【2008年10月27日〜11月2日】


■車爆弾、パキスタン兵殺害[081102 BBC]

アフガニスタンとの国境近くにある検問所に対して自爆攻撃があり、パキスタン兵8人が死亡した。現場は南ワジリスタンのワナの近くである。

(中略)「車列が城塞から出る途中で攻撃された。おそらく城塞自体が狙われたようだ」。

(中略)地域一帯はタリバン司令官のムッラー・ナジールが支配している。2日前に、アメリカの無人偵察機によるミサイル攻撃があったばかりである。ムッラー・ナジールは2007年3月に、南ワジリスタンからウズベキスタンイスラーム運動のウズベク人戦闘員を追い払ったことで、一躍注目された。パキスタン軍とは良い関係にあったが、最近ワジリスタンがアメリカのミサイル攻撃を受けているために、関係が悪化した。

地元住民によると金曜日の攻撃により、ワジリスタンに駐屯している軍は大きな問題を抱えることになるという。バジョールで大掛かりな作戦を実施している治安軍にとっても、問題が生じる恐れがある。

hoonCar bomb kills Pakistani soldiers

■武装勢力、和平協定破棄を警告[081102 News]

ワナのドーグ村がアメリカの無人偵察機で攻撃され、アフマドザイ・ワジールの武装勢力責任者であるモーラビ・ナジールが負傷した。南ワジリスタンの武装勢力は、ミサイル攻撃が今後も続けば、政府との間で交わした和平協定を破棄して、バイトゥッラー・マフスードと同じような攻撃を開始すると警告した。

さらに情報源は、北ワジリスタンのミラリにあるエソリ村に対するアメリカの攻撃で、アラブ人幹部司令官のアブ・アカシャ・アル・イラーキが死亡したという報道を否定した。しかしアラブ人下級戦闘員のアブ・ジハード・アルミスリが、他のダワールの戦闘員3人とともに死亡したことを認めた。

「モーラビ・ナジール・サヒーブが、政府に対する最終通告のメッセージを託した。これが最後だ。今後はアフガニスタンに行って米軍と戦うのではなく、パキスタン政府や治安部隊に対して武器を取って戦う」と、モーラビ・ナジールの幹部司令官が土曜日にワナで述べた。モーラビ・ナジールが、金曜日の攻撃の標的だったと主張した。

金曜日の朝以来、無人偵察機3機が村の上空を飛び、その後モーラビ・ナジールの親戚で報道官でもあるムハンマド・ハルーン・ワジールの家を攻撃した。モーラビ・ナジールと、彼と親しい司令官数人が家にいたという。このことは、ワナの政府や軍関係者も知っていたために、ナジール暗殺には政府が関与していることは明らかだと述べた。

モーラビ・ナジールの支持者たちは国内に多数いるために、政府に激しく抵抗するだろうと述べた。「ナジールが呼びかけるのを待っている。もしアミール・サヒーブが殺害されたり、あるいは彼が政府に対して抵抗運動を開始したら、どのような状況になるかは想像がつくだろう」。

モーラビ・ナジールの幹部司令官たちが土曜日に緊急会議を開いてミサイル攻撃を避難し、南ワジリスタンのバイトゥッラー・マフスードやスワートのモーラナ・ファズルッラー、バジョールのモーラビ・ファキール・ムハンマドと同じような抵抗運動を開始すると警告した。

情報源によると、モーラビ・ナジールは、爆発で家の屋根が倒壊して負傷したが、怪我を負っただけだったという。「幸運だったミサイルは隣の部屋に命中した」いう。

ナジールは無事だったが、彼の親戚と幹部司令官とともに、外国人の客人数人が死亡した。「最初はアミール・サヒーブを失ったと思い途方に暮れていたが、すぐに瓦礫の中から助けを呼ぶ声が聞こえた」という。

ナジールと仲間たちはすぐにワナにある診療所で手当を受け、その後秘密の場所に移された。

また情報源は、ミラリのエソリ村の車が攻撃され、アラブ人司令官のアブ・アキシャ・アル・イラーキが死亡したという報告を否定した。アシャカが車に乗っていたかどうかは、語らなかった。アブ・ジハード・アルミスリという、アラブ人下級戦闘員が死亡しただけだという。

