【2009年1月26日〜2月1日】


■ペシャワル警察、武装勢力に対して作戦開始[090201 News]

土曜日に警察がモーマンド行政区に対して大砲を用いた作戦を開始し、武装勢力15人を逮捕した。また何者かがダラ・アダムヘールの近くにあるアデザイ村に、ロケット砲10発を発射した。

陸軍がスワートにおける作戦を変更したことを受けて、土曜日に警察と治安部隊が、バリ・コルーナ、ベーラ、モーマンダン、マスコ、キリ・シャー・ベーグに入り、武装勢力を押し戻した。

武装勢力たちはモーマンド行政区からペシャワル各地に侵入していた(中略)。この作戦の最中に、軍は武装勢力15人を逮捕した(後略)。

hoonPeshawar police launch operation against militants
Javed Aziz Khan、PESHAWAR

■スワートで武装勢力7人を含む14人死亡[090201 News]

土曜日にスワート谷では軍事作戦が続けられ、武装勢力7人を含む14人が死亡した。いっぽう武装勢力は土曜日に、別の学校を放火した。

カンジュ・デライからデライに向かっていた治安部隊を武装勢力が攻撃し、激しい衝突となった。この戦闘で武装勢力2人が死亡した。

情報源によると、治安部隊はデライ村で激しい抵抗にあったという。迫撃砲が民家に当たり、男性2人が死亡し、女性1人が負傷した。

カーバル地区のアリグラマ地域でも、武装勢力が治安部隊の車列を襲撃し、激しい銃撃戦となった。この戦いで治安部隊関係者1人と武装勢力4人が死亡した。別の兵士1人が負傷した。同地域では、戦闘ヘリコプターによる攻撃で、民家や車輛が破壊された。

カーバル地区では銃撃で1人が死亡、3人が負傷。またチャルバーでは、武装勢力1人が死亡した。情報源によると、チャルバー地域では、治安部隊と武装勢力との間で激しい戦闘が続いているという。

ハワザヘーラ地区のガシュコール地域では、牧童3人が迫撃砲を受けて即死した。

いっぽう武装勢力はカーバルのナンゴライ地域にある学校を爆破した(後略)。

hoonSeven militants among 14 killed in Swat
MINGORA

■アフガン人、一般市民の犠牲者が多発していることを米軍に抗議[090131 AP]

黒い髭を生やして怒り狂ったアフガン人男性が、いかにして16人の一般市民が村で犠牲になったかを、米関係者に叫んで抗議した。アフガン人長老が、犠牲者の中には、息子と孫4人がいると悲嘆にくれて抗議した。

ラグマン州知事の敷地内で、政府関係者や村人、共同体のリーダーたちが一列に並び、1人ずつ米軍関係者に抗議していった。このような作戦を実施する場合、アフガン兵の参加が許さなければいけないと主張した(中略)。

米軍特殊部隊による3件の作戦で、50人が死亡した。その大半が一般市民だったという(中略)。「このような作戦が我々の地域で再び実施されれば、我々はジハードを行なう。子供や女性の遺体を、これ以上見ることは絶えられない」。「カルザイ大統領には、もう堪忍袋が切れたと伝えた」と、マリーク・マレカルザトゥッラーがアメリカ人に述べた(中略)。

水曜日にラグマーン州知事の敷地内に約60人が集まり、抗議を行なった(中略)。アメリカ人関係者は型通り抗議を聞き、意図的ではないにしろ犠牲者が出たことを謝罪し、今後協力することを約束した。前日にアメリカは、隣のカピサ州で犠牲になった一般市民15人に対して、4万ドルを補償金として支払っている。

ラグマン州知事のラティフッラー・マーシャルは、米軍とアフガン軍がもっと協力することを要求した。タリバンは、一般市民の犠牲者が出るように、村人の中に溶け込んでいるという。「ある青年が、家族全員が殺害されたために自分は自爆犯になるという。これはマイナスのメッセージだ」。「タリバンは、村全体を政府に対立させることに成功している」(後略)。

hoonAfghans threaten US troops over civilian deaths
JASON STRAZIUSO、MEHTERLAM

■武装勢力司令官の家、爆破される[090131 News]

