されている。
●ブッシュ大統領は去年の9月、CIAが極秘収容所を運営していることを認め、拘束されていた14人のアルカイダ容疑者をグアンタナモ収容所に移送した。ある諜報関係者によると、ブッシュが収容所の存在を発表して以来、この収容所に収監されたのはアル・イラーキが初めてだという。アル・イラーキの他にも収監されている人間がいるかは、明らかにしなかった。
●「大統領の9月の発言は、CIAが拘束している人間は当時はいないということだった」と、諜報関係者が述べた。「男は去年の暮れ、大統領の発言の直後に逮捕され、数週間後にCIAに移送された」。
●ペンタゴン関係者によると、アル・イラーキはムシャラフ大統領や国連関係者に対する暗殺を首謀したという。タリバンに協力し、アフガニスタンにおける米軍を攻撃していたともいわれる。
●彼はイラクのアルカイダ責任者、ザワヒリの後継者に任命され、イラクのスンナ派抵抗勢力を指揮する予定になっていたという。イラクにいる米軍に対してもっと行動するよう、イランを訪れてアルカイダ工作員たちと会ったこともある。
●アメリカ関係者は、アル・イラーキがどこで逮捕されたか明らかにしなかったが、ある情報源は、イラクの隣国やパキスタン、アフガニスタンではないと述べ、国境を越えた所で逮捕されたのではないと語った。アル・イラーキは自由に動き回っていると報道していた最近の報告は誤りで、彼は12月以来、第3国に拘束されていたという。
●諜報関係者や専門家は、アル・イラーキをアルカイダのプランナーで、幹部責任者だと述べている。ペンタゴンによると、彼はビンラディンとザワヒリに信頼され、一時はザワヒリの直属の部下だったという。9.11以前は、ビンラディンのアドバイザーでもあった。
●アフガニスタンで15年間訓練士を努め、1990年代初頭にプランナーとなった。アルカイダのイスラーム運動に参加する前には、サダム・フセイン軍の少佐だった。
●ある関係者によると、5ヵ国の協力により、アル・イラーキが逮捕されたという（後略）。
CIA Held Al-Qaeda Suspect Secretly
●アルカイダの司令官と名乗る男が、シーア派ムスリムがアメリカと一緒にイラクで戦っていることを非難し、ムジャヒディンがアフガニスタンにいる外国隊を踏みつぶすと主張した。
●アルカイダのメディア局のアル・サハーブが金曜日、髭を生やして白いタリバンを巻いたアブ・ラティース・アル・リビと名乗る男をとのインタビューを映したビデオを発表して、ホラサンまたはアフガニスタンのアルカイダ責任者だと紹介した。
●パキスタンの対テロ関係者が、アル・リビはリビア人で、アフガニスタン東部でアルカイダ報道官と司令官を努めていたが、最近の同行については知らないと述べた。
●アルカイダのメッセージを監視している米政府の請負会社のIntelCenterが、ビデオを紹介した。2005年以来、リビが初めて登場するビデオだという。
●インタビューでアル・リビは、シーア派との宗教抗争を行なっているイラクのスンナ派ムスリム・ムジャヒディンの活動を擁護し、シーア派を、アメリカ人と一緒に戦っていると非難した。「シーア派がアメリカ軍の盾になって、みにくい顔を露にしなければ、アメリカ人たちはイラクからとっくに撤退していただろう」と述べた。
●アフガニスタンに関しては、5年前に侵略してきた米軍の「残骸」だけが残っており、ムジャヒディンたちは「敵の軍隊の残骸の後始末をして、完全に追い払いつつある」と述べた（後略）。
Purported al-Qaida leader in new video
●フランス外務省が、土曜日にタリバンに拉致されていたフランス人女性捕虜が解放されたと述べ、これに先立ちタリバンが発表していた声明を確認した。
●「フランス政府は、Terre d'Enfanceのメンバーの1人が土曜日に解放されたことを確認した」と、短い声明を発表した。「3週間の交渉の結果に解放され、もう1人の捕虜に関しても、同じような努力を続ける」という。
●この発表に先立ちタリバン戦闘員が、3週間以上前に拉致したフランス人女性を釈放したと述べていた。また一緒に拉致された4人の男たち対する要求の最終期限を、1週間引き延した。