部族民や武装勢力は、アメリカのミサイル攻撃で、メディアが報告しているような大きな犠牲者は出ていないと述べた。

hoonMilitants threaten to scrap peace accord
Mushtaq Yusufzai、PESHAWAR

■アルカイダ工作員の運命は謎に[081102 Dawn]

金曜日の北ワジリスタンで起きた、アメリカのミサイル攻撃で殺害されたといわれるイラク人アルカイダ司令官に関して、いくつもの説が浮上している。

アソリ村のモーラビ・アマヌッラーの家にミサイル2発が撃ち込まれ、少なくとも4人が死亡したという。地元の人間によると、アブ・アカシュは数年前からミラリに住んでいた。彼はアラブ人や中央アシア出身の戦闘員たちを、率いていた。

情報によると、この地域にいることを確認されたアブ・アカシュは直前に逃げたが、彼の仲間4人が攻撃で死亡したという。

これに先立ち、地元や諜報組織が、アメリカの無人偵察機がミラリに近いアソリにある地元の宗教指導者の家を攻撃し、アブ・アカシュを含む20人が死亡したと報告していた。犠牲者はすでに埋葬されたという。

『AFP』によると、北ワジリスタンの攻撃で、アルカイダのプロパガンダ責任者だったエジプト人、アブ・ジハード・アル・ミスリが、彼が乗っていたトラックが攻撃されて仲間とともに死亡した。

hoonQuestion mark over fate of Al Qaeda man
MIRAMSHAH

■アフガニスタンの大臣の兄弟、パキスタンで拉致される[081102 AP]

パキスタンで銃を持った男たちが、モスクの帰りに母親の家に向かっていたアフガニスタンの財務大臣の兄弟を拉致したと、アフガニスタン政府関係者が述べた。

金曜日にペシャワルで、ジア・ウルハック・アハディが拉致されたと、アフガニスタン財務省報道官のハジーズ・シャムスが述べた。拉致されたのは、財務大臣のアンワル・ウルハック・アハディの兄弟である。

誰がアハディを拉致したかは明らかではなく、身代金の要求もない。アハディの家族との接触もない。

アハディはアフガニスタンに住むビジネスマンだが、母親に会いにペシャワルを訪れていた。金曜日に、モスクでから帰宅途中に拉致された。

2月にタリバンがアフガニスタン駐在のパキスタン大使を拉致したが、3ヵ月後に解放された。また9月には、パキスタンに駐在予定だったアフガニスタン大使のアブドゥル・ハリーク・ファラヒを拉致した。外務省によると、ファラヒはいまだに拘束されている(後略)。

hoonBrother of Afghan minister kidnapped in Pakistan
RAHIM FAIEZ、KABUL

■アルカイダのプロパガンダ責任者、パキスタンで殺害される[081101 AFP]

金曜日の北ワジリスタンに対するアメリカのミサイル攻撃で、アブ・ジハード・アルマスリが仲間とともに殺害された(中略)。

「アブ・ジハードと別の2人が乗った車が狙われた。ミサイルが命中し、3人が死亡した」と、パキスタンの治安関係者が述べた。金曜日には、別の場所でもミサイル攻撃が実施された。

(中略)米国防省のウェブサイトによると、アルマスリはアルカイダのメディアとプロパガンダの責任者だったという。イランで活動していたといわれていたが、パキスタンの関係者によると、2005年か2006年に部族地帯に来たという。ムハンマド・ハッサン・ハリ・アル・ハキームという別名も持つ。

2006年にアルマスリは、ザワヒリと一緒にビデオに登場した。ビデオの中でアルマスリは、自分が率いる組織であるアル・ジャマー・アル・イスラミアがアルカイダと合併したと述べた。ビデオは、アス・サッハーブからリリースされた。

(中略)パキスタンの過激派の情報源によると、アルマスリはアルカイダの作戦よりも、主に「イデオロギー」に関わっているという。

アルマスリが殺害されたあと、南ワジリスタンのワナの郊外にあ部族民の家が攻撃された。この攻撃で12人が死亡、30人が負傷した。負傷者の中には、アフガニスタンにいる外国軍に対する攻撃を指揮している、パキスタン人タリバンの最高司令官であるムッラー・ナジールが含まれているという。