金曜日に治安部隊が、バジョール行政区のナワガイ地域にある武装勢力の拠点を砲撃するとともに、強力な武装勢力司令官の家を爆破した。

情報源によると、治安部隊はモーマンド地区の武装勢力の拠点を、重火器を使用して攻撃を続けている。武装勢力側の犠牲者は、報告されていない。

さらにナワガイ地域では捜索が続き、武装勢力司令官イムティアーズ、別名シェイクの家が爆発物で破壊された。政府はゾルバンド、ドーダ、ナワガイ地域を政府の管轄下に置いたあと、電力の回復作業を開始した(後略)。

hoonHouse of militant commander blown up
KHAR

■マラカンドで道路脇の爆弾。兵士4人死亡[090131 News]

金曜日にマラカンド行政区のガート・コト地域で、パキスタン陸軍の車列が遠隔操作爆弾の被害を受け、兵士4人が死亡、8人が負傷した。

スィンド連隊がスワートからペシャワルに向かっていたところ、遠隔操作爆弾が爆発した。爆弾はガート・コト・ロードの学校近くに仕掛けられ、兵士4人が死亡、8人が負傷した(後略)。

hoonRoadside bomb kills four soldiers in Malakand
BATKHELA

■親政府系タリバン、北ワジリスタンの開発事業を禁じる[090131 News]

北ワジリスタンの親政府系タリバンが金曜日に、パキスタン陸軍やNGOが行なっている開発事業すべてを禁じ、これに従わなければ厳しく対処すると警告した。

さらに金曜日には、アフガニスタンから迫撃砲8発が発射され、タール〜ミラリ間の道路近くにあるダンディ・カッチ地域に着弾した。犠牲者はいない模様である。

ハーフィズ・グル・バハドゥールが率いるタリバン武装勢力がミランシャーに集まり、井戸掘りや学校、病院、診療所建設などの開発事業を行なうことを禁じた。

会合のあとタリバンは、部族地帯で軍やNGOが活動を続けたら厳しく対処すると警告するウルドゥー語のパンフレットを、メディアに配布した。

タリバンによると、以前政府と2度にわたって調印した和平協定で、軍が北ワジリスタンで活動することを禁じたと主張した。和平協定を結んだあと、タリバンは北ワジリスタンで活動しているものの、軍や政府の施設を攻撃していないという。

しかしタリバンは、米軍が部族地帯を無人偵察機で攻撃し、無実な部族民が殺害されていることを快く思っていない。一般市民が殺害されていることに関し、政府が沈黙していることを非難した。

金曜日の会合でタリバンは、北ワジリスタンの部族民たちにも、軍やNGOの恩恵を受けてはならないと警告した。

タリバンは、人々のためと称して、軍がNGOの資金を使っていると疑っている(中略)。

さらにタリバンは、身代金と引き換えに部族民が誘拐されていることを指摘した(中略)。ハーフィズ・グル・バハドゥールが、タリバンをスパイしていた人間以外の人間を拉致することを禁じると述べた。「身代金と引き換えに拉致したならば、5日以内に解放しなければ罰される」という。

いっぽうアフガニスタンのコースト州タルホビ地域から、迫撃砲8発が発射され、北ワジリスタンのダンディ・カッチに着弾した。

また金曜日には北ワジリスタンに無人偵察機6機が越境してきた。そのうち3機が、タールの居住区近くにあるシャーワ町の上を、また3機がミランシャーの近くを旋回していた。

オラクザイ行政区にも米偵察機4機が越境したと、目撃者が述べた(後略)。

hoonPro-govt Taliban ban uplift work in NWA
Mushtaq Yusufzai、PESHAWAR

■オバマ、カルザイ大統領を見捨てる[090129 New York Times]

国務省と国防省、国家安全委員会は、カルザイ大統領には汚職を取り締まり、法と秩序を改善し、麻薬取り引きを行なう軍閥と立ち向かう能力があるかどうかを疑問視している。

米政府に近い情報源によると、カルザイ大統領に立候補を断念するよう圧力はかけないが、彼に対抗する候補者を支援すると述べた。

アフガニスタンの選挙委員会は、4月22日に予定されていた大統領選挙を8月22日に延期することを表明したばかりである。

アジウッラー・ルディン委員によると、治安悪化や技術的な問題、さらに2億2300万ドルの不足のため、選挙を行なうことはできないという(中略)。

外交筋によると、米政府はカルザイではなく、元外務大臣のアブドゥッラー・アブドゥッラーか、その仲間を推す可能性がある。アブドゥッラーは、オバマ大統領就任式に出席したアフガン人要人4人の1人である。