●フランス人2人とアフガン人の同僚3人が、4月3日にニムローズで拉致された。「セリーヌは24日間拘束されていたために、非常に衰弱している」という。「明らかに希望が見え始めた。少なくとも、1つの結果が出たと言え、ほっとしている。残りの4人に対しても、希望が見えてきた」。
●タリバンは4月20日に、アフガニスタンにいるフランス軍1000人を撤退させ、何人かのタリバンの釈放を求めていた。フランスの外務大臣は金曜日、アフガニスタンに軍を長期間駐留させるつもりはない、と発言している。
France confirms hostage freed by Taliban
●ロンドンの7.7自爆事件を首謀したと思われるアルカイダのリーダーが、アメリカ人によって逮捕された。
●サダム・フセイン軍の元少佐だったアブド・アル・ハキィ・アル・イラーキが、イランからイラクに入ろうとしたところを逮捕され、今週グアンタナモ刑務所に移された。
●アブド・アル・ハディが去年CIAに逮捕されたと、昨日アメリカの諜報情報関係者が述べた。彼は「幽霊収容所」で数ヵ月間取り調べを受けた後、グアンタナモに移されたと思われる。
●45歳のアブド・アル・ハキィは、アルカイダの最も経験のある、頭脳明晰で向こう見ずの司令官といわれる。ある情報源によると、彼は、2003年にアルカイダがヨーロッパに対する聖戦を行なう上で、イギリスが最も重要と考えたと人間だいう。
●アブド・アル・ハキィは、イギリスの若いムスリムを原理主義に傾倒させることが重要と考え、彼らをアフガニスタンやイラクでムジャヒディンにして、母国に帰ってかち母国で攻撃をさせようとした。彼らのイギリスに対する知識、イギリスのパスポートを所持していること、英語に堪能であることなど、テロリスト志願者としては最も有益と考えた。パキスタンの部族地帯でアルカイダが再結成されると、訓練所から若いイギリス人たちを探し出した。2004年にアブド・アル・ハキィはパキスタンの訓練所で、リード出身のムハンマド・サディーク・ハーンとシャーザッド・タンウィールに出会う。彼は、2人を自爆犯に育て上げたという。
●2人はイギリスに送り返され、そこで7.7自爆攻撃を実施して、52人を殺害した。
●パキスタンの諜報情報源によると、アブド・アル・ハディは、去年の夏に航空機爆破を計画したとされる、現在パキスタンで服役しているリシャード・ラウフにも接触したという。さらにアブ・アル・アディは、これまでイギリスで摘発された、さまざまなテロ計画に関わっていた（後略）。
7/7 'mastermind' is seized in Iraq
●金曜日にアフガニスタン西部で米兵1人が死亡し、南東部では知事と警察長官が銃撃されて死亡した。
●これとは別に、コーストでは探偵とその兄弟が射殺され、米軍主導同盟軍によると、ザーブル州で武器を密輸して新たな攻撃を計画していた戦闘員5人を殺害したという。
●水曜日にウルズガン州で戦闘員6人と警察官4人が戦闘で死亡したと、政府関係者が発表した。
●ヘラートで、同盟軍兵士が敵の戦闘員と対戦して「死亡した」した。「同盟軍がさまざまな種類の兵器を用い、空からの攻撃も実施して戦闘員たちに報復した」という声明が発表された。タリバン戦闘員50人がシンダンド地区にいた兵士たちを攻撃して戦闘が約3時間続いたと、知事のフダイダッド・アルファンディが述べた。空爆により、少なくともタリバン1人が死亡したという（後略）。
US soldier, Afghan district chiefs killed in new attacks
●アフガン兵と警察数百人が、金曜日にタリバンが占拠した町を奪回して戦闘員たちを追い出したと、アフガン政府幹部が述べた。
●ガズニ州知事のマラジュディン・パターンが、約250人からなる隊がギーロ地区に入ったが、抵抗されなかったという。「地区は再び我々がコントロールしている」と、電話で述べた。「抵抗はなかった。敵は逃げてしまった」という。
●木曜日にタリバンが、カブールから約110マイルしか離れていないギーロ地区を占拠していた。（中略）数時間続いた戦闘で、知事と警察長官と警察官3人が死亡した。戦闘員10人ほども、死亡したという（後略）。
Afghan forces recapture district
●金曜日にパキスタンの国境地帯でミサイル攻撃があり、4人が死亡した。