治安関係者によると、アラブ人アルカイダ戦闘員のアブ・アラシュが最初の攻撃で死亡したと見られていたが、すんでのところで逃走していたことがわかった。

hoonAl-Qaeda propaganda chief killed in Pakistan strike: officials
Rana Jawad、ISLAMABAD

■アメリカの攻撃で犠牲者29人[081101 AP]

アフガニスタンとの国境近くの2つの村がアメリカのミサイル攻撃を受け、犠牲者の数は29人になった(中略)。

関係者は当初、外国人数人を含む27人が南北ワジリスタンで死亡したと発表していた。その後南ワジリスタンの村が攻撃され、外国人を含む7人が殺害されたという。

タリバン幹部責任者のモーラビ・ナジールが、もう少しで殺害されるところだったと、彼の部下が述べた。ナジールは、友達とともにバリコット村の民家にいたところを攻撃されたと、ヤール・ムハンマドが語った。

hoonPakistan officials: toll from US strike reaches 29
ISHTIAQ MAHSUD、DERA ISMAIL KHAN

■パキスタンに対する攻撃で、エジプト人アルカイダ戦闘員死亡[081031 AFP]

テロ組織のビデオに登場していた指名手配になっていたエジプト人アルカイダ工作員が、パキスタンに対するアメリカのミサイル攻撃で死亡したと、治安関係者が土曜日に述べた。

北ワジリスタンのトラックがミサイルで攻撃され、アブ・ジハード・アル・ミスリが他の抵抗勢力とともに死亡した。

アメリカはアル・ミスリに対して、100万ドルの懸賞金を掛けていた。

hoonEgyptian Al-Qaeda militant killed in Pakistan strike: official
ISLAMABAD

■アメリカのミサイル攻撃で27人死亡[081031 AP]

アメリカの無人偵察機によると思われるミサイル攻撃で、パキスタンの国境地帯にある2つの村で、アルカイダ工作員や外国人戦闘員を含む27人が殺害されたと、諜報関係者が述べた。

8月以来、このような攻撃が17回実施されている(中略)。

諜報関係者によると、金曜日に殺害されたアルカイダメンバーは、アブ・カシャだという。3年前からパキスタンの部族地帯に住み、アフガニスタンにいる外国軍に対する攻撃を組織していた。

北ワジリスタンのミール・アリの近くの民家と車にミサイル2発が撃ち込まれ、アルカイダ関係者を含めた20人が殺害されたという。

その2時間後に南ワジリスタンでもミサイルが2発発射され、外国人武装勢力多数を含む7人が殺害された(中略)。

過激派の抵抗運動の一環として、金曜日にマルダンの警察責任者の家に対して、自爆攻撃があった。警察責任者は無事だったが、関係者3人と一般市民5人が死亡した。「私が狙われた。しかし、我々の任務を妨害することはできない」と、アサール・アリ・シャー警察責任者が語った。(後略)。

hoonMissile Attacks, Apparently by U.S., Kill 27 in Pakistan, Including Qaeda Operative
DERA ISMAIL KHAN

■パキスタンの村を「アメリカ攻撃」[081031BBC]

アメリカのものと思われる無人偵察機が、アフガニスタンとの国境沿いのパキスタンの村を2度にわたって攻撃した。この攻撃で20人以上が死亡したと、治安関係者が述べた。

北ワジリスタンのミールアリの近くで攻撃があり、アルカイダ責任者を含む15人が死亡した。2度目の攻撃は南ワジリスタンで実施され、7人が死亡した。

(中略)関係者によると、死亡したとアルカイダ責任者はイラク人のアブ・アカシュだという。

地元関係者によると、20時30分頃にミサイルが2発発射され、ミールアルから30キロ離れたエソリ地域にある民家を破壊した。攻撃があったとき、アブ・アカシュは家の中にいたことが確認されている。

アブ・アカシュはこの地域では有名な過激派で、2002年にアフガニスタンから来てから、この地域に住んでいた。ソ連軍と戦うために80年代に、または90年代にタリバンとともに戦うために、アフガニスタンに入ったと言われる。