選挙が近づくにつれて、カルザイ大統領には反米的な発言が目立ち、アフガニスタン問題に欧米が関与していることを強く非難している。特にNATO軍の攻撃で、一般市民が多数犠牲になっていることを非難している。

(中略)カルザイの後継者としては、オバマ大統領就任式に出席したアブドゥッラー・アブドゥッラーを含む4人の政治家が注目される。就任式に出席したアフガン人の一行は、アブドゥッラーのほかに、グラ・アガ・シェルザイ氏、アシュラフ・ガニ・アフマドザイ博士、アリ・アフマッド・ジャラリ博士である。このうちジャラリ博士が最有力と見られる。さらにハッジ・ナスルッラー・バルヤライ・アルサライ氏も、候補者の1人である。アルサライは、カブール知事であるハッジ・ディン・ムハンマドの弟に当たる(後略)。

hoonBarack Obama abandons Afghan President Hamid Karzai
Dean Nelson, Alex Spillius and Ben Farmer、Kabul

■パキスタン、オランダ大使館攻撃容疑者逮捕[090129 AP]

パキスタンが、去年オランダ大使館を攻撃した容疑者9人を逮捕したと、警察が木曜日に発表した。

警察の声明によると、男たちはワジリスタンを訪れていたという。ラワルピンディ警察責任者のラオ・ムハンマド・イクバルによると、男たちはバイトゥッラー・マフスードと関係があったという。9人は、3月にイタリア料理店が爆破された事件にも関与していたと、警察は見ている(中略)。

警察は、9人の容疑者に対する証拠を明らかにはしていないが、水曜日に行なわれた捜索で、爆発物100キロや自爆ジャケットを作るための材料を押収したという。

ラオによると、男たちは「ケニア人」と関係があり、首謀者はすでに殺害されたという。米関係者によると、12月に、パキスタンのアルカイダの作戦指導者であったケニア人、ウスマ・アル・キニは、アメリカによるものと見られるミサイル攻撃で死亡したという(後略)。

hoonPakistan seizes suspects in Danish Embassy attack
STEPHEN GRAHAM、ISLAMABAD

■武装勢力を追って その1[090128 Asia Times]

(前略)表面的にペシャワルは、いつもと変わらない。店や会社、銀行や学校はみな平常通りだ。しかし実際には、さまざまな変化がある。

アフガニスタンのNATO軍に物資を運ぶトラックが、狙われている。アフガン人やイラン人外交官が拉致された。

今月ペシャワルのハヤタバードから、パシュトゥーン人の劇作家、アラムゼーブ・ムジャーヒッドが拉致された。先週、一人の祈祷師が斬首された。遺体には、祈祷を行なう者は、同じ運命にあうというメモが残されていた。

武装勢力の情報源によると、過去30日間のうちにシーア派や元軍人とその家族を含め、60人が拉致されたという。何人かは身代金と引き換えに釈放され、何人かは殺害され、残りはいまだに人質となっている。

犯行のほとんどはタリバンによるものと見られているが、犯罪者集団もこれに加わっている。

これに対してペシャワルの警備は非常に厳しくなり(中略)、かえって人々に恐怖を与えている。

(中略)私は、ムハンマドと仮に呼ぶある男と会った(中略)私はムハンマドに、武装勢力たちが分裂し、その結果バイトゥッラー・マフスードが鳴りを潜めていることを尋ねた。現在病気であるバイトゥッラーの仲間だったアブドゥル・ワリ、オマル・ハリッド、モーラビ・ファキールなどは、バイトゥッラー・マフスードと分裂した。ビンラディンとザワヒリはまだ生きているが、無人偵察機がアルカイダ多数を殺害した。

「分裂は事実だ。しかし、だからと言って、政府に有利になるわけではない」と、ムハンマドが述べた。「バイトゥッラーの指令系統は力を持たなくなったが、政府に対する抵抗はますます強化されるだろう。アブドゥル・ワリは、まだ政府と戦っている(アブドゥル・ワリは、モーマンド行政区で殺害されたと報道されている)。

「アルカイダは、いくつかの同じような組織の中に溶け込んでいる。最近カリ・ジアウル・レーマンが、アフガン人やアルカイダなどからなる600人のグループを率いて、モーマンドでパキスタンの治安部隊の検問所を襲撃している」と、ムハンマドが語った。