●政府関係者によると、ミサイルはアフガン側から撃ち込まれたようだという。ミサイルは、北ワジリスタンのサイギ村に撃ち込まれた。去年も、この村はミサイル攻撃を受けている。
●イスラマバードの政府関係者は、爆弾製造中に誤って爆発があり、死者や負傷者がでたという。しかし地元の諜報関係者によると、ミサイルで攻撃され、明らかにアフガニスタン側からの攻撃だったと、政府関係者が述べた。
●（中略）攻撃された家の所有者であるハビーブ・ウッラーが、ミサイル5発が建物と近くの無人のマドラッサに着弾したと述べた。ロケットにより自分の家にいた客人5人が死亡し、屋根が崩れたという。「ミサイルがどこから飛んで来たかはわからないが、死亡した者たちは、テロリストではなかった」と語った。攻撃されたとき、本人は別の家にいたという。
●住民たちがミサイルの破片を見せたが、破片には型番などは記載されていなかった。
●金曜日に攻撃されたマドラッサは、地元の親タリバン派の宗教指導者、モーラナ・ヌール・ムハンマドが経営するものである（後略）。
Missile strike in Pakistan kills 4
●ペンタゴンが金曜日、アルカイダの幹部で経験豊かなイラク人工作員が、イラクに戻ろうとしているところを逮捕したと、発表した。
●ペンタゴン報道官のブライアン・ホワイトマンによると、逮捕されたのはアブドゥル・アル・ハディ・アル・イラーキだという。CIAからペンタゴンに引き渡されたというが、いつ、誰が逮捕したかは明らかにしなかった。今週グアンタナモ刑務所に送られたという。
●このテロ容疑者は、アフガニスタンにいる米軍の攻撃をパキスタンから、計画し、ムシャラフ大統領の暗殺にも関わっていたという。
●ペンタゴンによると、アル・イラーキはイラクのモスールで1961年に生まれ、1990年後半にアフガニスタンにおけるアルカイダのリーダーとなり、2002〜2004年には、パキスタンを拠点とするテロリストとともに、アフガニスタンの米軍を攻撃していた。
Pentagon: Al-Qaida operative captured
●タリバンがアフガニスタン南部の地区を襲撃し、地区責任者と地区警察長官を含む5人を殺害して、町を占拠した。
●木曜日にタリバンがガズニ州のギロ地区を攻撃し、数時間にわたる戦闘で地区責任者と地区警察長官を含む警察官4人を殺害したと、副知事のカジーム・アレヤールが述べた。
●アレヤールによると、タリバンが数軒の建物に放火して、電話線を切断したという。警察の補強部隊が、現場に派遣されつつある。「昨晩ギーロがタリバンにより占拠された」と、アフガン軍の地域警察司令官ムラード・アリが述べた。アフガン軍が金曜日の早朝、ガズニとパクティカに救援のために派遣されたという。
●NATO軍と米軍主導同盟軍が、この出来事については動きを監視していると述べた（後略）。
●タリバン幹部司令官が、アメリカの副大統領ディック・チェイニーがアフガニスタンを訪問中、2月に起きた米軍基地に対する攻撃はビンラディンが計画したと、アラブの『アルジャジーラ』が報道した。
●バグラム基地の外で23人が死亡した攻撃はビンラディンが計画したと、タリバン幹部司令官のダドゥッラー師が述べた。「バグラム基地での、アメリカ政府幹部を標的にした殉教攻撃を覚えていると思う。ビンラディンがこの作戦を計画して、我々が実施した。大きな成功だった」と、ダドゥッラー師が『アルジャジーラ』に語った。
●彼がいかにしてビンラディンの計画を知ったか、またインタビューが行なわれた時期も明らかにされなかった。
●ホワイトハウスの記者担当者ダリ・ベリノは、「興味ある主張だが、裏付ける諜報情報は何もない」と語った。
●アメリカの対テロ関係者によると、基地の正面玄関での爆発が1回だけだったことは、アルカイダの手口とは異なるという。さらにビンラディンが現在隠れている場所から指示を出すには、もっと時間がかかるはずだという。チェイニーのバグラム空港滞在は、彼が到着するまで極秘だったことを考えると、可能性は少ないと語った。
●（中略）ダドゥッラーは、ビンラディンが生存していて元気であることを強調した。「彼は神のご加護で、まだ生きている。彼については定期的に情報が入ってくる。イラクやアフガニスタンでの作戦を、指揮している」と、『アルジャジーラ』に語った（後略）。
Taliban: Bin Laden planned Cheney attack