アブ・アカシュはイラクで生まれ、去年同盟軍に対する攻撃を呼びかけるビデオに出演したことで、有名になった。最近アルカイダの主流組織から離れ、自分の組織を作っていたという(後略)。

hoon'US strikes' on Pakistan villages

■タリバン、アフガン文化省を襲撃、5人死亡[081030 AP]

タリバン戦闘員がカブールの中心にある文化省を襲撃し、5人を殺害した(中略)。戦闘員たちが建物の中に銃を撃ちながら押し入り、そのうちの1人が自爆した。タリバンが犯行声明を出した。

「我々の敵は平和的解決策を模索している政府の努力を妨害しようとしている」と、カルザイ大統領が述べた。

3日前にアフガンとパキスタン関係者が、タリバンとの話し合いを開始することを決めたばかりである(中略)。元パキスタン駐在タリバン大使によると、アフガニスタンとパキスタンは最近サウジアラビアと接触しているという。国防省長官のロバート・ゲイツとCIA長官のデビッド・ペトラウスも、これを承認している。

(中略)これまでタリバンはアフガニスタン各地で自爆攻撃を実施しているが、カブールを攻撃するのは稀だ。

負傷した警官のアミール・ムハンマドによると、襲撃者3人が情報省と文化省の建物の外にいた警備員たちを襲撃した。その後建物の中に入り込み、1人が自爆した(中略)。この攻撃で5人が死亡し、さらに21人が負傷した。

タリバン報道官のザビブッラー・ムジャーヒッドによると、武装勢力3人が建物を攻撃し、コースト州出身のナキブッラーが自爆したという。残りの2人は逃走した(中略)。

木曜日にカンダハルのパンジャワイ地区で地雷が爆発し、パトロール隊の車が被害を受け、警察官4人が死亡した(後略)。

hoonTaliban storm Afghan culture ministry, kill 5
AMIR SHAH、KABUL

■タリバン、バジョールの作戦を中止すれば武器を捨てる[081030 News]

バジョールで治安部隊と戦っているモーラナ・ファキール・ムハンマドに率いられたタリバン武装勢力が、現在実施されている軍事作戦を中止すれば武器を捨てることを申し出た。

「政府が村に対する空爆や砲撃を中止すれば、武器を捨て、抵抗運動を中止し、政府に従って治安の回復に勤めることを約束した」と、有力な部族民長老のマリーク・ファズレ・マブードが述べた。武装勢力の拠点であるマーモンド地区でジルガが開催され、初めて武装勢力と直接話し合った。

ファズレ・マブードが、タリバン責任者に会いに行く前に、カールで何度も政府の幹部関係者と会ったという。政府は武装勢力を追い払い、彼らの家に火を放つことを要求していた。

マブードによると、マーモンドでラシュカルが組織され、TTPの副司令官であるモーラビ・ファキール・ムハンマド、バジョールのタリバン責任者で司令官のジャン・ワリ別名シーナ、そしてTTP報道官のモーラビ・オマルを含むタリバン幹部司令官の家に火を放ったという。

武装勢力たちは、今後ピックアップに乗ってパトロールは行なわないことを約束し、すでにもう実施していないという。しかし政府はまだ満足せず、条件を提示した。長老によると、ジルガのメンバーが再びマーモンドの極秘の場所で話し合いを行ない、ジルガに協力することを拒否した場合、厳しい行動を取ることを警告した。

マリーク・ファズル・マブードは、モーラビ・ファキールは無線を通じて話し合いに参加しているという(中略)。

ジルガによると、武装勢力たちはついに武器を捨て、抵抗運動を止め、検問所を撤去することに同意したという。さらに「イスラーム法」の施行を止め、バジョールに政府内政府を設置することもやめるという(中略)。

ただし武装勢力は、バジョールにおける作戦を中止し、「厳しい」国境犯罪法をやめて、シャリア法を施行することを要求している。

hoonTaliban to 'lay down arms' if Bajaur operation halted
Mushtaq Yusufzai、PESHAWAR

■パキスタンとアフガニスタン、武装勢力と接触[081028 AFP]