「明日あなたがスワートに行けば、マルダン、サワビ、チャルサーダ以外の町は、すべてタリバンの配下にあることがわかるだろう。ミンゴーラやスワートのような場所で外出禁止令を出しているのは政府ではなく、タリバンだ。タリバンが町を自由に闊歩している。治安部隊は、自分たちの拠点のなかに隠れているのだ」(後略)。

hoonON THE MILITANT TRAIL, Part 1
Syed Saleem Shahzad、Peshawar

■タリバン、学校と部族地域の民家を爆破[090128 AFP]

水曜日に地元政府関係者が語った所によると、タリバン武装勢力が男子校と新政府系長老6人の家を爆破した。事件は火曜日の夜、バジョールで起きた。

「公立の男子校と親政府系長老6人の家が、バジョール各地で爆破された」と、地元行政官のムハンマド・ジャミール・ハーンが述べた。

犠牲者の報告はなく、爆発があったとき長老たちは家にはいなかった。全員タリバンと対抗するために、バジョールのマムーン地域に組織された、ラシュカルのメンバーだった(後略)。

hoonTaliban blow up school, homes in Pakistan tribal area: official
KHAR

■パキスタン、タリバン12人殺害[090128 AFP]

パキスタン軍が水曜日に発表したことによると、治安部隊が部族地帯の村で抵抗勢力に対する作戦を実施し、タリバン12人を殺害した。

治安部隊によると、ダラ・アダムヘール・バザール郊外にあるトール・チャパール村に抵抗勢力が集結して、攻撃の準備をしているという諜報情報に基づいて行動したという。

軍報道官によると、治安部隊が大砲を用いて抵抗勢力の拠点を攻撃し、12人を殺害した(後略)。

hoonPakistan kills 12 suspected Taliban: military
PESHAWAR

■タリバンの拠点、スワートを脅かす[090126 BBC]

(前略)ここ2年間、スワートは武装勢力たちの温床となっている。パキスタンは多数の陸軍や準軍隊兵士を駐屯させ、制御しようとしている。戦闘で数百人が犠牲となった。しかしここ数週間で、状況が悪化した。政府が武装勢力との対話の開始が報告される中で、対立が急に激しくなった。

ことの初めは、ミンゴーラ各地の公衆の場に、首無し死体が遺棄され、人々を恐怖させたことに始まる。報告によると12月から1月にかけての2週間で、30人以上の遺体が町で発見された。

次にタリバンは女子教育を禁じた。ちょうど公立学校は冬休みに入った時期だったが、まだ開校していた私立の学校はすぐに閉鎖された。

同時に武装勢力たちは、ミンゴーラの学校数校を爆破した。軍が使用しているとの理由で、男子校も爆破された。軍はこれに対抗して、拘束していた武装勢力を殺害したといわれる。軍はこれを否定している。

さらに、軍はミンゴーラのいくつかの学校を占拠した。町で最も歴史のあるジェハンゼーブ男子校もそのひとつである。武装勢力たちがこれらを爆破するのを防ぐためだ。

3月1日に学校が新学期を迎えるまで、ミンゴーラの人々にとって時限爆弾を抱えているようなものだ。町は、大きく動揺している。

武力衝突が開始して以来、一般市民が犠牲になっている。武装勢力は、「リベラル」な考えを持つ人間を、「浄化」している。

スワートは、PPPとアワミ・ナショナル党の拠点である。武装勢力たちは今、その支持者たちを標的にしている。その結果、多数の家族が攻撃され、首を切られた。

地元の知識がない軍は、抵抗勢力たちを取り締まろうとして無差別に人々を逮捕して、逆に地元の反感を買った。

1年前、軍が占拠したミンゴーラの中心にある図書館に対する攻撃で、多数の一般市民が犠牲となっただけでなく、図書館に併設されていたスワート博物館も破壊された。1990年代に博物館新装とスワートの仏教美術保存のために、日本政府が4600万円を投入していた。今日博物館は閉鎖され、博物館内にあった仏像は、補修できないほどひどく破損された。

(中略)交通はほとんどなくなり、商売も滞っている(中略)。政府関係者たちも攻撃されることを恐れて、ほとんどいなくなった。2007年頃、スワート・コンチネンタル・ホテルの客室の半分以上が埋まり、70人以上の職人がいた。今は6人しかいない。残りの4人はテレビ関係者だ。