●アフガニスタンは、パキスタンがタリバン流出を防ぐために建設している塀の設置を全力を尽くして妨害すると、外務省が述べた。
●先週アフガニスタンは、パキスタン軍が建設した塀を取り壊して銃撃戦にまで発展したが、これに対してアフガニスタンは謝罪しいないとも述べた。
●（中略）カブールは、1893年にイギリスが引いた国境を認めていないという。しかしパキスタンは、塀の設置を今後も続けると述べた（後略）。
Afghanistan 'will do all it can' to stop Pakistan border fence
●アフガニスタンで新たな攻撃があり、道路脇で発生した爆発で兵士6人が死亡など、19人の犠牲者を出した。
●水曜日、パクティア州でアフガン軍の車輛が爆発した。これに先立ち数時間前に、パクティア州知事の車の近くで自爆があったが、被害はなかった。
●隣のガズニ州では、「テロリスト」たちが道路建設会社を襲撃したために激しい銃撃戦になった。銃撃戦は6時間におよび、会社の警備員3人とタリバン7人が死亡したという。戦闘員5人が逮捕された。一般市民3人が行方不明になっいる。
●タリバン報道官のユースフ・アフマディが、クラバー近くで発生したこの事件に対して犯行声明を出したが、司令官を含めてタリバン3人が死亡したと述べた。車や武器を持って、引き上げたという。
●これとは別に、ヘラートでは抵抗勢力たちが警察の車輛を襲撃して、警察官3人を殺害した（後略）。
Attacks kill 19 in Afghanistan
●アフガン軍と外国軍がアフガニスタン各地で戦闘員18人を殺害した一方で、警察によると、南部の村でタリバン数十人を包囲したという。
●（中略）火曜日の早朝、NATO軍が抵抗勢力の戦闘員たちをザーブルで襲撃したと、ラフマットゥッラー・ラウフィ将軍が語った。「結果として銃撃戦となり、タリバン11人が死亡した。武器が押収された。アフガン軍には、負傷者はいない」とラウフィが述べた。
●火曜日にクナールではさらに5人の「敵要員」が殺害されたという。また西部のファラ州では、治安部隊がタリバン2人を月曜日の夜遅くに殺害した。
●ウルズガン州では、タリバン幹部を含む戦闘員200人ほどが包囲されて3日目に入ると、警察が述べた。チョーア地区の村から武器が押収され、爆発物を搭載した車2台を爆破したという。タリバン幹部司令官も逮捕された。
●タリバンたちは会合を開くために集結していたと言われ、ダドゥッラー師も参加していた可能性があるという。
●タリバン報道官がPahjwok通信に語ったところによると、ダドゥッラー師は関与していないと述べたが、タリバンが包囲されていることは認めた。
●（中略）治安問題を担当しているアブドゥル・ハディ・ハリッドが語ったところによると、戦闘員たちの弾薬が不足し始めたという。「もし彼らが投降しなければ、逮捕する」と述べた（後略）。
18 Taliban killed, scores more 'trapped'
●月曜日に抵抗勢力たちが、アフガン諜報機関関係者を拉致してから斬首した。またこれとは別に、遠隔操作爆弾で諜報機関の車を爆破し、関係者6人を殺害、3人を負傷させた。
●さらに南部では別の爆発事件があり、警察官2人が殺害されるとともに、カブールでは巨大な車爆弾が発見されたが、無事取り除かれた。
●月曜日にラグマン州のアリンガル地区で、隣りのヌーリスタンから走って来た諜報機関の車が、遠隔操作爆弾で爆破された。関係者6人が死亡し、3人が負傷した。
●また日曜日にもラグマン州で諜報機関の車が爆破され、諜報機関関係者2人と兵士1人、運転手が死亡した。
●ガズニ州では諜報機関関係者がある家に招かれ、その後日曜日にタリバンによって拉致されて斬首された。家の持ち主が、現在取り調べを受けているという。
●ザーブル州では月曜日に、シャムルザイ地区をパトロールしていた警察官の車が道路脇の爆弾で爆破され、警察官2人が死亡、5人が負傷した。
●カブールでは警察官が、NATO軍や米軍がよく通る混雑した繁華街に停めてあったタクシーの中から、巨大な車爆弾を発見した。車の中にはガソリンタンクと化学爆発物3ガロン、地雷や迫撃砲を発見したという（後略）。
Afghan intelligence officer beheaded