パキスタンとアフガニスタン政府関係者は火曜日、国境地帯の武力行為に終止符を打つために、タリバンと接触することに同意した(中略)。2日間にわたってイスラマバードで話し合いが開催されて、この地域の問題解決策を話し合った。

(中略)「両国の抵抗勢力と、小ジルガを通じて接触することに合意した」と、元アフガン外務大臣のアブドゥッラー・アブドゥッラーが述べた。タリバンなどの武装勢力も対象になるのかという質問に対して、パキスタン側の代表であるオワイス・ギラニが、「もちろん。抵抗運動に関わる者すべてが対象になる」と述べた。

2007年8月にカブールで開催された「平和ジルガ」に引き続き、両国から50人の政府関係者と部族民長老が話し合いに集まった(中略)。サウジアラビアの外務大臣のサウド・アル・ファイサルが1週間前にも、アフガニスタンのカルザイ政府とタリバンとの間の話し合いを仲介していると述べている。

火曜日に『ウォール・ストリート・ジャーナル』が、アメリカもタリバンの一部と話し合いを開始することを考えていると報告した。

パキスタンの北西辺境州知事であるガニは、抵抗勢力との接触は、「一部すでに行なわれている。さらに急いでこれを行なわなければならない」と述べた。「我々は集まり、彼らと話し合う。彼らも我々に耳を傾け、何らかの問題解決を行なう。対話なくして、解決方法はない」(中略)。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』によると、新たな方針では、アフガニスタンにおけるアメリカの戦略に対するホワイト・ハウスの極秘計画の草稿に含まれているという。話し合いはアフガン政府が主導するが、「アメリカはこれに積極的に参加する」という。

hoonPakistan, Afghanistan to seek contacts with militants
Sami Zubeiri

■アメリカ、アフガニスタンで犠牲に[081027 BBC]

アフガニスタン中央部で米軍ヘリが撃墜され、北部では兵士2人が自爆攻撃で死亡したと報告されている。

ヘリコプターの乗員10人は、ワルダック州で小火器で攻撃されたあと無事に逃走したと、米軍報道官が発表した。

またバグラーン州では、警察官の服装の男が自爆し、兵士2人が死亡した。タリバンが警察官に扮していたか、本当の警察官であったのかは明らかではない。バグラーンのアフガン関係者によると、プーエ・クムリの警察署における話し合いに参加していたときに、兵士2人が死亡したという。建物の外にいた警察官の子供も死亡したという報告もある。タリバンが犯行声明を出している。

ワルダックでは、米軍主導軍が撃墜されたヘリコプターの回収に勤めている。「ヘリコプターの乗員が敵と交戦したあと、ヘリコプターが撃墜された」と、米軍報道官が述べた。その後、乗員は現場から撤退したという。

最近タリバンは、カブールに近いワルダック州で、日中堂々と活動している。

hoonUS suffers losses in Afghanistan

■パキスタンでミサイル攻撃、タリバン司令官死亡[081027 AFP]

アメリカの無人偵察機がパキスタンの部族地帯にある武装勢力の訓練所を攻撃し、タリバン幹部司令官とその他15人が殺害されたと、関係者が月曜日に述べた。

(中略)関係者によると、日曜日夜に実施された南ワジリスタンに対するミサイル攻撃で、ジャラウッディン・ハッカーニの腹心のハッジ・オマル・ハーンが死亡した。「今のことろ犠牲者は16人になった。タリバン司令官のハッジ・オマルが死亡した」と、地元政府関係者が述べた。

別の政府関係者は、地元の情報源の話として、パキスタンタリバン20人が死亡したと述べた。

オマル・ハーンは、アフガニスタンの米軍主導NATO軍を攻撃していた。彼はタリバン司令官だった故ネック・ムハンマドの従兄弟でもある。

オマルは戦闘員たちをアフガニスタンに送り、攻撃を指揮していた。政治的な組織には属さなかったが、ハッカーニの腹心である(後略)。

hoonMissile strike in Pakistan kills Taliban commander
S.H. Khan、PESHAWAR

Sniffed Out By Trail Dog 0-1, 2003 - 2008.