さらに部屋にはテレビがない。「客がほとんどいないために、テレビは取り払った。でもあなたにはあげましょう」と、ホテルの従業員が言う。しかしテレビが来ても、チャンネルが2つしかなかった。両方とも地元のニュースチャンネルである。理由を尋ねると、「それしかない」という。

屋根には衛星アンテナがある。しかしタリバンは衛星テレビを禁じている。

garrTaleban's stranglehold brings fear to Swat
M Ilyas Khan、Mingora

■パキスタンで新たな衝突「21人」死亡[090126 BBC]

スワートで軍と武装勢力の間で戦闘があり、少なくとも12人が死亡したと関係者や軍が発表した。

(中略)スワートのカーバル地域で死亡した者の中には、日曜日に射殺された武装勢力8人が含まれるという。

軍報道官が語ったところによると、「過激」な抵抗勢力8人が治安部隊との銃撃戦で死亡した。

しかし抵抗勢力報道官のムスリム・ハーンは、軍がカーバルで住民8人を逮捕して、その後射殺したと述べた。目撃者が語ったところによると、死者の中には地元タリバン司令官が含まれていたという。しかし土曜日の夜にバラ・バンダイ村で軍が8人を逮捕して、翌朝射殺したと述べた。

住民によると、武装勢力の捜索のために、外出禁止令が出ている。

いっぽう月曜日の朝、治安部隊がカーバル地域を襲撃して、女性を含む一般市民4人を殺害したと目撃者が語った。この攻撃で、少なくとも8人が負傷した。

これらの展開と関連して、武装勢力がミンゴーラから6キロ離れた村にある男子校を爆破した。軍がこの学校を利用していたために、破壊したという。

(中略)日曜日にタリバンの宗教指導者が地元FMラジオを通じて、スワート出身の政治家40人の名前を発表して、イスラーム法廷に出廷するよう要求した。政治家たちにどのような告訴状が出されたかは明らかにしなかったが、政治家の中には北西辺境州議会の大臣も含まれている。

hoonNew clashes 'kill 12' in Pakistan
M Ilyas Khan、Mingora

■スワートのタリバン、シャリア法廷に政治家を喚問[090126 Daily Times]

スワートのタリバンは、元・現大臣を含む43人の名前が掲載された「指名手配者」リストを発表し、タリバンのシャリア法のもとで裁くと宣言した。「指名手配者」の中には、国会や地方議員、地方知事や地元の指導者なども含まれる。

ファズルッラー師が日曜日の朝、自分のFMラジオで43人の名前を明らかにした。43人はタリバンの敵で、逮捕または部下によって殺害されるという。逮捕された場合はタリバン法廷に出廷し、シャリア法のもとで処罰されるという。

スワートのタリバンに抵抗するのをやめた政治家や有力者たち何人かには、「恩赦」を与えるという。今後タリバンに抵抗しなければ、危害は加えないという。

3日前に、アワミ・ナショナル党(ANP)の州大臣と北西辺境州議会のメンバー2人がスワートを訪れたばかりで、タリバンと対立する人々に協力することを表明している。その直後に、このような声明が発表された。

ペシャワルのANP指導者たちは、スワートの戦略変更を表明し始めた。

3日前に北西辺境州責任者のアミール・ハイダル・ハーン・ホティとミアン・イフティハール情報大臣、バシール・ビロール議員がそれぞれ、15日以内にスワートの人々には「いい知らせ」があると述べていた。どのような知らせかは、明らかになっていない。

ANP指導者のアスファンダール・ワリ・ハーンが日曜に、スワートの問題を解決するためには、タリバンは武器を捨てる必要があるという声明を発表したばかりである。

またファズルッラーは、リストに掲載された人間以外のスワートの住民には危害を加えないと述べ、家から避難している者たちは家に帰ってよいと述べた。

hoonSwat Taliban summon politicians to sharia court
Daud Khattak、PESHAWAR

■自転車爆弾、パキスタン北西部で5人死亡[090126 AP]

月曜日にパキスタン北西部で、自転車に仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも5人が死亡、20人が負傷した。

爆発はデーラ・イスマイル・ハーンの幹線道路で起きた。犠牲者のほとんどが、自転車のそばにいた通行人や車に乗っていた一般市民である(後略)。

hoonBicycle bomb kills 5 in northwest Pakistan
ISHTIAQ MAHSUD、DERA ISMAIL KHAN

Sniffed Out By Trail Dog 0-1, 2003 - 2009.